2010年4月2日金曜日

Yes!プリキュア5


局:TOKYO MX
放送日:2010/04/02
評価:SD放送


SD放送時間帯での放送なので面白みはないけれど、テレ朝放送では高解像度のHV放送だったのでどう変わるか見ておこう。

ほぼ正方形に見えるSD-ipのような分布。横方向はほぼ720の解像度の限界まで使っている感じだけど、縦は480を活かしていない状態でダウンコンバートによって縦方向に劣化していると考えるのが妥当かな?理想的なSD化であればSD-pの縦長の分布になるけれど、汎用のダウンコンバートでは特定の映像で理想的な状態にすると他の映像で激しく乱れるなど不都合が出ることもあって、多くの映像で気になるような劣化が出ないように調整しているようにも見える。

リサイズでリンギングも出て輪郭強調気味なので、綺麗な印象はないけれどくっきり感は十分。アプコンの形跡もなく、おそらく元はちゃんとHVだろう。今回は断定できない(できるかもしれないけれどそこまで調べる気がない)けれど、データの残っている回で比較すれば元がHVかどうか判断することは容易。

テレ朝1話のころはまだここを始めてないので何も残っていなけれど、話数やシーンに関係なく最終話で見たような巨大分布だった。

それいけ!アンパンマン


局:日本テレビ
放送日:2010/04/02
評価:SD-i/486(A)

何となく録画してみたら16:9化されていた。検索してみると今日から変わったようみたいだけど正しい情報かは不明。

分布で分かりやすいSD-iの常時縞映像。横の伸びは悪くなく、少しジャギ感のあるアプコン画質。

前回のチェックが2年前と古く、アプコンの細かい分類をはじめる前なので再確認してみると、この時は4:3-ip/486(R)だった。

日テレでは、夢色パティシエールも1話だけSD-i、2話でSD-ipに変わったので、今後アプコン処理は変化するかもしれないけれど、16:9化でもアプコン維持ということは当面この解像度で続くことになるのだろう。



縞解消時の分布。SD-pのような縦長になる。

若干ノイズやジャギ感はあるものの、元はSDとしては悪くない画質。

会長はメイド様! 1話


局:TBS
放送日:2010/04/01
評価:HV1280


番宣と大差ない分布の少しソフトなHV画質。横は適度に補間が効いてなめらかなのに対し、縦は少しジャギ感のあった線をぼかしたような状態。似たような特徴の映像は多いけれど、横と縦の差が比較的大きい。

くっきり感はないけれど、ぼかしもバランスを考えた感じで強すぎず線もそれなりになめらかに見え、グレイン風ノイズもないすっきり落ち着いた画質で見やすい。

縦720のジャギがはっきり確認できる状態で、これもHV1280。

迷い猫オーバーラン! 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2010/04/01
評価:HV1280-i(SION)

BS11では複数バージョンの番宣が大量に流されているけれどMXでもようやく発見。

BS11で見た時と同じ絵の分布で、やはりHV1280-iのパターン。BS11より少しよいものの、横伸びは悪くソフトというよりややボケた印象の映像。

BS11では番宣が早かったこともあり、デュラララのように本放送は縞のない状態になる可能性も期待したいところだけど、逆に問題を隠すためのアプコン化もあり、くらいに思っていた方がいいかな。

おおきく振りかぶって ~夏の大会編~ 1話



局:TBS
放送日:2010/04/01
評価:HV1280

番宣通りであれば30分枠深夜アニメでは初のフルHD相当(横が1440なので)作品になったのに、本放送は十分鮮明な映像でも似た質感のアニメもそれなりにある普通のHVに劣化。

といっても、その状態でも大きな円に近い分布で、普通に見ていて番宣とは違うと気付く人も少ないだろうと思えるくらい鮮明で高画質な映像。

結局これも縦720のジャギがはっきり確認できるHV1280。元がフルHDでも十分な作画ということもあって線もなめらかに見え、1280x720の映像としてはかなり優秀。むしろ作品の雰囲気にはこのくらいの画質の方がいいかもと思うくらいだけど、ちょっとがっかり。




番宣のチェックを再掲。上と同じフレーム。縦も極端に伸びがよい感じには見えないけれど、フレームのよってはほぼ上下の隅まで伸びる線もあり、今日の放送より伸びの良い分布になっていた。絵で見ると格段に鮮明で縦1080のジャギが確認できる状態。

すごい画質だけど鮮明すぎることもあって少しノイズは多く、誰もが今日の放送より高画質と感じるかは微妙で、今日の放送の方がよいと感じる人も多いかも。

番宣時の映像を1280x720化したのか、撮影からやり直したのかわからないけれど、これも番宣だけ高画質(と感じるかはともかく高解像度)のパターンだったようだ。

B型H系 1話


局:TOKYO MX
放送日:2010/04/01
評価:HV1280


円に近い大きい分布で似たような分布になるところが多い。グレイン風ノイズもなくすっきり画質で、線も暗くコントラストも高く、くっきり感も十分。

これも正確に縦720の特徴が確認できるHV1280。

補間もしっかり効いたなめらかな線で、極端な精細感はなくても少し上の解像度に見えるくらいよく出来た映像。

かんなぎ


局:TOKYO MX
放送日:2010/04/01
評価:SD放送


マクロスFに続きマルチ編成時間帯での再放送だけどチェックしてみる。

初放送時はLB-ipの状態だったけれど、その時より縦の伸びがよく、線の粗さも目立たない。

横は若干伸びが悪くなって少しボケるけれど、レタボズームよりはよく見えるかも。

普通にHVで放送されていればSD-ipで、BSJAPANと大差ないアプコン画質だと思うと、ちょっと残念。