2012年3月20日火曜日

超ロボット生命体トランスフォーマープライム 番宣


局:テレビ東京
放送日:2012/03/20
評価:HV1280

3DCG作品でCGアニメに多いはっきりしない分布になっているけれど伸びは悪くない。

大きく動くカットが多く圧縮劣化も豪快に出ているけれど、ノイズ効果のないすっきり画質で動くところではぼかし効果も入っているので汚い感じがするほど酷い状態でもない。動きの影響かアンチエイリアスの効果かわからないけれど、CGらしいはっきりしたジャギが残っているところも少なく、線も滑らかに見える。暗めのシーンが多い番宣なので本放送では印象も変わるかも?

ロボットは精細な描写も多いので、最後のカットの止め絵のところを見ると解像度限界で綺麗に縦720のジャギも残っているところも見つかり、これもHV1280。

おたすけマニー


局:Dlife
放送日:2012/03/20
評価:HV1280


これも3DCGアニメだけど輪郭線がある。2006年の作品らしい。

大きな分布の精細映像。ジャギ感の強い線で縦横とも1280x720の特徴もわかりやすいHV1280。

この分布なので、十分すぎるくらい鮮明に見えるけれど、輪郭線はあっても人物が小さいところでは線も細く、その分黒浮きも酷くなるのでくっきり感の強い絵にはなっていないところが多い。

見ていて気になるほど荒れているわけではないけれど、Dlifeの他作品に比べて圧縮劣化が目立ちちょっと不安定。見た目にはほとんどノイズ効果のないすっきり映像になっているけれど、放送では潰れてしまっていても元映像にはグレイン風ノイズがあってそれが圧縮に影響しているのかもしれない。

ジャングル・ジャンクション


局:Dlife
放送日:2012/03/20
評価:HVFULL

これも2009年の3DCGアニメで英国製らしい。

見事な縦長巨大分布の精細HVで縦1080のフルHD相当の映像。若干横の伸びが悪い感じがするけれど、1440-1920間のリサイズを数回往復したようなノイズも出ているのでその辺りの処理の影響だろう。彩度も低いわけではないけれど、他のDlifeで放送されているアニメに比べて色の滲みも少なくかなり上質な映像に見える。

明るさやぼかしの使い方が絶妙なのか3Dテレビでもないのに窓から外を見ているような感じで奥行きがあると錯覚してしまうような不思議な映像で興味深い。

比較的簡素なテクスチャを使っているところが多くノイズ効果もないすっきり画質で圧縮劣化も少なめ。フルHD相当の映像にしては比較的安定している方だろう。

全然違うだろ、と言われそうだけど映像的にはお金をかけたgdgd妖精sっぽいとか考えてみたり。

きんきゅうしゅつどう隊 OSO


局:Dlife
放送日:2012/03/20
評価:HV960

海外作品を見る機会も少なかったのでディズニー作品に偏るけれどもう少しDlifeを見ておこう。

2009年の3DCG作品。

輪郭線のないCGでもやっとした分布にはなっているけれど、これも他作品に似た分布で縦横とも960x540のジャギが残るHV960。弱いノイズ効果があるかないかよくわからないくらい微妙な揺らぎはあるけれど、見た目にはすっきり画質で気になるような圧縮劣化も少なく十分安定した放送画質に見える。

テクスチャもそれほどそれほど精細感があるわけではないので、フルHDクラスの映像を何らかの理由で低解像度放送していたりするわけではない感じはする。といっても断言できるような特徴があるわけでもないので憶測の範囲。

画質とは直接関係しないけど、同じ絵のフレームがほとんどないやたら動きまくる3DCG映画を見る機会の方が多いので、動きが地味で数フレーム動きがなかったり、喋っているキャラ以外が止まっていたりする落ち着き?のある映像はどこか新鮮な印象。

ガッ活!


局:NHK-Eテレ
放送日:2012/03/19
評価:HVFULL

極端な縦長分布のフラッシュ風アニメ。本編は下に字幕エリアがあるけれど、それを含めて縦1080のジャギも綺麗に残っている。PC作画系映像では珍しくないフルHD相当の映像。

横の伸びが悪いのはNHK地上波ボケの影響だろう。縦より悪いといっても平均的なHV程度の鮮明さはあり、しっかり暗い線も非常に太いので横ボケもほとんどわからない。