2017年1月8日日曜日

セイレン 1話

局:BS-TBS
放送日:2017/01/07
制作:Studio五組 / AXsiZ
評価:HV1280


作画の線は細めで精細感もそれなりにあるけれど、ジャギ感の強い線をぼかして整えたような作りの絵になっている。雑というほどではないにしても簡素な作りな印象。



ただ、そのおかげでどこを見ても縦720の特徴が強く残っていて、つまらないくらいわかりやすいHV1280。

これも横1440経由。

うらら迷路帖 1話

局:BS-TBS
放送日:2017/01/07
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/958

比較的線の輪郭が鋭利で線も暗いくっきり感強めの高精細JC。線の輪郭を見ると縦950程度の特徴と1080の特徴が混ざったようないつものカオスJCの特徴。ただ今回はズームで絵の拡大率が大きく変わる都合のいいカットがあり、その線の特徴から撮影解像度に由来するサイズが縦958程度と判断できるところがあった。

確実にフルHDのカットがあるのに、大半のカットに拡大した跡があるJCアニメはたくさんあったけれど、少なくとも上で触れたカットは撮影がフルHDでも元絵の解像度不足という状態でなく、整数で16:9になる大きさでいうと1712x963かそれより少し小さいサイズで撮影しないと再現できない特徴になっていることから、カオスJCアニメの複数解像度が混ざった状態と考えるのが妥当なようだ。ただ、カオスJCアニメではカットによってサイズが微妙に違うとか、フルHD撮影っぽくないのに元絵の解像度がフルHDでも余裕に見えるなど奇妙な特徴もあり、映像では判断できなさそうな謎はいくつか残っている。

過去の例からフルHDのカットも混ざってそうだけど、極一部しか見ていないので今のところ未発見。

これもリサイズ跡があり横1440経由の映像。

昭和元禄落語心中 ー助六再び篇ー 1話

局:BS-TBS
放送日:2017/01/07
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873


似たような質感でも若干くっきり感が抑えられ、1話で比較すると一期より落ち着いた絵に見えるところが多い。それでも線の輪郭は適度に鋭利で乱れも少なく、精細感も十分な精細映像に仕上げている。


いつも通り縦873の特徴がはっきり残っていて、元は1552x873の本家ディーン標準で再開。


これも横1440経由。

青の祓魔師 京都不浄王篇

局:BS-TBS
放送日:2017/01/07
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280+/873?

精細感は高めでも線も黒というほど暗くなくぼかし効果もあってくっきり感は弱め。映像で見ると線も十分なめらかで荒れた感じはほとんどないけれど、拡大してみると線の輪郭が粗くリサイズでの乱れもあってはっきりせず、亜人同様解像度推定が非常に難しい。

人物の輪郭線からの判断は諦めたけれど、第壱話の表示のある動きのない緻密な町の絵のカットが高解像度の絵を縮小した状態で、わかりやすいジャギが全体に残っていた。早速数えて見ると縦はまたしても873。このカットは873辺り、ではなく、誤差なく正確に縦873。

と言ったものの、他のカットを見るとCGのようなジャギの出やすいところでも873と断定できる特徴が見つからず、全編が1552x873と判断するには1カットだけというのは弱すぎる、ということでこれも付き。


仮に全編1552x873で正解だとすると、これはディーン以外では出てこなかった固有サイズなのでA-1もこのサイズ使うようになったということになりそう。あるいはどこかでディーンが絡んでいるのかもしれない?


BS-TBSも相変わらずで、このアニメも横1440経由のリサイズ跡の残る映像になっている。

亜人ちゃんは語りたい 1話

局:BS11
放送日:2017/01/07
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280+/873?

これもBS11でチェック。

線も適度に暗くすっきりくっきり画質に見える。線が少なめの絵でも背景を中心に細かい描写が多く意外と高精細。

映像で見るとまったく気にならないけれど縦方向に若干ボケがあり、垂直に近い線より水平に近い線が黒浮き気味になっている。その分全体にかなり滑らかな線に見えるものの、リサイズの影響で縦方向に周期的な乱れがあり解像度推定が非常に難しい。

安定しているカットでも拡大してみると線の輪郭が複雑に荒れてお手上げのところがほとんどだけど、線間隔の狭い細かい描写を見ると断片的ながら縦873近辺の特徴が多いので、ディーン標準の1552x873かそれに近いサイズの可能性が高そうだ。ただ1話ではまったく自信が持てないので?付き。2話以降も調べてみるけれど放送映像では十分な精度で判断できないかもしれない。

このアニメもやはり横1440経由。

スクールガールストライカーズ Animation Channel 1話

局:BS11
放送日:2017/01/06
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900

ここ数年アニメの本数が増えすぎて地上波しかチェック出来ていないアニメがほとんどなので、今期はBSの映像を多めに調べてみる。といっても局によって解像度が異なる時代でもなく、横1920局が相変わらず横1440経由の映像を使っていることを確認する部分が増えるだけかも。

演出で淡い絵になっているシーンも多いけれど、若干線が太めで精細さはそれほど強くないものの輪郭強調気味のくっきり鮮明映像が基本。




リサイズでの乱れも少なく、縦900の特徴がきれいに残っていて元は1600x900のHV1280+。

EDの文字の輪郭は地上波に比べると少し鋭利でノイズも少なく鮮明に見えるけれど、リサイズ跡は
しっかり残っていて横1440経由は相変わらず。

幼女戦記 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/01/06
制作:NUT
評価:HV1280

線が太めで精細感は弱いものの、演出でコントラストを抑えたところ以外は線も黒に近くくっきり感の強い絵に仕上げている。

鮮明さ優先のリサイズを使っていて周期的な揺らぎが出ているけれど、粗く見えるところは少なく線に注目すると1280x720より上?と思える特徴も多い。といっても1.5倍に拡大した特徴はしっかり残っていてこれもHV1280。

風夏 1話

局:WOWOW
放送日:2017/01/06
制作:ディオメディア
評価:HV1280

1話無料ということで久しぶりにWOWOWで確認。

若干色味のある線でも適度に暗く、癖のないすっきりくっきり画質に見える。

圧縮しやすそうな絵だけどシーンチェンジを中心にそれなりに劣化も見える。横方向のリサイズのないフルHDソースの割り合いが比較的高いWOWOWだけど、このアニメはリサイズ跡がしっかり残っていて1440x1080経由の映像を拡大した放送だった。他局より良いとしても上質な放送画質と言いたくなるような良さは感じないかも。

アニメの映像としては癖のないリサイズで乱れのない縦720の特徴がきれいに残っているわかりやすいHV1280。

政宗くんのリベンジ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/01/05
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280+/810

精細感もまずまずのすっきりくっきり画質。乱れの少ない縦810のジャギもきれいに残っていて1440x810のHV1280+。

特別高精細というわけではないものの、長く1280x720が中心だったSILVER LINK.も1440x810が1クール4作品連続で1年続いたし、今後も続きそうかな?