2013年7月7日日曜日

ローゼンメイデン 番宣


局:BS-TBS
放送日:2013/07/06
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873

こちらもTBS番宣と同じところ。


元は横1440を超える精細映像なので、リサイズの少ないBSの方が横の伸びが良く、より大きな分布になる。良くなったといっても横がばっさり切れたような分布は変わらず、これも横1440経由の映像。

絵で比較してもBSの方が僅かに細く引き締まって見えるところがあるけれど、見た目の鮮明さはほとんど変わらず、鮮明さだけで判別できるほどの違いはない。

圧縮劣化も比較的少ないものの、TBSと比べると多く安定感では若干劣る。BSの方が緻密な絵に見えるところもあるけれど、これもTBSの方が良く見える環境が多くなりそう。

ステラ女学院高等科C3部 番宣


局:BS-TBS
放送日:2013/07/06
制作:GAINAX
評価:HV1280

TBSの番宣で見たところ同じフレーム。


大差ない小さい分布だけど、これもBSの方が僅かに伸びが良く見える。絵で見てもBSの方が線もはっきりしているところが多く、少し鮮明になっている。

安定感ではやはりTBSの方が上に見え、BS-TBSの方が劣化の目立つフレームが多い。TBSもそれなりに劣化しているし、ぼかしの強い絵で劣化も視認しにくいので、印象はほとんどかわらないかも。

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation 1話


局:BS-TBS
放送日:2013/07/06
制作:ラルケ
評価:HV1280


TBS1話と同じところ。


似たような分布でもわずかにBSの方が伸びが良く見える。絵で比べてもBSの方が線が細く引き締まっているし、このフレームは背景の描写も潰れずよく残っている。


ようやく変更されたBS-TBSのエンコーダ。ただ、今回もやや中途半端な印象で、伝統のBS-TBS色は軽減されたもののTBSと比較するとまだ微妙にずれた色になっている。一方、色の滲みは劇的に軽減し細かい描写も鮮やかに見えるようになった。鮮明さも手伝って色の境界などはTBSよりはっきり見えるところが多い。

以前のようなブロックノイズだらけの劣化フレームも減り安定感も増して、このフレームもTBSより劣化や線の乱れが少なく細かい特徴も良く残っている。1920化の時点でTBSより鮮明になっていたけれど、安定感が増したことでより緻密さを維持できるようになった。ただ、大きく動くところやシーンチェンジ近辺はTBSの方が圧縮劣化が少なく安定しているし、TBSの方が良く見える環境の方がまだ多そう。

データ的に見ると地味な変化しかなく、画質に影響しそうな要素で見ると6月まで20.8~20.9Mbps程度だった映像のビットレートが20.4~20.5Mbpsに程度に落ちたくらい。ちなみに1440時代は18.6Mbps辺りだった。

この作品もいつも通り横1440経由のソース。

神さまのいない日曜日 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/07/06
制作:マッドハウス
評価:HV1280?


横の伸びは悪くないけれど、縦つぶれた横長楕円分布。最近は見かけなくなっていたけれど、去年の織田信奈に近い特徴で、以前は横長分布も多かったマッドハウス。横長分布共通の特徴だけど、垂直に近い線ははっきりしていても水平に近くなると黒浮き気味になる。

今期、淡い映像は多いけれど地味な効果で癖のない色合いの作品が多い中、極端な色表現の派手な映像で目立つ。それでも線も十分暗くコントラストが低くなり過ぎないようにしているので、見やすいバランスで鮮明に見えるし印象も悪くない。

ただノイズ効果もしっかりあり、特に背景の描写は潰れ気味。荒れて見えるほどではないけれど少し線も乱れているなどMXでも不安定な画質になっている。
番宣でもわかりにくかったけれど本放送でも線の乱れが大きく、縦720近辺に見える特徴はあっても正確に720と断定できるところが見つからない。BS11でも断定は難しいと思うけれど?付きで追跡調査。

げんしけん 二代目 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/07/06
制作:Production I.G
評価:HV1280



やや小さめの分布のソフトHV。1280x720でも大きな分布になる鮮明画質が主流になってきている中、比較的強いぼかしがかかっているけれど、線も適度に暗い高コントラスト映像なので、十分鮮明に見える環境がほとんどだろう。

非常に弱いノイズ効果もあるけれど、注意してみないとちらつきもわからないくらいすっきり画質になっている。安定感も高く派手に動くところ以外は圧縮劣化も非常に少ない。

少しぼかしているので線もそれほど細く見えないけれど元は細めの線で描かれているところがほとんどで、この作品もどこを見ても乱れのない縦720のジャギが残っているHV1280。

サーバント×サービス 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/07/06
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280


僅かに横長な感じもするけれど、大きな円分布になる。人物が小さく描かれるところでは少し黒浮き気味なっているけれど、基本は線もしっかり暗い高コントラストの癖のない鮮明HV。グラデーション塗りでも全体に効果の少ない映像で、背景の単調さもあって質素な映像になっている印象。

ノイズ効果もほとんど潰れて派手に動くところ以外は圧縮劣化も目立たず安定して見える。


比較的細い線での描写が多く、乱れのない縦720のジャギもはっきり残っていてこれもHV1280。

AICには多い特徴だけど、今期は他でも他でも線の細いアニメが多くなっている印象。撮影サイズはそのままで元絵の解像度を上げると、その分線が細くなりやすくなるし、これも去年から続く脱HV1280化の影響で、そろそろ全体の底上げも近そう?・・・と考えたくなるけれど、AICはもう3, 4年その特徴のまま高精細化の動きはないし、まだまだ1280x720が主流の時代が続くのが現実だろうか。

<物語>シリーズ セカンドシーズン 猫物語(白)



局:TOKYO MX
放送日:2013/07/06
制作:シャフト
評価:HV1280


映像でもカットごと印象が異なるのが当たり前という感じなので、全体でみると分布もバラバラだけど、特に鮮明なところを見ると大きくても若干四角感のある分布になるところが多い。

シャフト作品では珍しいことではないけれど、特に人物が小さく描かれるカットで通常より絵を縮小使って線が細くなっているところだけでなく、アップのカットでも少し細めの線で描いているところが多く、解像度限界でジャギ感の強いガタガタの線になっているところが過去作品より増えている印象。


OPはすっきりした絵で動きのある部分も圧縮劣化も少なく放送としては十分安定して見えるけれど、本編ははっきりちらつきが残るくらいのノイズ効果がありモスキートノイズも多い。それでも線が崩れてしまうような劣化は稀で、気になるほど荒れて見える環境もほとんどないだろう。

アップのカットも含め全体に細い線での描写が多いので、場所に関係なく乱れの少ない縦720のジャギもはっきり残っていて、引き続きHV1280。



局:tvk
放送日:2013/07/06
評価:HV1280


少し小さいといっても伸びは悪くなく、このフレームはtvkで見ても十分鮮明に見える。ただ、演出で少しぼかしているカットはtvkボケの影響が強くなる傾向があり、細かい描写も潰れ気味になってくる。ノイズ効果に負けてシーンチェンジ近辺で大きく崩れるところも目立ち、全体に粗い映像になってしまっている。

幻影ヲ駆ケル太陽 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/07/06
制作:AIC
評価:HV1280


大きな円分布になる鮮明HV。AICらしい極端に細い線で描いているけれど、細い線もあまり黒浮きせずしっかり暗くなっているところが多く、映像全体のコントラストも高いので精細感のあるくっきり画質になっている。

ただ、人物が小さく描かれるところなどでは、ガタガタと表現したくなるほどジャギの特徴がはっきり見えるところや、線が鮮明すぎてコントラストを抑えた背景に浮いて見えるところなど、少しちぐはぐに見えるカットもあるのもいつも通りのAICといった印象。

放送ではベタ塗りに近いすっきり画質に見え、動きの少ないところは劣化も目立たないけれど、ノイズ効果もしっかりあってMXでもシーンチェンジや動きのある部分では圧縮劣化が出やすく安定感は低め。

特徴も非常にわかりやすくどこを見ても縦横とも1280x720ジャギがはっきり残っていてこれもHV1280。

OPや予告は本編と同じ1280x720だけど、静止画も多いEDはフルHDで加工されている。ただ絵の解像度が不足していて拡大して使っているところも多く、CG的なカード以外の動画は1280x720映像の流用なのでフルHD相当といえる要素は限定的。


戦姫絶唱シンフォギアG 1話


局:BS11
放送日:2013/07/05
制作:SATELIGHT
評価:HV1280

円に近い分布だった1期から、少し角ばった分布に変わった。

作画的にも向上して見えるけれど、線も少し細くはっきり見えるところが増え、似たような明るさでも線がはっきりして鮮明さも精細感も増した印象。




局:TOKYO MX
放送日:2013/07/06
評価:HV1280

BS11と同じところ。

似たような分布でもMXの方が僅かに伸びが良く、周囲が暗くなっている。グレイン風ノイズがしっかり潰れてすっきりした絵になった分、圧縮劣化も少し減って安定感が増している、という2局間の比較では良くあるパターン。

背景の描写もBS11より潰れが少なく、MXの方が緻密な絵になっているところが多いけれど、派手に動くところはMXの方が先に崩れ出す感じで圧倒するほど安定した状態でもなく、傾向は違っても点数をつけると似たような点になりそう。

ジャギも比較的わかりやすく、安定したフレームであればどこを見ても縦720の特徴がはっきり残っていて、これも引き続きHV1280。