2013年12月3日火曜日

となりの関くん 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/11/11
制作:シンエイ動画
評価:HV1280?

CM枠での番宣。テレ朝、NHK以外の局、さらに深夜アニメでも珍しいシンエイ動画。

大きな円に近い分布。十分暗い線でも黒というほど暗くはないので極端なくっきり画質にはなっていないけれど、コントラストも十分高い癖のない明るさの見やすい鮮明HVになっている。


シンエイ動画作品に多い特徴だけど、 細かい描写の線がガタガタにならないように丁寧に仕上げていて、ジャギの特徴が非常にわかりにくい滑らかな線になっている。細かい描写の潰れ具合を見ると1280x720クラスと思えるものの、解像度を推定できる特徴がほとんどなく番宣映像だけでは断定できるような特徴は見つけられず、?付きで保留。微妙画質のテレ朝やNHKで見るシンエイ映像より圧縮劣化も少ないので、本放送で見れば1ピクセルの精度で断定できる特徴も見つかるかもしれない。

鬼灯の冷徹 番宣


局:TBS
放送日:2013/11/22
制作:WIT STUDIO
評価:HV1280+/864


上下隅に届くほどではないものの、巨大といってもいいくらい大きな分布になる。まだ作品数が少ないWIT STUDIOだけど、今回は効果抑えめで高コントラスト映像。細い線も黒浮きが目立たず、癖のない精細鮮明HVに仕上げている印象。

進撃の巨人は3話以降、整数で16:9にならない中途半端な縦857だったけれど、この番宣は縦横とも16の倍数でちゃんと整数で16:9になるIGのHV1280+標準の縦864。

放送映像では見えない領域なので憶測でしかないけれど、進撃も撮影段階では1536x864だったものの、フルHDに拡大する時に少し絵が切れた状態だったのかもしれない。 本放送も1536x864であれば、WITのテレビアニメもしばらくはこのサイズが標準になりそう。

バディ・コンプレックス 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/01
制作:サンライズ
評価:HV1280



細すぎずしっかり暗いはっきりとした線がほとんどのメリハリのある鮮明HV。効果も多様しているけれど比較的オーソドックスな明るさバランスで環境を選ばず見やすい映像になっている。

ノイズで周囲が明るくなっているけれど、動きのあるカットばかりの映像で圧縮が出ている影響なので、本放送の動きの少ないカットはすっきりした分布になるだろう。

線に注目すると高精細に見えるところも多いけれど、細かい描写や線の輪郭のノイズなどには縦720の特徴がしっかり残っていて、これもHV1280。極端に鮮明さを欲張ったようなところもなくリサイズも上質で1280x720映像としては優秀な出来だけど、高精細アニメも増えているだけに1世代前のHV画質という感じがしないでもない?

攻殻機動隊 ARISE border:1 Ghost Pain



局:BS11
放送日:2013/11/20
制作:Production I.G
評価:HV1280+/864


BS11とMXで比較。どちらの局も常時左上にborder:2の宣伝表示付き。

十分大きな分布だけど巨大というほどでもない。絵で見ても1280x720クラスの映像とは思えない精細感はあるものの、IGに多いどちらかというとバランス志向の少しソフトなHV1280+映像。カットによって差が大きいけれど明るいシーンはあまり黒くない線が大半で、くっきり画質というほどの鮮明さは感じない。

CMで確認済みだったけれど、本編で見ても縦864で、元はIGのHV1280+標準、1536x864のもえたんBASARAだった。




局:TOKYO MX
放送日:2013/11/30
評価:HV1280+/864


MXの方が明るい部分の伸びが若干良く、全体ではBS11の方がわずかながら縦方向に潰れた分布になるところが多い。BS11の方はノイズの影響で周囲が明るくなっているなど、MXより見劣りする絵になっている。

MXで状態の悪いフレームで比較すればBSの方が良いところも容易に見つかるけれど、圧縮劣化でのノイズ、線の崩れもMXの方が圧倒的に少ない。細かい描写の潰れもBS11の方が目立ち、この作品ではMXの方が上と言っていいだろう。