2008年1月14日月曜日

名探偵コナン


局:日本テレビ
放送日:2008/01/14

縦は優秀

ヤッターマン


局:日本テレビ
放送日:2008/01/14

1月アニメの最後もアプコン
結界師と同等の分布

もえがく★5


局:BSフジ
放送日:2008/01/14

少しボケた感じのアプコン

放送時間間違えてますよ?
これ見るともえたんがまじめな教育番組に思えてくるかも

縞縞アプコン

 アニメの画質を気にしている人であれば基礎知識だと思いますが、mxのフル放送で頻繁に出てきたので実験で確認。
 アニメを見てるとこのような奇妙な縞模様が見えるものが多々あります。見た目はいわゆるコーミングと呼ばれるものと同類(実際そのもの)ですが普通のコーミングノイズと違いフィールド間での動きとは関係なく発生することが特徴。HV判定しているようなアニメにもありますが、発生理由はリサイズにあるのは同じで左のイメージはキャプチャではなく自分で作ったイメージで実験的に再現、拡大したもの。見ただけでも想像できますが、この縞はインターレース映像をフィールド単位に拡大した時に発生するもので、アニメのようにくっきりとした線がある場合横縞が結構目立ちます。他の理由で似た縞が発生する可能性もあるかもしれませんがこのような方法でズーム処理が行われたと考えていいと考えてしまおう。

この縞はMXの絶望やロザリオでも見られるのですが、細い線であるにもかかわらず分布を見てもそれらしい特徴が現れていません。実は周波数が高すぎるためFFT変換で使っているソフトの場合その情報は1920x1080の範囲には収まらず、もっと上(同様に下にも)に現れることになり確認できないだけで実際にはこの縞を示す周波数成分が存在します。画像サイズを工夫するとなんとか見える状態にもできるのですが、もともとこの実験のために作られた機能ではありませんので、なかなか都合のいいイメージを得られないのが悲しい。これは自作した方がいいのかな。目で見て簡単に見つけられるのであえてやる価値もないか・・
 左のイメージは横幅が他のチェックと変わってしまっていますが、MX俗絶望の縦方向の高周波を表示させてみた実験。上下の隅にうっすらと影のように見えてる部分が問題のノイズの成分(と予想してるだけですが)。これでも切れてしまっているのでさらに上もみたいところですがソフトの制約でうまく得られていません。

あきらかにHV分布に見えるMXの狼と香辛料にもこのパターンの縞
があります。他のHVでも見えるものがいくつかありますので、SDよりは大きいものの1080iよりはかなり小さいサイズからの拡大処理を経て放送されたということでしょう。でもその辺のサイズでもインターレース使う一般的な規格あるのかな?規格となっていなくてもインターレースで映像を保存することにはサイズに関係なくできるわけですが、どう作られたのか理由なのか少し気になるところ、といっても現場で使われている機器やフォーマットに関する知識がないので考えるくらいなら調べろって話ですが。

 左のイメージは同様に縦方向の高周波成分の表示を行なってみた狼と香辛料。暗くて見にくいのですがジェット噴射のように上下に影が広がってます。

 これも故意に劣化させて放送してると考えた方が自然かな・・・

 この縞縞はmxに限らず局に関係なくあります。俗・絶望ではこのノイズが少ないBS11も別アニメでは全体にでていることもあります。この状態で持ち込まれたら放送局では元に戻せないので、そのまま放送するか、ぼかして縞を目立たなくする程度のことしかできなさそう。もっとも局で拡大処理した場合は局の機材次第で同じノイズが発生しますが、HDとSD以外のサイズってあるのかな?