2012年10月8日月曜日

ToLOVEる -とらぶる- ダークネス 1話


局:BS11
放送日:2012/10/07
制作:XEBEC
評価:HV1280

MX1話と同じところ。

これもBS11の方が僅かに横の伸びが良く見える。

全体としてはBS11の方が線が引き締まって鮮明になっているのだろうけど、場所によってはMXの方が鮮明な線になっているところもあるし、静止画で比較しても鮮明さはほとんど変わらない。


BS11の方が動きの少ないところでの圧縮劣化で軽微な荒れや、シーンチェンジでの劣化もやや多いけれど、大きく動くところではMXより乱れが少ないところもある。どちらの局も得意なところで良さが出て優劣を付けるほどはっきりした差もなく、これも好み次第といった感じ。

中二病でも恋がしたい! 1話


局:BS11
放送日:2012/10/07
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5


MX, BSアニマックスと同じところ。

これも横1440経由のソースだけど、高精細映像だけに横方向のリサイズが少ない1920放送が効いているのか横の伸びが良くなっているBS11。

分布差はあっても絵で見てはっきりBS11が鮮明に見えるようなところは少なく人物の線はむしろMXの方が乱れも少ない。背景の微妙なディテールはBS11の方がつぶれず残っているところが多いけれど、圧縮劣化はMXの方が少ないのでBS11の方が情報量の緻密な絵になっているところは多くない。

フレームごと点数を付ければMXの方の方が高くなるところが多そうだけど、動きの激しいところはBS11の方が安定しているところもあるし、この作品も注目点次第で評価が変わるくらいの差しかないようだ。BSアニマックスは他2局より明らかに劣化の多い荒れ気味の絵なのでやはり見劣りしてしまう。

イクシオン サーガ DT 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/10/07
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280


横の伸びがかなり良く巨大と言ってもいいくらいの分布になる鮮明HV。

超コントラストというくらい極端にコントラストの高い鮮明さを欲張ったようなくっきり画質。明るすぎる感じがするカットもあるものの、映像全体で見ると特に不自然というほどでもない印象。ただ、環境によっては白飛び気味に見えてしまいそうなところもあるので、視聴条件によっては少し変な色と思うことはあるかも。

潰れているのですっきりした絵に見え、気になるよう粗さは感じないもののノイズ効果のちらつきが比較的はっきり見え、軽微でも圧縮劣化でのノイズが出ている。そのノイズの影響で周囲が明るくなっているため、境界がはっきりしないもやっとした分布になるところが多い。

鮮明さを優先したような画質でも普通に見ていて気になるようなジャギ感はなくリサイズの質も悪くないけれど、線も細めでジャギの特徴がはっきり見える線になっているところも多い。おかげでどこを見ても乱れの少ない縦720のジャギが容易に確認でき、この分布でもHV1280。

えびてん -公立海老栖川高校天悶部- 1話


局:tvk
放送日:2012/10/07
制作:AIC Classic
評価:HV1280

MX, BS11と同じところ。

tvkボケが激しく、小ぢんまりした分布になってしまうtvk。

元々コントラスト抑えめの映像が劣化で線のボケが酷くなって眠い画質になっている。色の悪さも気になるところもあり、はっきり見劣りする絵になってしまっている。

たまに放送ソース自体違っているのでは?と思いたくなるほどtvkボケの影響を受けやすい作品があるけれどこれもその一つで、tvkとの相性の悪いアニメと言えそうだ。他の作品より比較的容易に判別できるくらい印象が変わる環境も多いだろう。

みなみけ おかわり 1話

局:tvk
放送日:2012/10/07
制作:アスリード
評価:SD-p/487すたちゃ

テレ東1話で見たところ同じ絵だけど、これもまだルールがいい加減な時期で同一のフレームかどうか特定できず。


テレ東ではフィールド毎のリサイズで縞が出ているところがあったけれど、tvkではMXみなみけ同様動きのある部分でもちゃんとフレームで拡大されていてtvkの方が縦の伸びが少し良い。

tvk、テレ東とも487のすたちゃアプコンだけど、tvkの方が誤判定も圧倒的に少なく、上質なアプコン画質になっている。これもMXみなみけに似ているけれど、tvkでもOPの文字などにはフィールドで拡大されて縞が見えるところが多く見つかり挙動してはSD-ip。

縦の伸びがMXみなみけより悪いけれど、カットによってはレタボ経由を疑いたくなるほど縦のボケが強いところが見つかったりするので、SDソースの質にも問題があったようだ。tvkの問題というわけではなさそう。

好きっていいなよ。 1話


局:tvk
放送日:2012/10/07
制作:ZEXCS
評価:HV1280

MX1話と同じところ。

MXより小さくてもまだ十分大きめの円に近い分布。圧縮ノイズが若干多く、細かい描写ではMXよりはっきりしない線になっているところもあるいつも通りのtvk。

それでも線も比較的暗いのでtvkぼけの影響の黒浮きが気になるところも少なく、容易に判別できるほどの差を感じない環境も多いかも。

CODE:BREAKER 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/10/07
制作:キネマシトラス
評価:HV1280


大きな円に近い分布だけど、少し四角感のある分布になるところも多い。

高コントラストで線もしっかり暗いすっきりくっきり画質。暗いシーンも多いけれど、比較的明るい色で描写しているので視聴環境を選ばない見やすい映像。 軽微なノイズ効果があって僅かなちらつきがあったり、輝度グラデーションも多用しているけれど、弱い効果なのでべた塗りに近いすっきりした絵に見えるところがほとんど。

補間もしっかり効いて滑らかな線も多いけれど、細い線には縦720の乱れのないジャギも綺麗に残っていてこれもHV1280。

遊戯王ZEXALⅡ 74話


局:テレビ東京
放送日:2012/10/07
制作:ぎゃろっぷ
評価:HV1280+/810

枠移転セカンドシリーズでも話数は継続。

巨大分布でもないけれど大きな円に近い分布。ZEXAL1話と比べても大差ないけれど、線が少し太く、黒に近くなっているところが多く、くっきり感が強くなり鮮明になった。1年半前との比較なので、もっと前から変わっていたのか、あるいは放送回によって差がある、などの可能性は未確認。

拡大してみると彩色時のガタガタの2値画像の特徴が残っていて少し荒れた線になっている。後からぼかして滑らかにしたような特徴だけど、完成映像の線はとても滑らかに見え、上質というか、上手い!と言いたくなるような映像に仕上げている感じ。

線に注目すると、その荒れの影響でよくわからないところが多いけれど、 リサイズの副作用ノイズには縦810の特徴が残っていて、引き続き1440x810のHV1280+。

犬夜叉 紅蓮の蓬莱島


局:BSアニマックス
放送日:2012/10/06
制作:サンライズ
評価:HV960/576

2004年12公開最後の4作目。前作同様2重の見える分布になるところが多い。

境界が曖昧なので誤差の範囲だけど、僅かに黒帯幅が違って見え、上19下21ピクセル程度の幅黒帯付き。

これの縦は黒帯込みで576で横は1024。今回は縦は554より555に近く見えるけれど、最後まで1024x554~555程度のビスタサイズで作っていたようだ。