2009年5月5日火曜日

番外 東京国際アニメフェア ~アニメアワード2009~


多数の短編アニメが紹介されたMXの番組。番組自体はスタジオ収録の実写HV以外はすべてコンポジのアプコンで、個別の画質を評価するまでもないけれど、『制作著作TOKYO MX』なので、MXアプコンの挙動という視点で確認。

上は16:9の3DCG作品まっくららんどのホネイヌくん「まっくららんどへようこそ」の分布。

局:TOKYO MX
放送日:2009/05/05
評価:LB-ip/382

ドット妨害輝線も見える四角分布。よれよれで縦解像度も382のレタボズーム。MXもやろうと思えばレタボズームは可能ということか。

この番組の編集を局内でやったかわからないので可能性だけの話にはなるけれど、過去のMXレタボズーム放送では縦382のものは少ないので局でのレタボズームはほとんどやっていない感じはする・・けれど、作品ごと位置の微調整とかやっていれば違う数字になるなぁ。


★4:3アニメです

こちらは4:3のツクモノキモチという作品。

評価:4:3-ip/486

動きのない部分のドット妨害やクロスカラーは抑えられていているものの、微妙に揺らぎがあることで-ipでの縞が出てしまうところが多い。放送での圧縮とは別の圧縮での劣化があるようにも見えるのでソースの質の問題かも。

4:3は普通の-ip/486アプコン。同じ-ip/486でもMXの4:3や額縁のアプコンではあまり見かけない特徴で、tvkの4:3アプコンに近い。

リストランテ・パラディーゾ 1話


局:BSフジ
放送日:2009/05/04
評価:HV1280+

フジテレビ1話で見たところとは別のところで比較。上がBS、下が地上波。

地上波より横の伸びがよく、わずかに線ははっきりしているけれど、動きの少ないところでもブロックノイズが出るくらい劣化が多く、圧縮での劣化が目立つ、いつも通りのBSフジ画質。シーンチェンジ前後や動きの大きな部分での破綻もひどく、汚いフレームも多い。




フジテレビもそれほど差のない分布で、圧縮での劣化はBSとは比較にならないくらい少ない状態で、安定していて見やすい。