2010年10月24日日曜日

屍鬼 9話



局:BSフジ
放送日:2010/10/23
評価:HV1280


BSのチェックを忘れていたので、今更ながらフジテレビと比較してみる。上がBS、下が地上波。

ほとんど差のない分布でこのフレームでは僅かに地上波の方が横の伸びが良く見えるけれど、逆にBSの方が僅かによいところもある。静止画を拡大して比較しても細部の特徴も十分近似していてロゴ無しでの判別が不可能というくらい似た状態。色の差もほとんどない。

若干四角感のある分布になるところが多く、リサイズでの周期的な輝度の変化があり非常に優秀というほどでもないけれど、十分大きめの分布の鮮明HVでバランスも悪くなく、圧縮劣化も目立たないので不満に感じるようなところもない。




局:フジテレビ
放送日:2010/09/02
評価:HV1280

フレームで比較すれば地上波の方がよく見えるところも見つかるものの、動きの大きい部分での安定感も細部の情報も良く残っているのにBSの方が上のところが多い。動画で見てわかるほどの差でもないけれど、BSフジは放送としてはかなりよい状態なので、この作品ではちょっと見劣りする感じ。

ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編


局:BS-TBS
放送日:2010/10/23
評価:HV1280


1話と大差ない大きな分布で特に変わったところもなさそう。通常回はTBSの映像しかちゃんと見ていなかったので、久しぶりにBS-TBSで見ると圧縮劣化の多さが気になってしまう。10周年間近ということでそろそろ改善して欲しい気分。




アバンも引き続き周囲カット状態でHV960相当の解像度しかない。横の伸びが微妙によいのは補間の弱いリサイズで拡大によるボケを軽減しているためのようで、線もガタガタでジャギ感強めの絵になってしまっているところもあり。

2010年10月23日土曜日

オリジナルアニメプロジェクト 告知CM?


局:TBS
放送日:2010/10/22
評価:HVFULL

ここまで内容不明の宣伝も珍しい。全編FLASH風味の映像で絵らしい絵もなくチェックする意味があるのか微妙だけど見ておこう。

縦の伸びが非常によい巨大分布で、縦1080の特徴がよく残っているフルHD相当の映像。横も1920のジャギの特徴が良く残っている。

というだけで、この映像から実際の作品の画質を予想するのは無理な話・・・だけどシャフトの時点で?

探偵オペラ ミルキィホームズ 3話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/21
評価:HV1280

先週の予告も縞HVだったので、最後まで似た状態になるかと思ったら、3話で縞HVカットはほぼ消えて巨大分布の鮮明HVという表現だけで十分な状態に改善。

簡易チェックでは1カットだけ縞HVのところが見つかったけれど、1,2話の状態を考えれば解消と言っていいだろう。

予告と違ったということは縞の問題を認識した上で修正したと解釈して、4話以降で縞カット増量はないと考えていいかな?

全力ウサギ


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/10/22
評価:SD-i/486(A)


tvkとの比較でチェックしておこう。上がキッズ、中央がtvkで同じ場所。

分布でわかりやすい常時縞のSD-iだけど、低コントラスト気味の淡い質感ということもあって、レタボっぽく見えるものの縞の影響でのちらつきなどはほとんど気にならない。

といっても比較的細かい描写も多いのに縦方向は大きく崩れていてかなりもったいない画質になってしまっている。



局:tvk
放送日:2008/01/12
評価:SD-i/486(A)

アプコン分類もやってない初期のチェックなので、当時のデータそのままでやり直したもの。いつも通りのtvkボケでキッズより横の伸びが悪く少しノイズも多い感じはするけれど、普通に見て差を感じるほどでもない。




キッズのデータで縞希少した時の分布。縦の解像感は大幅に向上して線も細くなり(といって元に戻しただけだけど)分布も縦長の理想的なアプコン分布になる。

2010年10月22日金曜日

猫の恩返し



局:日本テレビ
放送日:2010/10/22
評価:HV1280+

2年前のアプコン放送はこちら。探すのが面倒だったので別のフレームだけど、カットによる分布差は少なく、特にアプコンだった2年前はどこを見ても似たような分布になる。

大きい分布になっても全体に四角分布になっている。カットによっては、さらに四角感の強いところもある。

しっかり黒い線でコントラストも高く、線周辺のノイズによる輪郭強調効果で鮮明感は十分というより少し過剰なくらい。線が少しガタガタになっていたりジャギ感もそれなりにあり、最近のHVアニメと比べると見劣りする初期HVにありがちな画質。まあ実際古いわけで、公開時期を考えると多少不慣れでも雑な感じもしないし、フィルム経由でなくグレイン(本物)やコマ位置のガタツキもない安定した映像なので、不満を持つ人はほとんどいないかな?

上下20~21ピクセル幅の黒帯付きでほぼ1.85:1のビスタサイズだけど、ジャギの特徴は黒帯び込みで縦横ともほぼ正確に1440x810になっている。映画ではあるけれど横1440はこの頃から使われていたようだ。

2010年10月19日火曜日

CHAOS;HEAD 再検証


局:TOKYO MX
放送日:2008/10/28
評価:HV1280に修正

2年前になってしまうけれど、かなり大きな円に近い分布。絵で見ると僅かにジャギ感も残り、最近の優秀な映像と比べると少し古い感じはするものの、今期の鮮明HVの分布と比べても遜色ない鮮明画質だった。

絵のジャギの特徴だけ見ると1362x766になっているのでHV1280+としてしまったけれど、中途半端な数字だけになんとなく不安に思っていた危惧の通り、ノイズのジャギの特徴は正確に縦720になっていて、元絵の特徴を誤認していただけだった。当時の知識や調査方法では回避困難な誤認だけど、間違いだたのは変わらず、信じてしまった人ごめんなさい。

1年くらい前から「ノイズのジャギ」という表現を時々使うけれど、リサイズの副作用として線の周辺に出るリンギング的なノイズのことで、このノイズは元の絵には存在せず、リサイズ後だけに出現するという処理過程を推定する時には便利な特性がある。といってもリサイズで必ず出てくるわけでもないし、元絵の段階で同様のノイズが存在するものや、横1920-1440間のリサイズでも同種のノイズが出るので、誤認の原因にもなってしまうのが悩ましいところ。

お願い!ポクポン


局:TwellV
放送日:2010/10/19
評価:HVFULL

TwellVでは比較するようなアニメもなかったので、フルHD相当のこの作品でキッズ@e2と比較してみよう。同じ話まで待つのも面倒ということで話数が違うのでOPでの比較だけど映像の特徴は本編と同じ。上がTwellV、下がキッズ。

TwellVの方は横の伸びが悪く、この分布では切れてしまってわからないけれど絵では縦方向にも少しボケがある。1例だけで断定するのは危険だけど、TwellVもボケ局の仲間のようだ。

ボケに加えキッズより圧縮劣化も目立ち、色も不安定なところが多く静止画で比較すると見劣りする。といってもこの巨大分布なので、動画で見てもキッズとの差はわからないくくらい十分凄い映像にはなっている。



局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/10/19
評価:HVFULL

FLASHで作られた映像が元でベタ塗りに近い情報量の少ない絵ということも効いているのだろうけど、全体に圧縮劣化も少なめで細かい描写もよく残っている。

縦方向はまったくリサイズされず1080を維持しているけれ、横は1920を維持していないのは分布でも映像の特徴からも明らかで、これも途中で1440x1080を経由した映像。今のところキッズHDでも横1920を維持した映像は未発見で、他の1920局同様、局側で1920に拡大した1440x1080映像に過ぎないようだ。

現状では横1920放送は圧縮劣化を増やすだけで画質的なメリットは無いように思えるけれど、大半の1920局は圧縮破綻が出るとしても映像の特徴をできるだけ残そうとしているように見える局が多いのに対し、1440がほとんどの地上波は視聴上気にならない部分は積極的に削ってでも圧縮破綻を減らす安定志向局が多いので、結果的に圧縮劣化が目立たない部分では1920局>1440局という傾向になっているのも面白い。

2010年10月17日日曜日

絶対可憐チルドレン 31話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/10/17
評価:HV1280

中途半端なタイミングだけど、BSJでの最後のチェックが31話で、それに合わせただけの理由、ということでBSJと同じところの分布。


横長分布で縦方向のボケが強いものの、横の伸びはかなりよい。若干ボケているもののHVとしては太めの線で描いているのでコントラストも高くくっきり感は十分。

動きの少ない部分でも僅かながらブロックノイズの兆候が見え出した感じの周期的な乱れも見え、動く部分の劣化もBSJより目立ち安定感は劣るものの、ほとんど差のない分布で普通に見ていて簡単に判別できるほどの違いを感じる環境は少ないかも。

このアニメは当初から評価迷走が続き最後までHV1280なのかそれより上なのか断定できるような特徴は見つけられなかった。今見てもはっきりした特長が少なく悩む映像だけど、横1280に十分近い特徴は多々あり、これも補間で元絵の高解像度の特徴がよく残っているだけのHV1280で間違いなさそうだ。

BS遅れはあっても秋アニメも出揃ったし、これは1年続いた作品だけど2年前の2008秋の作品でも評価に不安が残っているものがいくつかあるので再検証しておこう。

プチバンピ


★4:3アニメです

局:tvk
放送日:2010/10/17
評価:4:3-ip/486(A)

2003年フランスの作品で、国内では2007年秋からFOXMOVIESで放送されていたらしい。

4:3らしい横長分布。SDでも4:3の範囲だけで横720になるので、横方向は16:9のHV960と同等の精細さになる。コントラストも高く、4:3アプコンとしてはまずまずの画質。暗くてわかりにくいけれど、装飾サイドバーで、日本語のサブタイトルなどはHDで入っている。

これもPAL圏作品なので50i→60i変換した影響と思われる残像がある。その影響で縞のないフレームに戻せないところが大半なので、縦486に戻してもフレームで拡大しなおすことはできず、結局-ipアプコン程度の劣化は避けられない。SDサイズで表示する場合はアプコンでの劣化を軽減できるのでフィールドで縮小する意味はありそう。

ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編 番宣


局:BS-TBS
放送日:2010/10/16
評価:HV1280

あちこちで以前からCMも流れているけれど、☆☆☆の本放送と似たような大きさのいつものシャフト画質。人物が小さいところは線も細くなり、綺麗に縦720のジャギが残っている。

絵に比べセリフの文字は少し鮮明に見え、輪郭もなめらかになっているけれど縦1080というわけでもない。絵に比べ文字はしっかり黒いとか、鮮明さより補間優先でリサイズした?といった処理の差だけで、文字の周辺のノイズには絵と同様1280x720のジャギが残っていて、放送用に加えた特別編の文字を除くとフレーム全体が1280x720で作られたHV1280映像。

ただし、最後の番組タイトルの部分はちゃんと縦1080だった。

1年前の365特別編はまだアプコンでもちろんコンポジ。結果的にHV化(けんぷは低画質化放送だったけど)との間だったので、BS-i木曜時代から長く続いたこの枠の伝統画質もその時が最後。

2010年10月16日土曜日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 1話


局:BS11
放送日:2010/10/16
評価:HV1280


MX, tvkと同じところ。

いつも通りMXより横の伸びが悪く、少しボケた状態。tvkはBS11以上に伸びが悪いだけでなく、圧縮での乱れも少し多いので周囲に薄くノイズの分布も見えている。BS11もMXと比較するとちょっと甘い絵になっているけれど、乱れも少なく見劣りするような悪さも感じない環境も多そう。

2010年10月15日金曜日

十二国記 1話


★4:3アニメです

局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/10/06
評価:HV4:3


この1話は先週の放送だけど、判断が難しそうな映像で先送りしていたため遅れての更新。

最近の鮮明HVと比較しても遜色ない円に近い巨大分布。演出による効果もあるけれど、高コントラストのシーンも多くくっきり感も十分。さすがに近年の高精細作品と比べると補間も弱く、リサイズでの乱れも僅かにあるけれど、元から十分高解像度なので普通に見て気になることもなさそう。

僅かとは少し荒れていることもあって誤差なくとはいかないけれど、細い直線的な線にはジャギの特徴も比較的よく残っていて、縦840に見えるところがあった。縦840で正方画素と仮定すると4:3の範囲での横は1120になり、実際それに近いジャギやノイズが見えているので、1120x840かそれに十分近いサイズだろう。

今更ここで書くまでもないくらいの映像だけど、横は僅かに甘くなっているものの縦は840の数字に見合う細かい描写も潰れず綺麗に残っているので、多少誤差があるとしても4:3でもHVという点は間違いない。

鉄のラインバレル 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/10/14
評価:HV1280-i(GONZO)

TBS放送時と同じ場所。分布もTBSと大差なく、同じように縞HVで、もちろんGONZO縞。

横の伸びもHVとしては悪く、優秀なアプコンと大差ない分布の通りどこか眠い画質だけど、線が太めなので極端に黒浮きした線は少なく、極端にボケ感の強い映像というほどでもない?

ボケの影響で、縞が見えにくい分縞HVの割りには落ち着きのある映像に見える(誉めてない)ので、縞解消しても見た目の印象はあまり変わらないかも。

海月姫 1話


局:フジテレビ
放送日:2010/10/14
評価:HV1280

十分大きめの円に近い分布。線周辺に弱くリンギング的ノイズもあり、少し四角感のある分布になるカットも多いけれど、しっかり補間された線でジャギ感はほとんどなく、線はとてもなめらかに見える。

線も暗くコントラストも十分で、高いレベルでバランスのとれた鮮明HV。グレインもなく巨大分布になるような欲張った鮮明さもないので、圧縮劣化も少なく放送画質としては安定している印象。

ジャギ感のない絵ではあるけれど、細い線やノイズには正確に縦720のジャギが残っていて、これもHV1280。

探偵オペラ ミルキィホームズ 2話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/14
評価:HV1280, HV1280-i(GONZO)

予告の時点で予想できたけれど、先週に引き続き縞縞カットと正常カットが混ざった状態に、MXL字も追加。分布でわかる通り、ここは縞カットの分布だけど、横の伸びはかなりよく縞解消すると円に近い分布になる。

縞HVもその発生原因がリサイズにある点では特異な存在だけど、縞と表現した通りフィールド間の差によるコーミングの一種。誤判定を100%排除するのは難しいけれど縞判定した上で縞部分だけ縞解消した絵に差し替えれば、混合状態でも理想に近い映像にする作業もある程度自動化できる。

今回はL字中も縞カットと正常カットが混合ということで、面倒な作業をするくらいなら(他局が視聴できるなら)他局の録画を使った方がいいけれど、今回の放送で出来る限りよい状態にする場合、L字解消を先にしてから縞解消を行ないさらに僅かに残るL字部分を削るという手順が無難。ややこしい映像なので丁寧に処理してもあまり綺麗な絵にならないかも?

2010年10月14日木曜日

モンハン日記 ぎりぎりアイルー村 ☆アイルー危機一髪☆


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/10/14
評価:HV1280+

MXと同じところ。

ほとんど差のない巨大分布の鮮明HV。圧縮劣化はMXより目立つものの、この分布の割りには激しい崩れも少ない感じ。普通に見ていても気付かない差ではあるけれど、細部の色がMXでは濁り気味なのに対し、キッズでは色の境界もはっきりしてわずかながら鮮やかに見える。

ジャギの特徴はMXと変わらず、縦横とも正確に1440x810のHV1280+。

ツバサ・クロニクル 52話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/10/13
評価:HV960

NHK地上波での放送は未視聴で、BS2放送の宣伝としてBShiで流れた映像しかチェックしていなかったけれど、最終回ということで触れておこう。

時間も短く状態の悪いカットばかりの番宣でBShiとは状態が異なり局間比較の意味はないけれど、やや小さいものの円に近いHV分布。カットによっては淡い感じに見えるところも多いけれど、コントラスト十分なカットでは、ソフトでもHVらしさのある映像になっている。

BShiの時960x540っぽいけれどずれがある感じと書いた通り、やはり960x540ではなく、縦は575になっている。中途半端な数字だけど、縦横とも16の倍数になる1024x576より1小さいだけ。横も正確な数字は確認できないけれど1024に近い特徴なので、元は1024x576だったものが拡大処理で僅かに切れた状態のようだ。

デジタル的に切りのいい数字なのに、1024x576と思える映像は未発見だったので初期のHV作品だけど、あに瓶的には新種発見といったところ。先月の薄桜鬼2期HV番宣も同じかもしれないけれど、結局アプコン放送で、安定した映像で再検証できず可能性がありそう、という程度でしかない。2シリーズ52話と比較的長く初期から同じだったのかは未確認だけど、最初に575を確認したのは30話前後だったので後半は同じだろう。

960より大きいものの1280に比べると960寄りで、縦も600に満たないのでハイビジョン制作と呼ぶのはふさわしくないと思う人も出そうなサイズということで、このサイズまではHV960分類に入れてしまおう。

2010年10月13日水曜日

百花繚乱サムライガールズ 2話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/12
評価:HV1280+

HV率がとても高い今期でも30分枠の新作でHV1280+で間違いなさそうなのはこれだけ。1話同様かなり大きな分布で、暗いながらも縦の伸びも十分優秀。

ぼかしも弱くジャギの特徴もはっきり見えるところが多いので、容易に1ピクセルの精度で判別できそう、と思って調べてみたものの、高精度で判断できるフレームが見つからず、縦は±10以下の誤差で846くらい。846という数字は1504x846で整数で16:9の組み合わせになる数字の一つなので他の数字より正解の可能性が高そう?という理由で挙げたものだけど、確信はまったく持てないもののほぼ誤差無く846かも、と思えるところは一応あった。

似た数字のジャギはFORTUNE ARTERIAL 赤い約束にもあり、この作品も元絵の特徴が見えているだけで、実際はもっと小さいサイズを経由したかもしれないけれど、小さいサイズにすると潰れてしまうような精細な描き込みも綺麗に残っているし、1280x720と思える特徴も皆無なのでHV1280ではないだろう。最近の非常に優秀なHV1280アニメの映像を見ると、絶対不可能と断言するのも少し不安だったりするけれど。

先行の時、墨効果が縦1080のように見えるようなことを書いたけれど、見直してみると場所によって異なっていて、絵と同じ解像度のところと縦1080で加えたところがあるようだ。規制というより効果として使っているところもあるので絵と同等のところが多いかも。「一時間後」などの文字が出てくるカットがあるけれど、この文字も1080ではなく絵と同等の解像度。




よくあるパターンだけど、動画以外ではないサブタイトルや予告の背景の絵は本編より高精細で、縦の伸びも非常に良くジャギもフルHD相当の特徴になっている。これはサブタイトルの白墨飛ばしや文字を削って絵だけ残した状態の分布。

2010年10月12日火曜日

灼眼のシャナ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/11
評価:SD-ip/486(A)

MXでは初放送。

円に近い分布で少しソフトな輪郭という感じはするものの、普通のアプコン画質といった印象。上下隅に少しのノイズが目立つのは僅かに動きがある部分で縞が出ているため。

tvkでの2005年秋~の放送はもちろんコンポジ額縁だった。

探偵オペラ ミルキィホームズ 1話


局:tvk
放送日:2010/10/11
評価:HV1280, HV1280-i(GONZO)

MX同様フィールドで拡大された縞HVカットが混ざった状態での放送。

MXのちゃんとフレームで拡大された方のフレームと同じところ。MXより小さいといっても、かなり大きな円に近い分布で、かなり鮮明に見えるHV映像。

薄桜鬼 碧血録 13話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/11
評価:SD-ip/486(A)


tvkと同じ場所。

特別編はtvkとアプコンが異なっていたけれど、今回はtvkと同じ状態で、いつも通りMXの方が少し横の伸びがよい。

2010年10月11日月曜日

ロビンくんと100人のお友達


局:TwellV
放送日:2010/10/11
評価:HVFULL

TwellVのキッズステーションタイムではよくあるPC作画の短編作品。FLASHっぽいけど実際FLASHかは調べてません。

縦の伸びが凄い巨大分布の通り、フルHD相当の映像で、リサイズのない非常に綺麗な線になっていて縦1080のジャギもはっきり確認できる。

普通のアニメではまだ貴重な縦1080映像も、この手の作品では珍しくなくなってきた。

評価の細分化が酷いので、最近は増やさないようにしているけれど、全体がフルHD相当でなくても、動画としての絵の部分に縦1080の特徴が見える映像もいくつかあるし、そろそろ現在のテレビ放送のゴールになる分類も追加しておいた方がいいかな?

普通にフルHDとすると1920x1080の映像と思ってしまいそう、ということでBDではちゃんと横1920を維持した映像や画像があるものの、放送では1920局含め間違いなく横1920といえる映像は今のところ見つけていないので、HVFULLと表記。余計紛らわしいだろ、な気もするけれど、他の表記含めここだけで使う勝手ルールなのでまあいいか。HVFULLもHV1280+の一部なので、HV1280+のラベルは今まで通り維持します。

グレインと圧縮劣化の影響で正確な判断が難しいフィルム経由の映像は除くけれど、作品全体がフルHD(以上の)制作相当の映像とか、縦1080以上の映像と断言できる、といったもの以外でも、デジタル制作の動画部分で縦1080の特徴の出ているように見える部分がある、くらいのものも含みます。

2010年10月10日日曜日

劇場版 ジャングル大帝


局:BS11
放送日:2010/10/10
評価:HV1280+?

MXで去年アプコンで放送されたけれど、その時見たフレームと同じところ。

HVでの放送なので勝負にならずBS11の圧勝。

やや控えめの分布でくっきり感の強い絵ではないけれど、グレイン(本物)もそれほど目立たず、フィルム特有の動きのないカットでもコマ毎の位置ずれによるガタツキはあるけれど、アプコンではないのでそれが縞の原因になることもなく、フィルム経由の映像としては安定していて十分見やすい。

ただ不思議なことに、MXでは数ピクセル幅の僅かな黒帯はあってもほぼ16:9の映像になっていたのに、BS11ではMXより周囲の絵が切れた状態になっていてMXで見えていた部分が見えなくなっている。ビスタやシネスコの黒帯を避けるのならわかるけど、MXの放送ですでにその処理をした状態だったわけで、それ以上に削る意図がわからない。

グレインの影響で圧縮の劣化がそれなりにあり、細かい特徴が潰れ気味なのでフルHD相当の解像度でテレシネしたものかは判断できず。少し粗いジャギになっているところはあるけれど、720よりは上に見えるので、HV1280+分類に相当するサイズは維持している感じ。16:9になっていないフィルムを16:9で切り出すようなこともしないだろうし、元はちゃんと上下黒帯び付きのフルHD相当の映像で、放送用にかなり適当に16:9で切り出したとかなのかな?(もちろん憶測)

テガミバチ REVERSE 2話


局:テレビ東京
放送日:2010/10/09
評価:HV1280


このフレームは少しよく見えるけれど、1話と大差ない分布のところも多く見た目の質感はほとんど変わらない。絵で見ると1話にあったやや粗いジャギは見えなくなり、全体に1期1話同様少し落ち着いた映像になっている。

ボケ状態でも横方向は比較的乱れが少なく、人物の髪などの細い線の部分などに横1440を越えるようなジャギの名残が綺麗に残っていて、少なくとも最初の絵のデータは鮮明なHV画質でも通用するサイズになっている。縦は横ほどはっきりした特長がなく僅かに乱れ気味だけど、正確に720の状態があったように見える。

にも関わらず、強くぼかした状態というより、小さいサイズに縮小した時に出るような崩れ方が多く出ていて、撮影解像度はかなり小さい?という部分もあるけれど、SDやHV960(その近辺の別のサイズの可能性を含め)と思える特徴も見つけられず、結局ボケの正体はよくわからないまま。疑って調べているとすべてが怪しく思えてしまい行き詰まった感じでお手上げ。

一方、平行放送状態になっているキッズHDの1期の映像では縦720のジャギもわかりやすいところも多く、特に1期2話ではHV960では分解できない細かい描写も潰れていないなど、HV1280らしい特徴もしっかり残っているカットがあった。

先週の1話の悪さを考えると、話数、あるいはカットによって処理が異なっているだけかもしれないけれど、ボケすぎてよくわからないカットも非常に出来の悪いHV1280と言った方が似合ってる感じかな?といういい加減な理由で細かいことは気にせずHV1280にしてしまおう。

とある魔術の禁書目録II 1話


局:tvk
放送日:2010/10/09
評価:HV1280

MXと同じ場所。MXでもやや小さ目のHV分布なのに、tvkボケが加わってさらに横伸びが悪い。

元から低コントラスト気味な映像が、tvkぼけでさらに線が黒浮きしている上、色もMXより少しくすんだ感じでかなり眠い絵になっていまっている。自分が使っているテレビの特性も影響しているかもしれないけれど、このシリーズの映像はtvkと相性が悪く、MXと比較した時悩まず確実に判別できるくらいの差を感じる。

薄桜鬼 碧血録 13話


局:tvk
放送日:2010/10/09
評価:SD-ip/486(A)

先週の特別編と変わらず、縦の伸びの悪いアプコン分布で変化なし。

2010年10月9日土曜日

新ゲッターロボ 1話


局:BS11
放送日:2010/10/09
評価:SD-ip/486(A)

2004年のOVAらしい。

縦横とも極端に伸びが悪い小さいな分布。ボケが強い分、荒れた感じもほとんどなく線も太いながらもなめらかでコントラストもそれなりにあり、情報量の少ない絵には見えるけれど悪い画質という印象にはなりにくいかも?


BS11で2年前放送された、他のゲッターロボOVAはこちら(真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ)こちら(真ゲッターロボ 世界最後の日)

前者はアプコンの細分類を始める前で評価もないけれど、1フレームしか残してなかったデータに縞が少し出ていたので判別は容易でこれもSD-ip/486(A)だった。今ごろ書いても誰の役にもたたないけれど、後者も486(A)なので、いずれもBS11の局内アプコンではなさそう。

咎狗の血 1話


局:TBS
放送日:2010/10/08
評価:HV1280

初期の番宣しかチェックしていないけれど、それに比べるとかなり良い分布のすっきり画質での放送。

ソフトな線は十分なめらかでジャギ感はほとんどなく、全体に暗い絵でコントラストも低めなので鮮明という感じはあまりしない。極端に暗いシーンはしっかり全体が暗いのでちょっと見にくい環境もありそう。

ソフトな線でわかりにくいものの、正確に縦720の特徴も残っていて、これもHV1280。

FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 1話


局:テレビ東京
放送日:2010/10/08
評価:HV1280+? HV1280に修正


番宣同様、少し横長の大きな分布になるところが多い鮮明なHV映像。少し四角感もあり、普通に見ていて気になることはないものの少しジャギ感もある。

輝度グラデーションなどの効果で明るく補正されたところや、人物が小さく描かれるカットでは線が細くなりすぎて黒浮き気味なので、カットによって鮮明さも異なり、分布の割りにはくっきり感の強い映像に見えないところも多い。

ジャギに注目すると縦は800を越える高精細な特徴になっているところがあり、横方向もそれに見合う特徴が確認できる。線だけでなく周辺のノイズも高精細な状態なのでHV1280+の可能性が高そう。正確な数字を確認して全体が同じ状態であれば、間違いないと言えそうだけど、少し時間がかかりそうなので、?付きで後で確認。

追記
ジャギの特徴は整数で16:9になる組み合わせとしては1504x846に近いけど、細かいところはその数字に見合う精細さでもなく、ほぼ正確に横1280の特徴が出ているカットも見つかったので、比較的良質のリサイズで1280x720に縮小した結果、元絵の特徴がきれいに残っただけのようだ。ノイズにも高解像度のジャギの特徴が出ているので、元絵の時点で輪郭強調気味の絵でその特徴が最終的な映像の質感に強く影響している感じ。上に書いたことと逆になるけれど人物が大きく描かれたカットはコントラストも高く、くっきり感も強いくらいなので、画質が少し不安定と言った方が無難かな。

とある魔術の禁書目録II 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/08
評価:HV1280

1期はMX未放送。超電磁砲と比べても大差ないけれど、カットによって少し大きな分布で鮮明になっているようにも見える。とはいっても全体としては小さめもHV分布で、低コントラスト気味のいつものJC画質。
ボケている割りには線も少し荒れた感じに見え、低コントラストでも線の乱れがほとんどない最近のJC作品より見劣りするので、悪いJCと言った感じ?

それでもカットによっては正確に縦720のジャギも綺麗に残っていて引き続きHV1280。

2010年10月8日金曜日

ヨスガノソラ 1話


局:BS11
放送日:2010/10/08
評価:HV1280?


MXと同じフレーム。

例によって横伸びが悪いけれどMXでは横長な分布だったので結果的に円に近い分布になるところが多い。

分布差は小さくなくMXの方が鮮明で、僅かながら色発色も良くBS11の方が上と思えるところは無いけれど、ボケても大きめの分布なので十分鮮明に見える。

ルパン三世 カリオストロの城


局:日本テレビ
放送日:2010/10/08
評価:HV1280+

数フレームしか残してないため圧縮劣化が激しいこの作品では適切な比較ができず、自分の目が悪いだけかもしれないけれど。2年前の放送から明確に向上したような要素が見出せない。前回放送時は日テレの局ロゴがなかったというわかりやすい違いはある。

このフレームでは比較的圧縮劣化がなく僅かに向上しているようにも見えるけれど、別のフレームでは逆にグレインの潰れが激しいところもあり、前回の放送を残している人が比較した方が確実というこで諦め。

今回の放送とBDを比較しても同一ソースの映像に見えるし当然BDの方が劣化は少ないので、現時点では現行BDが最高画質と言ってよさそう。BD購入者にとっては僅か2年でリマスター商法されるという悲劇が回避されたのは朗報なのかな。

BD含め、改めて分布を見ると縦の伸びが悪くちゃんと縦1080でデジタル化したのか疑いたくなるけれど、ノイズの多さもあって低解像度の特徴も見えずよくわからない。映画なのに60iのマスターにしたとか雑な処理の影響というだけかもしれないけれど、リマスター商法が成り立つくらい状態は悪いので数年後には実際にやりそう?

それでも町は廻っている 1話


局:TBS
放送日:2010/10/07
評価:HV1280

番宣同様大きな円分布のいつものシャフトHV画質。全体に似たような分布になるところが多い。高コントラストというほどのくっきり感はないものの、十分鮮明で精細な映像。スカートのプリーツ線がガタガタで若干ジャギ感の残る絵になっているけれど、そこだけその状態なので意図はよくわからないけれどわざとやってる感じ?

追記
線の特徴の違いは、紙の動画段階では模様まで描かず彩色辺りで描き加えた、という作業の効率化の結果に過ぎなかったようだ。後描きでなく最初から描いているように見えるところもあり、そのようなカットでは輪郭同様なめらかな線になっていた。意識してみるとシャフト作品ではよくある特長で、似たような手法はどこでも使ってるのだろう

シャフトのリサイズは元絵の特徴もよく残っているものが多く、これも少しわかりにくいけれど、いつも通り正確に720のジャギが確認できるHV1280。



ひだまり☆☆☆と同じパターンで、アバンは本編よりボケて低解像度になっている。何をしたのかという点は☆☆☆と同じだろう。

全カット確認できないので、アバン中にもちゃんと1280x720の状態のところがあるとか、本編中にも低解像度のカットがある可能性もあり。いずれにしてもBDなどではちゃんとシネスコ風味の黒帯or装飾帯付きの映像になるんだろう。

他のシャフト作品ではシネスコ風味の黒帯を修正したりしていないのでTBSからの要望で黒帯消去加工をやっているように思えるものの、真相は関係者しかわからないところ。

ヨスガノソラ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/07
評価:HV1280?

画質よりMXでどこまで流せるか、の方が気になる人が多そうな作品だけど、画質的には番宣通りちゃんとHVでの放送。

番宣より横の伸びがよく横長楕円分布になっているけれど、番宣で見たフレームと似たところもありカットによって少し差がある。鮮明なところは似たような横長分布になるところが多い。

全体にジャギ感は弱く、線はソフトでなめらかに見える。線の太さに差がある作画をしていることもあって、特に人物が小さいところを中心に細い線の黒浮きが目立つカットもちらほら。それでも分布通り細部が潰れるようなぼかしもなく、独特の質感のHV画質といった感じでも十分鮮明に見える。

番宣同様はっきりしたジャギの特徴がなく、ボケている分縦方向は720以上にも見える特徴が残っているけれど、それは元絵のものだろう。細かい描写のあるところやノイズに注目すると縦横とも1280x720の特徴に近いけれど、1280x720と断定できるようなところが見当たらず?付きのまま継続調査。

探偵オペラ ミルキィホームズ 1話



局:TOKYO MX
放送日:2010/10/07
評価:HV1280, HV1280-i(GONZO)

MXでの番宣は本放送で比較すればいいかという感じでチェックしなかったけれど、結局tvk番宣同様縞HVカットも大量に混ざる混合状態での放送。

上はちゃんとフレームで拡大されたの部分で、僅かに横長な感じはあるけれど大きな分布になっている。線もしっかり暗く高コントラストのカットも多いくっきり感十分の鮮明画質。先入観を持って調べていると誤認しやすいとこともあって、どこの制作とか積極的に確認しないので、J.C.STAFFと表示されて驚愕したくらいJCらしさ皆無の質感。




番宣で書いたことは間違っていて、縞と鮮明さは関係なく、鮮明なシーンでも縞HV状態のところがあった。縞HVの見本のような分布になり、横の伸びは上と同じくらい良いので、縞解消すれば似たような分布の鮮明映像になりそう。

縞解消は可能でも混合状態の場合、カット毎に縞の有無を調べて処理を変える必要があり、全体が縞状態の映像より手間がかかる面倒な作業になる。同様に縞カットと正常拡大部分が混ざっているものは今までもあったけれど、この作品は頻繁に入れ替わるので真面目にやろうとすると結構大変かも。

残念な状態でも混合ということは、2話以降では改善される可能性もありそう、というのは楽観的すぎるかな?と思って予告を見たら全カット縞HVだったorz

2010年10月7日木曜日

神のみぞ知るセカイ 1話


局:テレビ東京
放送日:2010/10/06
評価:HV1280

番宣より少し大きい感じには見えるけれど、それほど差はなく、まずまず大きめのHV分布。少し四角っぽい分布になるところも多く、普通に見て気になるほどのジャギ感はないけれど少し線が荒れている。どちらかというと雑な感じがするけれど、過剰な鮮明感を抑えるための意図的に効果といわれればそう思えなくもない。

すっきりくっきり画質でもないものの適度なコントラストもあるのでボケ気味というほどでもなく、中間的なHV画質という感じに見える環境が多そう?

その乱れの影響でわかりにくい状態だけど、十分正確に720と思える特徴が出ているのでHV1280なのは間違いないだろう。

えむえむっ! 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/06
評価:HV1280

tvkと同じフレーム。

tvkでもかなり大きな分布だったけれど、やっぱりMXはさらに上の巨大分布になっていた。

tvkでは鮮明すぎる線の情報量に負けたとうことなのか、それほど動きがない部分でも圧縮劣化で線が僅かに崩れているのに対し、MXの線は少し落ち着いていて綺麗に見えるところが多い。リンギングっぽいノイズが若干出ていて、ちょっとボケたtvkよりはっきり見えているので、少し鮮明さを欲張りすぎた感じもするくらいのくっきり画質。

tvkより安定した状態で、絵の部分でも縦720の特徴が崩れず残っているところが多く、当然これもHV1280。

そらのおとしもの f(フォルテ) 1話


局:tvk
放送日:2010/10/06
評価:HV1280

MXと同じ場所。比較しなければ、大き目の円分布で状態のよいHV画質と思える分布。

元から高コントラスト映像ということもあって多少ボケても気になるような黒浮きもなく、かなり鮮明に見える十分凄い画質なのに、MXと比べてしまうと少し悪いという表現を使うことになるのは、申し訳ないなんて思ってしまう。それでもMXの方が上とはっきり言えるくらいの差があるわけで、額縁復活含めMXを越える日は永遠に来ないかな。

逆に、今でも局ロゴなしという貴重な存在であるし、L字トラップもないので画質以外の要素では圧勝。個人的にはどちらかというとtvkの方が愛着もあるので、まだまだtvkには頑張ってもらいたいところ。

2010年10月6日水曜日

そらのおとしもの f(フォルテ) 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/05
評価:HV1280


大きな分布の鮮明HVで、特に効果などないカットは似たような大きさの円に近い分布になるところが多い。線もしっかり黒い高コントラスト映像。意図的というよりリサイズの副作用と思われる線周辺のノイズによる輪郭強調効果も若干加わり、かなりくっきり感の強い映像になっている。

これもリサイズでの乱れは少なく、正確に縦720のジャギが確認できるHV1280。


話数によってアプコンが異なる局もあったけど、1期1話のMXのチェックはこちら

もっと To LOVEる 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/05
評価:HV1280

演出効果の影響もあるのか、場所による差が大きいアニメだけど、全体に番宣で見たところより良く、かなり大きな分布になるところも多い。黒に近い線を使うことは少なく少し明るい線描いているのでくっきり感の強い映像ではないけれど、絵としては十分鮮明なHV映像。

番宣で見た通り縦720の特徴も綺麗に残っていてこれもHV1280。アイキャッチ的な静止画カードは本編よりさらに鮮明に見えると思うけれど、タイトルロゴ含め縦横とも1280x720のジャギがはっきり出ていてここも本編と同じHV1280の映像。OPEDの文字などは普通に縦1080の解像度になっている。

画質以外も大きく変わってもう別のアニメという感じで1期と比較するまでも無いけれど、当時のチェックはそれぞれ、TBSはこちら。BS-iはこちら

パンティ&ストッキングwithガーターベルト 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/05
評価:SD-p/486

BS日テレtvkと同じ場所。

tvkとBS日テレの中間的な分布で、tvkほどグレイン風ノイズが潰れてしまっていないけれど、BS日テレよりは少しノイズ効果が少なくなっている。

元の映像のノイズと圧縮劣化によるノイズが混ざっている状態なのでどれがオリジナルに近いのかはBDなどの映像と比較しないとわからないけれど、このフレームではBSの方が特徴がよく残っているように見える。1フレーム毎比較していくとMXの方が劣化が大幅に少ないところもあり、わかりやすい問題のある局を除くと、局比較ではっきり優劣をつけるのは難しい。