2010年10月2日土曜日

最強武将伝 三国演義 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/10/02
評価:HV1280+

これもテレ東との比較だけど、諸事情で絵は同じでも同じフレームでないかもしれないので周囲の暗いノイズっぽい分布の差はあまり気にしないで下さい。

極端な四角分布にやや明るい影のような分布が上下隅まで伸びる変わった分布。残像も多く線の脈動するなど、奇妙な特徴はテレ東での放送と同じ。

25p or 50iからの変換によるものという推測が正しいかどうかも適切に検証していなかったけれど、カメラがパンするようなカットを調べてみたところ1秒に25枚異なる位置の絵があったのでやはり元は25p相当の映像だろう。変換処理で縦方向に大きく線が崩れているので縦解像度の判断は困難だけど、横方向には1920に近いジャギの名残も確認できるのでフルHDの映像の可能性が高そう。とはいっても横もばっさり切れた分布なので横1920を維持した映像ではなく、放送までの過程で1440x1080の状態があったのだろう。

FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 番宣


局:テレビ東京
放送日:2010/10/01
評価:HV1280?

少し横長で縦の伸びが微妙な感じはするけれど、かなり大きな四角感のある分布。鮮明なカットはどこも似たような大きさになる。分布通りの鮮明な映像でリサイズでの乱れも少なく、高精細な元絵の特徴も崩れず残っている。精細感が強いという程でもないかもしれないけれど細かい描写も多く、比較的大きな画面でも良く見えそう。

ジャギだけに注目すると1440x810より大きいように見えるけれど、細かい描写は1280x720程度に縮小したと思える潰れ方になっているので、リサイズが優秀なHV1280かな?ただ縦横とも1280x720と思えるところが少ないのでく、もう少し上の可能性もあり?付き。この画質で放送されるかわからないけれど、本放送で再確認。

パンティ&ストッキングwithガーターベルト 1話


局:BS日テレ
放送日:2010/10/01
評価:SD-p/486

僅かに縦長の小さい楕円分布。横720に近いジャギがありアプコン相当の映像だけど、リサイズしただけという感じでもなく、アプコン後、あるいは一旦中間的なサイズに拡大した状態で少し加工しているかもしれない。グレイン風ノイズもありノイズの分布が大きく広がっているけれど、ノイズ効果がHV解像度で加えられたものか、圧縮劣化で細かいノイズになってしまったのかは不明。

横は720に近いと判断しやすい特徴があるのに対し縦はよくわからない。少し縦長の分布なので480前後だろうけど保留。

ちゃんとフレームでリサイズされた状態で動きがある部分も安定していることに加え、太めの線でコントラストも十分で低画質化という意図があったとは思えないくらい丁寧に処理している感じでジャギ感も弱く、分布の割りには鮮明に見える。OPEDの文字も縦1080の解像度なので最初からこの状態の可能性も高い、ということでBDも似たような特徴の映像になりそう?

星空キセキ


局:BS11
放送日:2010/10/01
評価:SD-i/488, SD-p/48x

番宣同様少し変わった分布になるSD-iのカットが多かったけれど、一部はちゃんとフレームで拡大されたSD-pの部分も混ざっている混合状態だった。縞部分はやはり488の珍しい処理になっている。

元からアプコン済みのマスターがあって最初からこの状態だったのか、今回の放送で部分的に修正があったのか、理由は考えてもわからないけれど、最近の作品でもないのでカットによって処理が異なっていたのは意外な感じ。



これはSD-pのカットの分布。アプコンとしてもやや小さいけれど自然な分布で上のようなSD-iのカットとはかなり印象が異なる安定した映像。言うまでもなく、上の縞部分も縞解消すれば大差ない自然な絵に改善できる。

テガミバチ 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/09/30
評価:HV1280

テレ東1話で見たところと同じ場所。拡大して見ると明るい部分よりその回りの分布に差があるけれど、局ロゴの成分が見えているだけ。1920局だけに動きのある部分やシーンチェンジなどでは圧縮劣化が大きい傾向はあるものの、BS11のような変なボケもなく安定した部分ではテレ東と大差ない状態。

テレ東での再放送はまったくチェックしてなかったので初回放送と違う状態だったのかわからないけれど、初回放送と比べるとキッズの方が僅かにコントラストが高く、暗い部分がより黒に近く引き締まった絵になっているけれど、テレビの補正なども影響する部分な上、違うといってもわずかなので視聴上の差はほとんどないだろう。

2期の番宣との差はあまりないけれど、絵で見ると質感は異なり2期番宣の方が低コントラストでボケ感が強い。2期が番宣通りの質感だとすると少なくとも1期1話よりもさらにHVらしさのない映像になりそう。




テガミバチ学園の分布。本編より明るい絵なのでボケ感の強い本編の後に見るとちょっと鮮明な印象になるけれど、分布はほとんど変わらず線の輪郭はかなり甘い。

本編含め改めて細部を見直してみると、比較的細い線の部分では縦720程度のジャギが見えるもの、細部も大きく潰れ気味なところも多いので、やはり大半のカットで元絵の解像度は不足気味なのでは?と思えるものの、ぼかしが強すぎて結局よくわからず。

しゅごキャラ!


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/09/30
評価:SD-p/48x


テレ東の初回放送での1話はここをはじめる前なので、しゅごキャラ!ナイトの1話と比較してみる。

少しノイズの分布が多い感じはするけれど、似たような分布で絵で見てもほとんど差はない。とはいってもフレームでの比較の話で、キッズではシーンチェンジ近辺を中心に圧縮劣化が大きめだったりとか不安定な要素が多いので動画としてはテレ東の方が上。

SD-pの理想的なアプコン処理なのにこの分布なので、アプコン前の状態から異常というくらいのボケ画質だったと思える初期のしゅごキャラ。




巻き戻り1話だったので、先週の1年目最終51話の分布と比べてみる。

放送日:2010/09/26
評価:SD-ip/486(A)

当初SD-pだったのに途中でアプコンはSD-ipに劣化してしまったので51話もSD-ipだけど、1話より一回り大きな分布で普通のアプコン画質という感じになっている。ただ低コントラストの淡い質感はそのままなので鮮明なアプコンというわけでもなく、この状態でも環境や好み次第でかなり不満な画質と感じるかも。