2018年7月23日月曜日

つくもがみ貸します 1話

局:NHK-G
放送日:2018/07/22
制作:テレコムアニメーションフィルム
評価:HV1280+/830.5


色味のある少し明るめの線が多く、細かい描写も少ないので精細感もそれほど強くないソフトな絵に見えるシーンが多い。それでも線の輪郭は比較的はっきりしている方なので、テレビの鮮明化処理でメリハリのある映像に見えそう。

少しジャギ感の残る線でリサイズでの乱れも少なく、縦は830.5辺りの中途半端な特徴で、計算では1476.5x830.5辺りになる。古くからHV1280+を続ける貴重な制作だったテレコムも、ここ数年1280x720が当たり前になってしまっていたけれどようやくHV1280+に復帰。

HV1280+時代のテレコムは1488x837が標準という感じでほぼこのサイズで統一されていたので、このアニメも元はこのサイズだったものが拡大時に欠けてしまったパターンだろう。以前は欠けた状態になっていなかったので、1280x720を続けている間にその技術(といっても単純なリサイズ処理)が失われてしまったようだ。

縦830.5は初出ではなく、2013年のGJ部2話以降何度も出てきた数字で、最近ではセントールの悩みがこのサイズだった。

ハイスコアガール 2話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/20
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900

2話も1話と映像の特徴は大差なく線の輪郭がソフトでわかりにくいけれど、都合が良いことにCG部で線間隔が非常に狭い描写が何箇所かあり、そこでは解像度限界で縦900のジャギがはっきり確認できた。

他のカットを見ても確信できるほどではないものの、断片的ながら縦900に十分近い特徴が確認できるので、基本1600x900のHV1280+で間違いなさそうだ。

アンゴルモア元寇合戦記 2話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/18
制作:NAZ
評価:HV1280+/845?

2話の映像も解像度推定に使えそうな特徴がはっきりせず、線の輪郭がソフトなことに加え、リサイズで少し癖のある周期的な揺らぎが出ていて1ピクセル単位での判断が難しい。

幸い、人物紹介のテロップ的な文字がフルHDでなく撮影解像度で入っていため、その特徴から縦は840よりわずかに大きいと推定。さらに、その辺りの数字で改めて断片的な特徴を見ると縦は845に見えるところが多く見つかった。

放送映像で断定は強引と思うくらいはっきりしない特徴なので?付きの評価のままにするけれど、この辺りのサイズなのは間違いなさそう。