2015年10月5日月曜日

ワンパンマン 1話


局:テレビ東京
放送日:2015/10/05
制作:マッドハウス
評価:HV1280


横の伸びが悪く小さめの縦長の楕円っぽくなるところがほとんど。NHK地上波ボケの影響を受けたような分布だけど、何故横ボケしているのか推測出来そうな特徴は特に見つからなかった。

こんな分布でも線が太めでしっかり暗い高コントラスト映像なので、くっきり画質と言えるくらい鮮明に見え、ボケた感じがする環境はほとんどないだろう。

古くは強烈なグレイン風ノイズ効果や低コントラストな映像で、放送映像では解像度推定が困難、あるいは完全に不可能なアニメも多かったマッドハウスだけど、最近は極端なつるつる画質にならない程度の弱い効果しか使わないので、派手に動くところ以外では劣化もほとんど気にならず、比較的安定画質になることが多い。

このアニメもすっきりくっきり画質で安定したフレームが多く、リサイズでの乱れもほとんどないので、縦720の特徴も非常に綺麗に残っている。マッドハウスは今期も変化なく、つまらないくらいわかりやすいHV1280。

落第騎士の英雄譚 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/10/04
制作:SILVER LINK. / Nexus
評価:HV1280



比較的鮮明なところでもこの程度で若干ひし形っぽく見えるところが多い。もうひと回り小さい分布になるカットも多く、少しソフトなHD画質になっている。

若干暗めの絵でもコントラストは十分高いけれど全体に線があまり黒くなく、黒浮きが激しいところも少なくないので鮮明化処理の弱い環境ではどこかはっきりしない絵に見えてしまうシーンが多いかも。

リサイズでの乱れもほとんどなく縦720の特徴もわかりやすく残っていて、これもHV1280。

ハイキュー!! セカンドシーズン 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/10/04
制作:Production I.G
評価:HV1280+/864



TBSでの1期1話と似たような分布になるところも多く目立った変化はないもの、特に鮮明なカットで見ると一回り以上大きく巨大と言いたくなる分布になるところが増えたようにも見える。

ただ当然シーンも異なり、効果の使い方などもカットによって微妙に違うので、変化というより演出的な差が影響しているだけかもしれない。

乱れの少ない縦864のジャギがわかりやすく残っていて、これも引き続き1536x864のIG標準HV1280+。

進撃!巨人中学校 1話



局:TOKYO MX
放送日:2015/10/04
制作:Production I.G
評価:HV1280+/864



縦の伸びがかなり良く、横が放送の限界で切れて少し縦長の楕円分布になる。線もしっかり暗い高コントラスト映像で、精細感の高いすっきりくっきり画質になっている。

高精細映像なのであまり気にならにけれど比較的ジャギ感の強い線で、特に背景では線がガタガタになっているところも目立つ。

線の輪郭が鋭利なことに加えリサイズでの乱れもほとんどないので全体に縦864の特徴がわかりやすく、元はIGのHV1280+標準1536x864。

まさかの実写コーナー付きでアニメパーの時間は短編に分類した方が良さそうな長さだけど、長く続いた1280x720併用(たまに1536x864で作るといった方がいい頻度だったけれど)からようやくIG全体の標準が1536x864と言えそうな状況になってきたようだ。

コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/10/04
制作:ボンズ
評価:HV1280

大きな分布でも若干角ばって見え、上下に×状のノイズが出ている。細めの線も黒に近いボンズらしい高コントラストのすっきりくっきり画質。

ボンズのもう一本、ノラガミ2期同様×状の分布が見える処理の割りには線の乱れは比較的抑えられていて、鮮明さを欲張ったような作りでも粗さはそれほど感じない。

拡大処理でも線が太くなりにくいリサイズを使っているので線に注目すると1280x720より上と誤認してしまいそうな特徴も多く、工夫がしっかり効いた絵になっていると言えそう。それでも極端に細い線で描かれたところでは撮影時の解像度限界で縦720の階段状のジャギがはっきり残っているところが多く、これもHV1280。

コメット・ルシファー 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/10/04
制作:エイトビット
評価:HV1280

大きめの円分布で鮮明なカットはどこも似たような分布になる。線の太さにバラつきがあるけれど細い線も黒に近い高コントラスト映像で、癖のないすっきりくっきり画質に仕上げている。

全体に線の輪郭は滑らかに見え、高いレベルでバランスが取れている印象。

映像として見ると粗さは感じないけれど、拡大して見ると線間隔の狭い描写などには乱れのない縦720のジャギも綺麗に残っていて、今回もHV1280のエイトビット。