2012年3月6日火曜日

ハチミツとクローバーII


局:フジテレビNEXT
放送日:2012/02/24
評価:SD-p/482.5

2期1話の分布。

1期はSD-ip/486(A)と標準的なアプコンだったけれど、2期はちゃんとフレームで拡大されていてSD-pらしい縦長の分布になっている。JCらしい低コントラストの淡い絵なのでくっきり画質ではないけれど、アプコンとしては優秀。

1期4話@NEXTのところの2008年の再放送の説明は多分間違っていて、その時チェックしたフレームは2期回のものだっただけかも。

古い作品だけど、2期の1話は1期総集編でほとんど使いまわしということで、同じ映像の異なるアプコン処理を比較出来るという珍しい機会なので、1期24話の同じフレームで比較してみよう。


局:フジテレビNEXT
放送日:2012/03/06
評価:SD-ip/486(A)

1期24話のフレームで、上の2期1話と同じところ。

縦の伸びは悪いけれど横は2期より伸びが良い。1期から淡い質感だったので鮮明さは弱いものの、2005年放送の-ipアプコンとしては悪くない。

絵で見ると1期に比べて2期1話の方は周期が少し切れ絵が少し拡大されているようだ。1920x1080換算で、1期の画像を左12, 上3, 右11, 下5ピクセル切ってそれを1920x1080に拡大すると2期の画像とほぼ一致する。切れた範囲が16:9にならないので縦横比も異なり2期の方が微妙に横長になっている。縦486のアプコンで縦横比が十分な精度で維持されている例が多く、1期は周囲に数ピクセル幅の黒帯があるけれどその黒帯込みでほぼ正確に横は720で、縦は縞の状態から正確に486なので1期の方が正しいそう。まあアプコン前のスクイーズSDソース自体正確か怪しいので細かいことは気にしても意味がないかな。

1ピクセル未満の誤差もあり正確な値ではないけれど、切り取り幅から2期は709.5x482.5程度。720に足りない分、横の分布が悪くなったのかもしれない。

SD-pアプコンでは482.5という中途半端なジャギが出ていることが多いけれど、絵の比較からもそれに近い数字が出てくるので、482.5になるアプコン環境が実際に存在するのは間違いないだろう。




局:フジテレビNEXT
放送日:
評価:SD-p/482.5

1話にも新作映像はあるけれど、2話で2期の新作部分の分布を見ておこう。

安定したところは縦長の分布で1期の使いまわし部分と同等の画質。少し絵が切れているいう欠点はあるとしても、動きのある部分でも縞がないので1期より落ち着いた映像で見やすい。

縦は計算値通り482.5に十分近いけれど、横は最近確認した同じSD-pの結界師に近い711程度に見えるところが多く、上の絵の比較では少し誤差が出てしまったようだ。

緋色の欠片 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2012/03/05
評価:HV1280


ゆっくりでも動きのあるカットが多く全体としてはもう少し小さい分布になるところが多いけれど、比較的安定したフレームは綺麗な円分布になる平均的な鮮明HV。それほど強いぼかしはないけれど、暗部を少し持ち上げた感じのコントラスト控えめの淡い絵なので、分布の割にはソフトに見える環境も多くなりそう。

見た目にはほとんどジャギ感もなく線も十分なめらかに見えるけれど、縦720の特徴もはっきり残っていて、これもHV1280。