2010年3月13日土曜日

最新映画プリキュアオールスターズDX2のすべて


局:TOKYO MX
放送日:2010/03/13
評価:HV960, HV1280(一部) 追加

映画の特番もスルー気味だけど、変わった映像だったので、チェックしておこう。

新作の映像部分。横の伸びはよいものの、少し崩れた感じの分布で、絵で見るとかなり状態が悪い。

960x540の絵を補間の弱いリサイズで1280x720に拡大した状態のようで、分布通り線の輪郭はHVらしく見える程度にはっきりしているけれど線がガタガタになっていて最近の映像としてはかなり悪く見える。

フレッシュ枠含めCM等も流れているけれど、ほとんどの劇場版のCMは他作品含めて気にしてなかったので再確認の予定だけど、今年の映像に問題があるのはすでに広く知られている話だったりする?


追記
テレ朝でのCMでは例年通りの特に問題のないHV1280画質になっている。見返して見ると問題のある映像の方が長いけれど、この番組内でもCMと共通するカットの多い一部の映像は奇妙な乱れもないので、実際の映画では適切な画質になっている可能性も十分ありそう。最終的なマスターを作る前に、一旦低解像度で全体を確認する映像を作っていて、それを使ったとかの事情があるのかな?


局:BS11
放送日:2010/03/13
評価:HV960, HV1280(一部) 追加

BS11での同じ場所。同じと場所とは思えなくくらい横の伸びが悪い。

ノイズもMXより少し多く、MXの方が鮮明で安定している。といっても、伸びが悪いのは圧縮での劣化の影響ではなく、動きのない部分で比べても少しぼけた状態なのがBS11の特徴。


分布だけ見るとそれなりのHV画質と思えてしまうけれど、線の乱れも大きく大画面で見ると気になりそう。



局:TOKYO MX
放送日:2010/03/13
評価:HV1280

劇場版2作目の比較的安定したカット。大きな円に近い素直な分布で十分優秀なHV画質。

過去作すべて?の映像が紹介されているけれど、いずれも正確に縦720のジャギがはっきりと残るHV1280。多少質感の差はあっても過去作は似た特徴の映像でずっと安定したいたのに、なぜ今年の新作だけ奇妙な映像なのだろう?

5以降のテレビシリーズがテレビアニメとしてはトップクラスの解像度を維持しているのに対し、劇場版は一貫して1280x720が基本なのは何か理由があるのかな?



局:BS11
放送日:2010/03/13
評価:HV1280

BS11の同じフレーム。こちらも差が大きく横に潰れて縦長の楕円の分布になっている。

トランスフォーマー アニメイテッド 番宣


★4:3アニメです


局:テレビ東京
放送日:2010/03/13
評価:4:3-ip/486(A)


装飾サイドバー付き4:3の番宣。

横の伸びは4:3としては普通という感じだけど、縦の伸びが微妙に悪く、複数回のリサイズがあったような劣化もあり、レタボ?と思うような粗さはないけれど、元のマスターは486より小さかった可能性もありそう。

上下に少し影が見えるのは、番宣ということで静止したカットはほとんどなく、部分的に動きのあるフレームなので-ipでの縞が残っているため。

線の輪郭は少しソフトでも、黒がしっかり暗いので十分くっきり感のある画質になっている。

超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN- 1話



★4:3アニメです



局:BS11
放 送日:2010/03/12
評価:4:3-ip/486(A)

番宣通りのコンポジでノイズも強烈。動画で見た印象はNRの性能次第で変わるだろうけど、クロスカラーでカラフルに見える環境もありそう。

コンポジ由来のノイズも気になるけれど、古い作品のアプコンではよくあるパターンで、絵は動きがなくてもフィルムのコマごとに微妙な位置ずれによるガタツキも加わり、-ipアプコンでは縞が出やすく静止画で見ると-iアプコンのように見えるところも多い。





縞解消した状態を見ると奇妙な分布でもSDの状態では縦の伸びはかなりよかったのがわかる。アプコン処理でも劣化を加えてしまっているのはもったいない。

迷い猫オーバーラン! 番宣


局:BS11
放送日:2010/03/12
評価:HV1280-i(SION)


まだまだ続く縞HV。

番宣用のPVっぽくも見えるので、本放送も同じ状態かわからないし、枠的にはSD化の低画質放送の可能性もありそうだけど、番宣は上下に噴出し分布の見えるHV1280-iで、珍しい(SION)のパターン。横の伸びもアプコンでも可能と思えるくらい悪くHVとしてはボケの強い画質。

ベストセラーBOOK TVという番組内でも紹介映像があったけれど確認後追記の予定。



評価:LB-SD-ibp/486(A)?


その番組内の映像の分布同じ場所の分布・・・なんだけど、絵が大幅に修正されていて番宣の方がまともな作画に変わっている。初期のPV用の映像ということで、本放送がSDになったとしてもこの画質の可能性は低いかも。


線もよれよれ状態なのでフィールド毎の縮小でLB化したものを-ibpでアプコンした感じには見えるけれど、縞がほとんど潰れていて確認が困難なので?付き。


さらに追記

動きのある部分とは少し異なり少し鮮明になっている止め絵の人物紹介のカット部分の分布。

ここでもあまり伸びはよくないけれど、上のような分布の多い動きのあるカットより少し良い状態。



その部分の縞を解消した状態での分布。


極端に縦長の分布で、縞のない状態では縦方向はかなり鮮明だったようだ。横の伸びの悪さはBS11の横ボケの影響が大きいのかな?

本放送がMX, BS11ともHVであれば、極端な縦長分布の理由がどこにあるのか判断できそうだ。