2020年1月13日月曜日

ドロヘドロ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2020/01/12
制作:MAPPA
評価:HV1280+/844

CG含め全体に破線的というかかすれたように見えたり、粒状感が強く残っているなどすっきりした絵にならないような独特の線で描かれている。

放送ではほとんど潰れているけれど強めのグレイン風ノイズに加え、手ぶれ的なフレーム毎に絵の位置を微妙に揺らすなど、フィルムっぽい絵を意識したような効果付き。その辺りの要素は放送には厳しく圧縮劣化も加わって解像度推定が困難な映像になっている。それでも明るめのカットでは線の境界がはっきりしているところもあり、断片的でも位相で見ると十分正確に過去のMAPPAで出てきた縦844の特徴が確認できるところが多いので、元は1500.5x844辺りの中途半端なHV1280+で間違いなさそう。

このアニメに限らず1500.5などの数字は計算で0.5ピクセル単位に丸めた推定値でしかなく、普通に考えると撮影時の解像度は整数で指定するはずなので、近似で1500x844を使っているとか、最初は整数で16:9になる1504x846だったものが最終的な映像になるまでに少し欠けた結果、など処理過程については憶測しかできない。

ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。 1話

局:TOKYO MX
放送日:2020/01/12
制作:EMTスクエアード
評価:HV1280+/954


線が黒というほど暗くないけれど、コントラストも十分高い比較的癖のないHD画質に見える。

人物の線の輪郭がソフトで、カットによっては太めの線になっているところも多いので、精細感が強い映像という感じは弱いけれど、細かい描写でも潰れが少なく高解像度な映像の特徴が残っているところも何箇所か見つかる。

ジャギ感が弱いので解像度推定が困難なカットが大半だけど、デジタル作画要素など線が細いところを見ると縦954の特徴がはっきり残っているところが何カットかあり、1696x954は整数で16:9になるサイズの一つなので元はこのサイズの可能性が高そう。ただズームなどのカメラワーク的な動きも多いので絵を拡大して使っているところ多いかもしれない。