2011年12月8日木曜日

京騒戯画 CM


局:TOKYO MX
放送日:2011/12/07
評価:HV1280+


大きめの円分布になる鮮明HVだけど、コントラスト抑え目でソフトに見えるカットもあり、もっと小さい分布になるフレームも多い。CMでは動きの大きなカットを選ぶ作品が多いので、圧縮劣化の多い映像になっていることも珍しくないけれど、動きの少ないカットのフレームもノイズが目立つ。

普通に見て荒れた映像に見えるほどの劣化ではないし、むしろ動きの激しさの割には破綻も目立たないくらいだけど、線の僅かな揺らぎから解像度を推定するという特殊な視点で見ると線の崩れが目立ち正確な数字の確認はお手上げ状態。それでも縦720といえるような特徴はなさそうで、細かい描写もつぶれず線周辺のノイズには縦900程度のジャギが多く、高解像度作品の多い東映アニメーション作品という視点抜きで見てもHV1280+映像で間違いなさそう。縦900の映像と断言できるほどはっきりした特長でもなく、900以下だけでなく900以上の可能性も否定できずよくわからないというのが本音で、どこかの局で本編も放送されることを期待しておこう。

このCMに含まれるカットと同じ素材を使って作られた公式の1920x1200の壁紙(stageYase)の画像を簡単に調べてみると、素材の絵がフルHD解像度に足りないために少し拡大した状態。中心の人物は横1760程度なのに対し、背景の人物は少し解像度が低く場所によって絵の拡大率が異なっていた。一部の例外を除き撮影解像度より元絵の解像度は少し高いので、1600x900辺りで使うことを想定して絵を作っているという見方もできそう?

追記
壁紙がいっぱいあるのに気付かず、上はその時最新だったstageYaseの話だけど、他のアニメ本編に近そうな壁紙の特徴を見ると、微妙にずれているように見えるものの横は1600にかなり近い特徴になっているので、やはり元は1600x900の可能性が高そう。