2013年4月9日火曜日

百花繚乱 サムライブライド 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/04/08
制作:アームス
評価:HV1280+/844


特に横の伸びが良いけれど大きな分布になる。線が細く若干黒浮き気味なので、鮮明さではトップクラスの映像には見えないけれど,精細な描写も多く、情報量の多い緻密な絵になっている。墨含めてほぼ1期通りの質感で、1期のカットを混ぜてもまったくわからないだろう。追記 寝ぼけていたのか2期1話の映像同士で見比べてずれたことを書いてました。ごめんなさい。1期と大差ない質感のところも多いけれど、1期の方がやや暗い絵で彩度が高くメリハリのある絵になっていた。逆に1期では細い線で描かれたところでの黒浮きがひどく輪郭ははっきりしているのにどこかボケたように見えるカットも多かったけれど、2期では細い線の黒浮きが1期より軽減されていてカット間の印象差が小さくなっている。見やすい映像になっているけれど、1期の癖の強い映像と比べると個性を失った感じがしないでもない?

グレイン効果があったちらつきもはっきり残っているけれど、ほとんど潰れていてMXでは圧縮劣化も目立たず十分安定した画質になっている。

2期も本編に重ねられた文字の一部や予告などには綺麗に縦1080のジャギが残っていて、部分的にフルHDの要素も混ざっているけれど、大半の普通のカットのジャギを数えるとどこも縦844で、EDも同じだった。

また整数で16:9にならない数字が出てきたけれど、横1500の16:9は縦は843.75と非常に近く、正確に16:9でなくても1500x844でほぼ16:9になることから、最初から1500x844で撮影という可能性もありそう。それをフルHDに拡大した後にさらに加工を加え最終的な映像に仕上げた映像、という辺りが正解かな?


1期2話でも数字は書いたけれど、2010年頃より高精度で判断できるので改めて1期の特徴を調べてみると縦は846で間違いなそうで、1504x846は整数で16:9になるのでこちらの方が実際の撮影サイズとしては納得できる数字。どの推測も憶測になってしまうけれど、1期の時点で1500という数字は特に意味があるものではなかったので、2期の横1500ぴったりに見えるような特長もただの偶然だったようだ。