2013年3月28日木曜日

断裁分離のクライムエッジ 番宣



局:TOKYO MX
放送日:2013/03/27
制作:Studio五組
評価:HV1280

動きのあるカットばかりでアプコン並みにぼけてしまっているところも多いけれど、比較的安定したところでも小ぢんまりした分布になるソフトなHV画質になっている。効果でコントラスト抑えめだったり、少し暗くしたシーンも多いけれど、映像自体はコントラストも十分で基本線も適度に暗いので、くっきり画質ではなくても、環境によらず癖のないHV画質に見えそう。


軽微なノイズ効果はあっても圧縮劣化で荒れたフレームも少なく安定感もまずまず。

リサイズも特に癖のない乱れの少ない無難な処理で縦720のジャギもきれいに残っている。五組も引き続きHV1280。

GJ部 まとめ

初期に特徴の異なる映像がカオス的に混ざった状態だったそれほど複雑な状況でもなかったようだ。

1話2話はBDも放送と同等でそれぞれ縦810, 830.5とHV1280+を維持していたけれど,3話はBDで見るとかなりの部分が1280x720の特徴が残っていた。どうやら3話以降の本編はほとんど1280x720になっていたようで、当初は1440x810以上で作るつもりでスタートしたものの、スケジュールとか予算の都合か何かで1280x720に切り替えたというくらいの事情だったのだろう。

その影響で6話や11話の童夢に投げられた回はいったん縦830を超えるくらいのサイズで作った絵をわざわざ1280x720に縮小したような特徴になっていたし、他の回でも2段階のリサイズをしたように見えるカットがあったりと、ちょっともったいないことになっている。量で考えるとGJ部は基本HV1280の作品で、一部HV1280+の回も混ざっていたと言った方がよさそう、いう感じで終了。
  
テレビ放送では見抜けなかったけれどBDで見るとOPは基本1280x720でアプコン後に絵が切り替わる動きなどを加えている。一方EDは縦835の中途半端な数字でもすべて統一されていた。童夢絡みの本編は縦830を超える特徴が残っているので解像度視点で考えるとEDも童夢で作っていたと思えるけれど,ED撮影に関するクレジットはなく実際は不明。


まだ終わっていない作品もあるけれど、GJ部以外のHV1280+のまとめで挙げた2013冬作品は動画工房のもう一本まんがーる含め、1話の特徴を最後まできっちり維持している。全カット調べることも不可能なので実際は特徴の異なるカットが混ざっている作品もあるかもしれないけれど、1クールのアニメでここまで多種の映像が混ざっていたGJ部が特異な存在だったと言っていいだろう。継続だったドリランドも少し変わった特徴のカットがあったり、OPも本編と異なっていたりするけれど、大半は同じ特徴になっていてカオスというほどの混乱は見られない。

中二病でも恋がしたい! 契約更新邪王真眼


局:TOKYO MX
放送日:2013/03/27
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5

実質効果でソフトに仕上げたような1カットだけの映像なので、テレビシリーズ本編ほど大きな分布になっていないけれど、線の特長は高精細でも少し拡大した跡がある縦955.5辺りの京アニ本編のいつもの特徴と同じ。

何の告知なのかわからないけれど仮に映画であればいまの京アニはフルHDで作りそうだし、テレビ絡みのアニメとして何か新しい映像を作ろうとしているのかも?

ノラゲキ!


局:TOKYO MX
放送日:2013/03/26
制作:サンライズ
評価:SD-ip/486(A)

気持ち小さい感じのするアプコン分布。

輪郭線のある3DCGでも丁寧にSD化している感じでジャギ感のほとんどない線になっているけれど、その分ソフトというよりは少しぼけて見えるところも出てHVが当たり前の時代では微妙画質に見えてしまう。BDの画質はわからないけれど、元は普通にHDだろうし、意図して低画質化放送しているのでそれも狙い通りなのだろう。