2009年7月3日金曜日

化物語 1話


局:TOKYO MX
放送日:2009/07/03
評価:HV1280

大きな円分布のHV画質。演出で多少変化はあるものの、この程度の分布のところが多く全体に鮮明で精細感も感じられる映像。

HVではよくあるパターンで大きなサイズの絵を縮小した状態で、細かいところは縦720のジャギがはっきり確認できるHV1280。縮小前のジャギも比較的はっきり残っていて元のサイズも正確に確認できるかも。


アバンの部分は、上下それぞれ144, 147ピクセル幅の黒帯付きシネスコサイズ状態だけれど、ここも黒帯込みで縦720なので上下を黒くしただけの状態。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序


局:日本テレビ
放送日:2009/07/03
評価:HV1280


BDとの比較、下がBD。

グレイン(ほんもの)に加え、少し絵のガタツキもあり、周辺も切れた状態で容易にフィルム経由の特徴が確認できる。BDとは、まったく違う質感で分布も小さく、周辺にノイズの分布も見える。

1個所のみの確認だけれど、BDと比較して1920換算で左右20ピクセル程度、上8、下18ピクセル程度切れた状態で、制作解像度では1254x704程度範囲が拡大された状態。

正確に1280x720から拡大された状態のBDより少し拡大率が高く、分布もその差分悪くなるけれど、その要素よりもフィルムでの劣化やボケの方が大きく影響している状態だろう。確認に使ったフレームはBDと比べると1ピクセル幅程度絵が傾いているというアナログ的な特徴もあった。



絵で見ると解像度の差に加え、明るさ+色の違いが大きく、BDの方がかなり明るい。比較してみているとBDがまぶしく感じるようなシーンもあり、ノイズの少なさもあってやはり最近のテレビアニメっぽい絵という感じがしてしまうところもある。

デジタル制作でもグレイン風ノイズを加えたくなる気持ちも何となくわかる差?

家族クラブ


局:フジテレビ
放送日:2009/07/02
評価:HV1280+


この手のアニメはくスルー気味だけれど、なんとなくチェックしてみたらユニークな解像度だった。

巨大な分布で縦の伸びはかなりよい。といっても連続的な分布でなく、上下の隅の部分はノイズ的な要素で、補間の弱いリサイズで輪郭がはっきりした状態の影響かな?

縦方向にはっきりとジャギが確認でき縦は756という他に確認例のない数字。756=84×9なので横は84×16=1344と思えるけれど、少しずれていて横は1332前後。ずれの理由は不明。

劇場版 それいけ!アンパンマン~妖精リンリンの秘密


局:日本テレビ
放送日:2009/07/03
評価:SD-ip/486


去年公開の映画で、16:9で放送。

ほとんど四角のアプコン分布。

リンギングも強めで静止画で見ると汚い感じはするものの、動画としては輪郭強調効果もあって少しくっきり感のある映像。

大正野球娘。 1話


★4:3アニメです


局:TBS
放送日:2009/07/02
評価:4:3-ip/486


番宣同様賑やかな分布。

4:3の範囲で横540程度のジャギがはっきりと残っていて、スクイーズSDのサイドカット状態。

NEEDLESS 1話


局:TOKYO MX
放送日:2009/07/02
評価:HV1280


比較的大きな円に近い分布で十分鮮明な映像。ジャギ感も少なく線もきれいで、バランスのよいHV画質。


縦横とも1280x720の特徴が確認できるHV1280。

東京マグニチュード8.0 番宣



局:フジテレビ
放送日:2009/07/02
評価:HV960, HV1280?


特番内の番宣映像。

若干四角っぽい分布。

少し線の乱れもありあまり精細な感じはなく、通常のアニメ作画部分は崩れ気味の縦540のジャギがあるように見え、CG部でははっきり縦540のジャギも確認できるのでHV960と思えるけれど、一部カットでは横1280のジャギも確認できる。

ことなる画質の混合状態のように見え番宣用に作った映像という感じ?ということで本放送は少し変わる可能性もあるかも。