2012年7月8日日曜日

まなびストレート BD宣伝映像?


★4:3アニメです
 
局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV4:3/720

同じくひだまなびプロジェクトCM内のまなびストレートの映像。単独のまなびBDのCMの映像とは異なり、絵の一部をぼかして左右に付けた装飾パネル付きの4:3。

数日前みたBDCMも自己紹介で1話のカットだと思うけれど、別のカットだけどこの映像も1話っぽい。にも関わらず、BDのCMにあった960x540の特徴が消え、縦はしっかり720の特徴になっている。久しぶりに誤認したか、と心配してBDCMの映像を再確認したけれどそんなことはなかった。


カットによって違ったのか、BDCMが少し悪い映像だったのか、その他の可能性含め謎が残るけれど、このCMの状態であれば1280x720の16:9をサイドカットして4:3にした鮮明さなので、今の視点でも見ても平均的なHV画質。コントラスト控えめの少しソフトな質感でも、BDの安定映像で見れば十分満足できるだろう。

ひだまりスケッチ BD宣伝映像?



局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV960


ひだまなびプロジェクトCM内の映像だけど、状態から考えてBDの映像の流用で間違いなさそうなので特徴を見ておこう。4カットとも1期1話っぽいけど確認していないので間違っていたらごめんなさい。

上は最初のカット。

見た目にもアプコンらしくない鮮明さで分布もらしくない。HV960にありがちな分布だけど、ジャギ感の強い線になっているのでわかりやすく縦横とも960x540に特徴が残っている。最近撮影しなおしたものか当時から960x540だったのかわからないけれど予想外の特徴。

精細な絵もないけれど、アプコンでは不可能な特徴がしっかり残っているし、このカットだけ特に鮮明化処理加えていない普通のHV960画質になっている。

初期のひだまりはカットによって周囲の黒枠の幅が変わっているなど、処理が異なっているように見える映像だったので、撮影条件も場所によってことなり放送当時から960x540のカットがあったのかな?



2カット目は精細な特徴のある絵になっていて、分布もかなり大きい。線には縦1080の特徴が出ているけれど、フルHDで作ったわけではなくフルHD解像度で線が細く鮮明になる処理を加えたために縦1080の特徴が出ただけだろう。

SDやHV960程度の映像を強引に鮮明にしただけとは思えないくらいの細かい描写があり、HV1280程度でないとつぶれてしまいそうな線間隔の狭い描写も残っているし元もHVっぽい絵だったようにも見える。

あるいは、ゆののアップで線が分散している絵なので、線を細くするような処理には都合が良かっただけで元は普通のアプコン画質かもしれないけれど、元の絵の特徴が失われているので実際のところよくわからない。

追記
うめ先生の再撮影情報もあったので、憶測の範囲だけど追記。このカットは1280x720で再撮影したカットが元だけど、アプコンカット同様1920x1080に拡大した後に線の輪郭が変化するような鮮明化処理を加えた状態だろう。ここは鮮明化フィルタをかける必要のない普通のHV画質なのに、アプコンカットと再撮影カットが混ざった状態の映像を一括(といっても全編をまとめてというわけではないだろうけど)して処理するという手抜きの結果HV+鮮明化というあまり見ない特徴の映像になっただけかも。線の輪郭には縦1080の特徴が出るくらいさらに鮮明になっているけれど、細かい描写が潰れたり、線が歪むとか輪郭強調気味になるなどの副作用も出やすい処理なので、個人的には再撮影カットには使うべきではなかったと思うところ。

3カット以降は、見た目にもSDらしい特徴があり、SDのアプコン+鮮明化処理で間違いなさそう。

カットによって状態が異なる混沌とした状態もシャフトらしい感じがするし、どの程度あるかわからないけどHV960映像もあるので、それなりに新しいひだまり映像を楽しみことができそう。

生徒会の一存 Blu-ray BOX CM


局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:SD+鮮明化

横長でもHVらしい分布になっている鮮明アプコン画質。スクイーズSDのアプコンでは縦長の傾向が強く出るはずだけど、縦の伸びがよくない。このアニメ60iで動くところがあり全体をフレームで拡大することが不可能な作品なので、SD-p相当かも疑わしいけれど、映像から判断不可能なので評価のアプコン種別は無し。



強引に鮮明にしたアプコン画質なので、線がうねうねしていたり、輝度ムラがあるなど静止画で見ると無理した画像になっているけれど、テレビから離れて見ればボケ感も強くなく、欠点も気にならない。ただ線の乱れの少ない鮮明化アプコンのBD作品も珍しくないし、誉めるような良さはない。

放送DVDが輝度の変換ミスで明るすぎる映像になっていたけれど、BDも修正されずそのまま。ミスを認めたがらないこの業界(に限らないけど)だけに予想できたことだけど、気になるのはDVDなどでは超過した輝度情報は切り捨てられずそのまま残っていたのに、このCMでは超過輝度が切り捨てられた状態になっている。

DVDや放送では残っていた情報がなくなってしまい、DVDでは見えていたところが白とびして完全に消えてしまう。ミスを修正するどころかさらに不適切な処理を加えて悪くすることになる。鮮明化処理などもあるし、処理過程で超過輝度部分が切り捨てられる可能性も少なくないだけに、BDでちゃんと輝度情報が残っているか心配になるCM。

DCIII ~ダ・カーポIII~ OP


局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV1280+/900

特番内で流れたゲームOPが普通のアニメっぽい映像だったのでチェックしておこう。

低コントラストというほどではないけれど、全体に線があまり黒くなく見た目にはソフトな感じになっているけれど、作画は非常に精細で状態のよいフレームはかなり大きな分布になる。

それほど縦の伸びはよくないけれど、縦900のジャギが広範囲にあり、横方向も1600の特徴がはっきり残っていているので、元は1600x900の高精細映像で間違いだろう。





短時間の高解像度映像を作ることができても、週1で同じクオリティで作り続けるのは難しいだろうし、アニメはここまで精細な絵にはならないかな?

AKB0048 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV1280


tvk, BS11と同じところ。


BS11と大差ない分布だけど、MXの方が若干伸びが良く、ノイズが少ないので周囲も暗くなっている。

ボケ気味の絵なのでほとんど差は感じないけれど、BS11では圧縮劣化で線が周期的に崩れたようになっているところが多く、MXの方が乱れが目立たない。逆に背景の描写はMXの方が潰れが目立ち、BS11の方が少し緻密な絵になっている。

この2局の比較ではよくあるパターンだけど、それほど鮮明な映像でもないので優劣を付ける意味がないくらいの差で、ロゴを隠して判別するのは難しいだろう。

キッチュニア


局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV960-i

画質を気にするような作品でもないけれど、初出ではないものの珍しい特徴だったので一応見ておこう。

上下に影のある奇妙な分布だけど、形状から予想できる通り、これもフィールド毎のリサイズで拡大した縞HV。同心円状の特徴も見えるPC作画画質で実写加工も多い。

見慣れない縞の特徴になっているけれど、縦540からフィールド毎に拡大した状態で、元は960x540。横960の特徴もわかりやすく残っている。

ネットミラクルショッピングが同じ縦540からのフィールド毎の拡大状態だったけれど、これもその時書いた

Destripe(270, 2, 2, 2)


で改善できる。


BS11の方は省略。

ココロコネクト 1話



局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV1280


円に近い大きな分布だけど、なんとなく八角形っぽい形に見えるところが何箇所もあった。高コントラストで、しっかり黒い若干太めの線で描かれているところが多くかなり鮮明に見える。普通に見てまったく気にならないレベルだけど若干線に揺らぎがあり、少し角のある分布になる原因になっているようだ。

たまに背景の明るさのバランスと人物のくっきり画質の間に違和感を感じるところもあるけれど、線が少し強く主張している感じ以外は特に癖のない鮮明画質。

軽微なノイズ効果があったようにも見えるけれど、潰れているのかべた塗りに近いすっきり画質になっていて安定感も高い。

似たような表現を繰り返し使っているけれど、しっかり補間の効いたリサイズで元絵の特徴がしっかり残っているので線に注目すると高解像度の映像っぽく見えるところも多いけれど、線間隔の狭いところは縦720のジャギもきれいに残っていてこれもHV1280。



局:tvk
放送日:2012/07/07
評価:HV1280


これもMXより少し小さな分布になっているけれど、それでも十分大きめの分布でボケ感はまったくない。線もしっかり黒いので、僅かにボケても線の黒浮きが気になるところはほとんどなく、MXと大差ない鮮明画質に見える環境も多そう。

圧縮劣化も少なくtvkでも十分安定した画質なっている。

ソードアート・オンライン 1話



局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV1280


六角形っぽい分布になるところが多い。少しコントラストを抑えた表現もありくっきり画質という感じでもないけれど、極端に黒くもないけれど線も適度に暗くしっかり鮮明に見える。

はっきりちらつきがわかるくらいのノイズ効果もあり、圧縮劣化も少し多い感じはするけれど、気になるような破綻フレームはほとんどなく安定感も十分。


これもリサイズでの乱れはほとんどなく、縦720のジャギの特徴もきれいに残っているHV1280。



局:tvk
放送日:2012/07/07
評価:HV1280

少し横の伸びが悪く少しボケた絵になっているtvk。

MXと比較して極端にボケた感じに見えるところは少ないけれど、ノイズ効果の影響かシーンチェンジ前後を中心に圧縮劣化も目立ち、普通に見ていてもブロックノイズがわかるところもたまにあるくらいの不安定画質。

DOG DAYS' 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV1280


BS11の番宣では大差ないようなことを書いてしまったけれど明らかに1期より鮮明で、さらに大きな分布になった。特に鮮明なところでは四角っぽい分布になるところが多い。

相変わらず明るく高コントラストのすっきりくっきり画質だけど、線の周囲に少しノイズがあり、輪郭強調も加わって抜群に鮮明映像になっている。


鮮明さ優先の映像なので、少しジャギ感の強い線になっているところもあり、ちょっと鮮明さを欲張ったような感じもするけれど、絵が荒れて見えるような強引さは感じない。

大きく動くところでは相応に圧縮劣化も出ているけれど、気になるような破綻は少なく安定感も十分。

しっかり補間の効いたリサイズで大雑把な数字だけど横1500程度の元絵の特徴も良く残っているので線に注目するとかなりの高精細映像に見えるけれど、線の輪郭ノイズには縦720の特徴もきれいに残っていて引き続きHV1280。

探検ドリランド 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/07/07
評価:HV1280+/810辺り (辺りの説明はこちら

東映アニメーションでもHV1280と書いた番宣から、非常に鮮明で精細な絵に変わり、分布もさらに大きくなった。線もしっかり黒い高コントラストのすっきりくっきり画質で精細感も高い。頻繁にあることではけれど、HVの番宣でも本放送と番宣で解像度が異なる作品もたまにある。

すっきり画質でも動きの少ないところでも若干線の周囲にノイズが見えるけれど、派手な動きの割には豪快な破綻はほとんどなく、安定感もまずまず。


パンやズームなどカメラワーク的な動きが基本60fpsになっているために、動きのあるところでは完全なフレームを作れないところが大量にある。その辺りもフィールド毎のリサイズによる劣化がないのでそれらの動きは1080i環境で作っているようだ。あるいは60pで作って最後に60iにするという方法もありか。

線も番宣より細く鮮明になっているけれど、巨大分布になるトップクラスの精細映像というわけでもない。鮮明で縦810のジャギの特徴もはっきり残っているところが多く、1440x810のHV1280+。

この時間の放送が似合っているアニメかどうかはともかく、継続含め夜アニメのHV1280+作品は今期も4本目。