2013年1月23日水曜日

俗・さよなら絶望先生 1話


局:キッズステーションHD@旧e2
放送日:2013/01/21
制作:シャフト
評価:SD-ip/486(A)


2008年のMXなどと比べると縦の伸びは少し良く、逆に横の伸びが悪くなっているけれど、2008年で見たフレームは状態が悪く、動きで縞が出ている部分が多かったことが影響している。

安定したところは縦の伸びはもっとよかったはずということで、むしろ今回のキッズの方が横方向のボケが強い分、若干悪い画質になっている感じ。



MX, tvkはSD-ip/487すたちゃ、BS11はSD-ip/486(R)と同時期の放送でもアプコン処理は異なっていけど、今回はソースも異なるけれどアプコンも普通に486(A)で異なっている。

横の伸びが極端に悪い例はネギま2期再放送@MXなどもあったけれど、チェック数は少ないもののDVDに良く出てきた特徴で、横720程度の映像とは思えないくらい横の伸びが悪いものが多い。ビットレート不足が深刻なDVDでは720x480限界近く鮮明な映像だと見ていて気になるくらい圧縮劣化が増えてしまうので、気付く人もほとんどいないだろうから意図的にボケた絵にして誤魔化していた(いる)のかも?

劇場版 戦国BASARA -The Last Party-


局:BSアニマックス
放送日:2013/01/20
制作:Production I.G
評価:HV1280+/864

CMもチェックしているけれどあらためて見ておこう。


テレビシリーズと同等の巨大分布になる鮮明精細HV。ノイズ効果のほとんどないすっきり画質でアニマックスでも圧縮劣化も少なく十分安定して見える。

 映画でも黒帯なしの16:9で縦864なのも同じ、ということを再確認しただけで、特に面白い要素は見当たらなかった。

去年WOWOWでも放送しているけれど、他BS局とは比較にならないくらい横1920を維持したソースで放送する番組が多く、この作品も1440を経由しない映像だったらしい。

ワンピース 呪われた聖剣

局:BSアニマックス
放送日:2013/01/20
制作:東映アニメーション?
評価:HV1280

劇場版BASARAのついでという感じだけど2004年3月公開の5作目。


小さめの分布でも、線も太めでしっかり黒く見た目の鮮明さはまずまず。細かい描写も多いけれど、古い作品にありがちなジャギ感の強い線でリサイズの乱れもあり、どこかはっきりしない粗い絵に見える。

ベタ塗りっぽいすっきり画質でもノイズ効果のちらつきもしっかりあり、BSアニマックスでは劣化も目立ち、ノイズの影響で周囲明るい分布になってしまうところが多かった。

映画でも黒帯なしの16:9で、縦720の特徴もはっきり残るHV1280。 スタッフロールの文字なども映像と同じ1280x720で入っている。今でも劇場版は1280x720のワンピースだけど、テレビより先にHVデジタル制作に移行してそれが続いてしまっているだけという感じなのかな。



非常にコントラストの高い映像だけど、少し輝度がおかしく特に明るい部分の色は不自然に見えるところが多い。

輝度分布をみると右(明)方向に中途半端に溢れた状態になっている。まったく気にならない環境もあるかもしれないけれど、
Levels(0, 1.0, 255, 0, 246, coring=false)
程度補正すると色の違和感も軽減する。