2015年7月3日金曜日

城下町のダンデライオン 1話


局:TBS
放送日:2015/07/02
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280


大きな円分布になる鮮明HV。高コントラストで線もしっかり暗く、アイムズらしくないと言いたくなるくらいのくっきり画質。


線間隔が狭いところはガタガタのジャギが出ているところはあるけれど、鮮明さを優先したような絵でも線の輪郭も滑らかに見える。


1280x720でも拡大処理などの工夫で大きな分布になるアニメは珍しくないけれど、この分布でも高精細というわけではなく、どこを見ても縦720のジャギがはっきり残るHV1280。

青春×機関銃 1話


局:TBS
放送日:2015/07/02
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280+/864




巨大分布と言えるくらい伸びの良い高精細HV。線が非常に細いので精細感は高いけれど、撮影解像度で線幅が1ピクセルに満たないくらい細すぎる線が多い影響で黒浮きが目立ち、線の暗さが一定しないバランスの悪い絵になっているカットも少なくない。

強めのシャープフィルタで鮮明さを強調したような線になっていることから、狙いよりはっきりしない絵になってしまったので、後から強引に調整したような(憶測)、試行錯誤的な作りに見える。

比較的高解像度なので粗さが気になる環境は多くないかもしれないけれど、線が細すぎる副作用で線がガタガタになってしまっているところもちらほら。そんな特徴のおかげで縦864の特徴もとてもわかりやすく、元は1536x864のHV1280+。2014年の河合荘も同じサイズだったので、ブレインズ・ベースがHV1280+で作る時は1536x864が標準という状況がしばらく続きそうだ。

乱歩奇譚 Game of Laplace 1話


局:フジテレビ
放送日:2015/07/02
制作:ラルケ
評価:HV1280


横が切れたように伸びが悪いフジテレビボケ分布。ちょっと微妙な分布でも、少し太めで黒に近い線でコントラストも十分高く、くっきり感のある鮮明画質に見える。

比較的なめらかに見える線でジャギ感もほとんどないけれど、細かい描写などに縦720の特徴もはっきり残っていて今回もHV1280のラルケ。

何故かキャラ紹介の装飾文字は縦1080で入っていた。本編中のテロップっぽい文字はフルHDに拡大した後に入れる例が多いけれど、それ以外の文字要素は映像と同じ解像度の方が一般的。

OPは実写素材含めかなりノイズの多い映像で作っていて圧縮劣化で判断できないけれど、EDも本編同様1280x720なのでおそらくOPも同じだろう。

アクエリオンロゴス 1話



局:TOKYO MX
放送日:2015/07/02
制作:サテライト
評価:HV1280


大きめの円に近い分布になる鮮明HV。高コントラストで線もしっかり暗い上、若干輪郭強調気味になっているのでくっきり感も強い。

拡大するとジャギ感の残る線もちらほら残っているけれど、輪郭も滑らかで鮮明さを優先した映像としてはバランスも良く、特に欠点もない。

最近HV1280+が続いたサテライトだけど、これは縦720の特徴がはっきり残っているHV1280。



局:TOKYO MX
放送日:2015/07/02
制作:サテライト
評価:HV1280

放送は逆順だけおEVOL OVAの分布。

ロゴスより一回り小さく、カットによってはアプコンと大差ないくらい小さい分布になるところもある。

強めのぼかし効果を使っても線の黒浮きはそれほど酷くないので、分布の割には鮮明に見えるけれどくっきり感が弱い。テレビシリーズはロゴスほどではないけれどメリハリのあるくっきり系画質だったので、比較するとどこかはっきりしない絵に見える。

縦720の特徴が非常にわかりやすいジャギ感の強い絵で、粗く見える絵を誤魔化すために強いぼかした?と考えたくなるような作り。時間がなかったのかちょっと雑という印象を持ってしまうような特徴が多い。

ケイオスドラゴン 赤竜戦役 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/07/02
制作:SILVERLINK./CONNECT
評価:HV1280


小さい円分布になるボケHD。全体に細い線が多く、ぼかしの副作用で線が酷く黒浮きしてメリハリのない絵になっている。さらに線の太さによって線の黒さが大きく変化するので鮮明化処理の弱い環境では酷くバランスの悪い映像に見えてしまいそう。

線が細すぎて階段状のジャギがはっきり残っているところもあり、ソフトな画質にしたかったとしても作り方が雑で良く考えず適当に作ってる感じがしないでもない。

圧縮劣化で線の輪郭がはっきりしないところもあるけれど、ガタガタな線が多いので縦720の特徴もわかりやすく残っているHV1280。