2012年8月18日土曜日

宇宙兄弟 1話


局:BSアニマックス
放送日:2012/08/18
評価:HV1280


日テレ1話と同じところ。

似たような分布でもノイズの影響で周囲が少し明るいBSアニマックスらしい分布。それでもノイズが目立たない方で、普通に見ていて気になるような劣化も少なく、BSアニマックスと相性の良い作品かも。日テレは時計表示もあるし、巨大ロゴでもアニマックスの方が見やすい映像と言えるかもしれない。

ただ映像部分の画質視点で見ると、日テレも元からあるノイズ効果がつぶれている、という点で単純に優れているとは言えないものの、圧縮劣化は圧倒的に少なく安定した画質になっているので、日テレ方が良く見える環境がほとんどだろう。

絶園のテンペスト 番宣


局:TBS
放送日:2012/08/17
評価:HV1280?


アニメ映像を使っているものの、それも素材の一つとして使ったようなPV的な作りなので、実際の本編映像と同等とは言えなそうだけど、特徴を見ておこう。


動きのあるカットばかりで圧縮劣化も目立つ条件の悪い映像だけど、比較的乱れの少ないところでも小ぢんまりした分布になるソフトなHV。それでも効果のないところはbonesらしい太目でしっかり黒い線で描かれているので、しっかり鮮明に見えるカットも多い。ノイズ効果も多用しているけれど番宣映像だけのものだろうし、本放送はいつものすっきりくっきりbones画質になりそう。
 
安定したフレームがなく元のアニメ映像を拡大して使っているところも多いので断定はできないけれど、断片的に縦720に近い特徴が残っているところが多く、素材としてのアニメ映像はHV1280相当の映像だろう。

時と永遠 CM



局:BS11
放送日:2012/08/17
評価:LB-p/360


他でも流れていたしゲーム関連の映像はほとんどスルーしているけれど、HDアニメーションRPGという謳い文句に釣られてチェックしてみよう。

上は、普通のアニメ映像っぽいところの分布。

大きな円分布で見た目にもかなり鮮明に見えるけれど、ジャギ感の強い線になっていて元は640x360しかない映像を拡大した状態。この映像がPS3のアプコン機能を利用しているかどうかはわからないけれど、工夫されたアプコン処理を使っていて単純なリサイズでは実現できない良く出来た映像になっている。縦横3.0倍という整数倍の拡大で絵がゆがむような劣化もなく、レタボズーム以下の解像度の映像とは思えない映像になっているし、この部分もHD制作のアニメ映像と思ってしまう人も出てきそう。

プレイ画面ではないにしてもHDアニメRPGというのは相応しくない映像だけど、HD画質のアニメ映像にしてしまうとデータサイズも大きくなるだろうし、これはこれでありかも?

レタボ状態があったわけでえもないのでレタボズームではないけれどLB-p相当の映像なのでその分類。



評価:HV1280

プレイ画面部分の分布。

この部分は粗いジャギもなく、確かにアニメっぽい質感の線になっている。ゲームにしては線がガタガタに見えるようなジャギ感もないけれど、縦横とも1280x720の特徴がはっきり残っているHV1280相当の映像。


上のアニメ映像は縦横半分のサイズしかないけれど、高コントラストで線も黒に近いこともあって、ゲーム画面より鮮明に見える。