2010年7月7日水曜日

学園黙示録 ハイスクール・オブ・ザ・デッド 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/07/06
評価:SD-ibp/486(A)


四角感の強いアプコン分布。全体としてはコントラストは十分でも解像感がなくアプコンらしい画質。

ジャギも見えているけれど線も太めでそれほど気にならない。動く部分はフィールドでの拡大+ぼかしの-ibpのパターンで激しくボケる。



局:tvk
放送日:2010/07/06
評価:SD-ibp/486(A)

tvkも同じ状態。一回り小さくMXより少しボケているけれど、線もあまり細くないので大きな差は感じない。

ぬらりひょんの孫 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/07/06
評価:HV1280

アプコン番宣から、無事HVでの放送。

多少縦に潰れているもののかなり大きい楕円分布。分布だけ見るととても優秀なんだけど、普通に見ていても気付けるようなジャギ感の強い絵で、明らかに解像度不足。線の境界をしっかり残しつつ適度に補間する良く出来たリサイズを行なうとこんな高画質っぽい分布になるのかな?

大画面だと960x540?と疑いたくなるような印象になるカットもあるけれど、逆にこの分布になるような映像なので、適度に離れてみれば高精細感はなくてもそれなりのHV画質で鮮明に見えるだろう。

これも難解な特徴の作品で、ノイズの特徴から撮影解像度は1280x720と思えるものの、元絵の解像度が不足しているカットがほとんどのようだ。撮影時に絵が拡大された特徴が残る作品は少なく、ほとんど作品では元絵を縮小して使っていると思っているけれど、あまり丁寧に確認してこなかったので微妙に足りないという例は多々あるかも。特定のカットで拡大されているという例はうじゃうじゃあるのでそのような演出的な効果部分は除いたお話。カットによっても違うようなのであまり意味はないけれど、粗いジャギがどの程度か1カット調べてみたところ1024x576くらいになっているところがあった。

分類に困るけれど、過去には識別できなかった特徴なのでHV1280に入れてます。本当に1280x720の状態があったのか確信が持てる特徴を見つけていないので追跡調査ということで?付き。

デジモンクロスウォーズ 1話


局:テレビ朝日
放送日:2010/07/06
評価:HV1280+?


大きめの円に近い分布。巨大分布ではないけれど、線がしっかり黒くコントラストが高いくっきり画質でとても鮮明。圧縮の影響と思われる乱れがあり、状態はよくないけれど、動画としてはほとんど気にならないだろう。

これも線周辺の劣化で特徴がわかりにくく、ほぼ静止状態のカットなどでは縦は720より大きく、810に近いように見えるところもありHV1280+のようだ。ただ精度が非常に悪く、時間をかけて状態のよいフレームを探さないとはっきりしたことが言えそうにないので、?付きで保留(あるいは放置)。

まったく動かないカットでもテレ朝だと圧縮のノイズが多く、細部の特徴で判断するには都合が悪い。エンコーダの問題なのかソースからおかしいのかわからないけれど、他局での放送であればもっと簡単に判断できそう。

スティッチ! ~ずっと最高のトモダチ~ 1話


局:テレビ朝日
放送日:2010/07/06
評価:HV1280?

普通に見ていてもそれほど差は感じないけれど分布では少し傾向の異なるところがあり、よい場所では極端に横長の楕円分布になるけれど、下のように小さい円になるところも多い。

この作品もジャギ感の弱い輪郭がはっきりしないHVだけど、夕アニメらしい適度なコントラストはあるので、精細感はそれほどないものの動画としては悪い感じはしない。




リサイズ時の乱れに圧縮劣化も加わったのか線が少し荒れ気味で、静止画ではノイズっぽいがざついた絵になる。ほとんど動きのないカットでも線周辺がブロック的に崩れてしまっていて十分な精度で確認できる特徴がほとんど残っていない。このパターンはテレ朝に多いけれど、放送時の圧縮でなく、それより前から劣化しているのでは?と思えるような不思議な崩れ方に見える。

断定できるような特徴は見つけられず、元絵は十分大きいものの補間の弱いリサイズで線が乱れた感じや、横方向のノイズに1280に近い特徴があるように見えなくもないので?付きでHV1280。

世紀末オカルト学院 1話


局:テレビ東京
放送日:2010/07/05
評価:HV1280

4月の番宣からも特に変化なく、かなり大きな円に近い理想に近い分布の鮮明HV。番宣開始が早すぎてまだ始まってなかったのかという気分になってしまう。

リサイズでの乱れもほとんどなく、遠目にはジャギ感のない最低限の僅かなぼかしで元のコントラストもしっかり維持されていてくっきり感も鮮明さも十分。

分布通りよい状態ではあるけれど、大きな分布で鮮明さを優先するとどうしても細かい部分が1280x720の限界で崩れてしまい、近くで見ると綺麗に縦720のジャギが確認できるところも多くこれも、HV1280。

オオカミさんと七人の仲間たち 1話


局:tvk
放 送日:2010/07/04
評価:SD-ip/486(A)

HV番宣も流されていたけど、これもアプコンでの低画質放送。やや小さめの分布でアプコンとしてはソフトな質感だけど、その分補間も効いて強いSD解像度のジャギ感はなく、低画質化処理も多少は工夫してやったように見えなくはない。

番宣と比べると線が太くなるのはもちろん、SD経由では起こりやすいコントラスト低下もあり、しっかりアプコンという絵に落ちているけれど、ノイズで少し輪郭強調気味なので分布の小ささほどアプコンとしては悪い感じはしない。アプコン処理は普通に-ip/486(A)。




局:TOKYO MX
放送日:2010/07/06
評価:SD-ip/486(A)


MXも同じ状態。いつも通りtvkより少し横に伸びがよく、リンギングっぽい強調効果(といってもリサイズの副作用)も少し強いけれど、画質に注意しながら見ない限り判別不可能と思えるくらいの差。もちろん右上は隠しての比較をした場合の話。

数カットしか見比べてないけど圧縮劣化もtvkより少なく少し安定しているけれど、低画質放送だし視聴は先行でロゴなしtvkの方がいいかな。

みつどもえ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/07/04
評価:HV1280


大きいというほどではないけれど、非常に綺麗な円に近い分布。分布通り補間の効いたジャギ感のほとんどなく、コントラストも低くなりすぎることもなく落ち着いた映像で見やすいHV。

リサイズが優秀で元の絵の特徴がしっかり残っているため非常にわかりにくいけれど、これもノイズに縦720に近い周期の特徴が確認できるのでHV1280で間違いなさそう。BS11番宣は番宣用の映像としてだけの特徴だったようだ。

セキレイ ~Pure Engagement~ 1話



局:TOKYO MX
放送日:2010/07/04
評価:HV1280+


先行と同じフレーム。先行放送時は常時文字表示付きだったのでその部分はカットしてチェックしているけれど、ほとんど差はなくほぼ同じ画質。気のせいだと思うけれど、高精細な分不要な情報として存在した文字がなくなったことで圧縮劣化が僅かに減っているように見えなくもない。

縦の伸びが少し悪くなっている通り、若干リサイズで乱れが出ている。元が十分高解像度なので普通に見ていてわかるような劣化ではないけれど、静止画で見ると若干線に輝度むらも見えてしまい折角の高解像度映像なのでちょっともったいない。先行での確認の通りやはり縦は844程度の可能性が高そう。中途半端な数字だけど、まだまだ1280x720が主流の中では十分高解像度に分類できる作品。

くるねこ


局:tvk
放送日:2010/07/03
評価:SD-i/486(A)


短編作品。

背景らしい背景画がないことも影響しているのか、少しもやっとした分布になっているけれど上下の隅の特徴の通り最近は少なくなってきた常時フィールド単位に拡大され縞状態のSD-i。偶然なんだろうけどtvkの短編アニメはHV含め縞率が高い。

テレビによっては縞の影響でちらつきも見えるだろうけど、少し太めの線なのでSD-iの悪さはあまり気にならない。