2010年10月8日金曜日

ヨスガノソラ 1話


局:BS11
放送日:2010/10/08
評価:HV1280?


MXと同じフレーム。

例によって横伸びが悪いけれどMXでは横長な分布だったので結果的に円に近い分布になるところが多い。

分布差は小さくなくMXの方が鮮明で、僅かながら色発色も良くBS11の方が上と思えるところは無いけれど、ボケても大きめの分布なので十分鮮明に見える。

ルパン三世 カリオストロの城


局:日本テレビ
放送日:2010/10/08
評価:HV1280+

数フレームしか残してないため圧縮劣化が激しいこの作品では適切な比較ができず、自分の目が悪いだけかもしれないけれど。2年前の放送から明確に向上したような要素が見出せない。前回放送時は日テレの局ロゴがなかったというわかりやすい違いはある。

このフレームでは比較的圧縮劣化がなく僅かに向上しているようにも見えるけれど、別のフレームでは逆にグレインの潰れが激しいところもあり、前回の放送を残している人が比較した方が確実というこで諦め。

今回の放送とBDを比較しても同一ソースの映像に見えるし当然BDの方が劣化は少ないので、現時点では現行BDが最高画質と言ってよさそう。BD購入者にとっては僅か2年でリマスター商法されるという悲劇が回避されたのは朗報なのかな。

BD含め、改めて分布を見ると縦の伸びが悪くちゃんと縦1080でデジタル化したのか疑いたくなるけれど、ノイズの多さもあって低解像度の特徴も見えずよくわからない。映画なのに60iのマスターにしたとか雑な処理の影響というだけかもしれないけれど、リマスター商法が成り立つくらい状態は悪いので数年後には実際にやりそう?

それでも町は廻っている 1話


局:TBS
放送日:2010/10/07
評価:HV1280

番宣同様大きな円分布のいつものシャフトHV画質。全体に似たような分布になるところが多い。高コントラストというほどのくっきり感はないものの、十分鮮明で精細な映像。スカートのプリーツ線がガタガタで若干ジャギ感の残る絵になっているけれど、そこだけその状態なので意図はよくわからないけれどわざとやってる感じ?

追記
線の特徴の違いは、紙の動画段階では模様まで描かず彩色辺りで描き加えた、という作業の効率化の結果に過ぎなかったようだ。後描きでなく最初から描いているように見えるところもあり、そのようなカットでは輪郭同様なめらかな線になっていた。意識してみるとシャフト作品ではよくある特長で、似たような手法はどこでも使ってるのだろう

シャフトのリサイズは元絵の特徴もよく残っているものが多く、これも少しわかりにくいけれど、いつも通り正確に720のジャギが確認できるHV1280。



ひだまり☆☆☆と同じパターンで、アバンは本編よりボケて低解像度になっている。何をしたのかという点は☆☆☆と同じだろう。

全カット確認できないので、アバン中にもちゃんと1280x720の状態のところがあるとか、本編中にも低解像度のカットがある可能性もあり。いずれにしてもBDなどではちゃんとシネスコ風味の黒帯or装飾帯付きの映像になるんだろう。

他のシャフト作品ではシネスコ風味の黒帯を修正したりしていないのでTBSからの要望で黒帯消去加工をやっているように思えるものの、真相は関係者しかわからないところ。

ヨスガノソラ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/07
評価:HV1280?

画質よりMXでどこまで流せるか、の方が気になる人が多そうな作品だけど、画質的には番宣通りちゃんとHVでの放送。

番宣より横の伸びがよく横長楕円分布になっているけれど、番宣で見たフレームと似たところもありカットによって少し差がある。鮮明なところは似たような横長分布になるところが多い。

全体にジャギ感は弱く、線はソフトでなめらかに見える。線の太さに差がある作画をしていることもあって、特に人物が小さいところを中心に細い線の黒浮きが目立つカットもちらほら。それでも分布通り細部が潰れるようなぼかしもなく、独特の質感のHV画質といった感じでも十分鮮明に見える。

番宣同様はっきりしたジャギの特徴がなく、ボケている分縦方向は720以上にも見える特徴が残っているけれど、それは元絵のものだろう。細かい描写のあるところやノイズに注目すると縦横とも1280x720の特徴に近いけれど、1280x720と断定できるようなところが見当たらず?付きのまま継続調査。

探偵オペラ ミルキィホームズ 1話



局:TOKYO MX
放送日:2010/10/07
評価:HV1280, HV1280-i(GONZO)

MXでの番宣は本放送で比較すればいいかという感じでチェックしなかったけれど、結局tvk番宣同様縞HVカットも大量に混ざる混合状態での放送。

上はちゃんとフレームで拡大されたの部分で、僅かに横長な感じはあるけれど大きな分布になっている。線もしっかり暗く高コントラストのカットも多いくっきり感十分の鮮明画質。先入観を持って調べていると誤認しやすいとこともあって、どこの制作とか積極的に確認しないので、J.C.STAFFと表示されて驚愕したくらいJCらしさ皆無の質感。




番宣で書いたことは間違っていて、縞と鮮明さは関係なく、鮮明なシーンでも縞HV状態のところがあった。縞HVの見本のような分布になり、横の伸びは上と同じくらい良いので、縞解消すれば似たような分布の鮮明映像になりそう。

縞解消は可能でも混合状態の場合、カット毎に縞の有無を調べて処理を変える必要があり、全体が縞状態の映像より手間がかかる面倒な作業になる。同様に縞カットと正常拡大部分が混ざっているものは今までもあったけれど、この作品は頻繁に入れ替わるので真面目にやろうとすると結構大変かも。

残念な状態でも混合ということは、2話以降では改善される可能性もありそう、というのは楽観的すぎるかな?と思って予告を見たら全カット縞HVだったorz