2012年3月10日土曜日

聖闘士星矢 冥王ハーデスエリシオン編


★4:3アニメです

局:BSアニマックス
放送日:2012/03/10
評価:4:3-ip/486(A)

2008年でも4:3のOVA。

4:3アプコンとしてはかなり大きな分布で、線も太めでしっかり黒いので鮮明さは十分。圧縮劣化のノイズは多いけれど、ノイズ効果もないすっきり画質。制作時期的にはHVあるいはせめて16:9で、と考えたくなるだけに4:3SDということ自体欠点に思えなくもないけれど、4:3の範囲で横720のジャギもはっきり残っていて、-ipアプコンというもう一つの欠点を除くと4:3SD映像としてはとても優秀。

ただそのアプコン処理での劣化が小さくなく、うちのテレビとの相性かもしれないけれど動いて縞の出ている部分のちらつきが気になった。縞解消すると格段に安定感が向上するので縞解消効果のわかりやすい映像かも。

映画プリキュアオールスターズDX


局:BSアニマックス
放送日:2012/03/10
評価:HV1280

このフレームは大きい綺麗な円分布で、全体十分鮮明なHV映像に見えるけれど、それほど動きの激しくないところでもモスキートノイズが少し多めのBSアニマックスらしい画質で、はっきりしない分布になるところも少なくない。

テレビシリーズとは異なり、映画でも黒帯なしの16:9乱れの少ない縦720のジャギが綺麗に残っているHV1280、というのはプリキュア映画共通の特徴。去年チェックした映画フレッシュ同様、スタッフロールなどの文字も1280x720で入っているので、その部分も共通なのかもしれない。




輝度スケールが少し狂っている明るすぎる映像で輝度の分布を見ると右(明)方向に少し溢れた状態。それほど不自然な絵に見えないテレビもあるだろうけど、肌など明るい部分の色が不自然に輝いているように見える環境が多くなるはず。

分布でわかる通り微妙なズレで、単純にPC->TVで補正すると逆に少し暗い絵になってしまうので
Levels(0, 1, 244, 0, 235, coring=false)
程度の補正で自然な明るさになる感じ。

局の問題ではないだろうしMXでも似た状態だろう。