2018年4月9日月曜日

ピアノの森 1話

局:NHK-G
放送日:2018/04/08
制作:ガイナックススタジオ
評価:HV1280

あまり黒くない線で暗さのバラつきも大きいけれど、映像全体のコントラストは高く十分鮮明に見える環境が多くなりそう。線の輪郭は滑らかに見えるけれど、拡大するとジャギ感の残る線をぼかして整えたような作りになっている。

リサイズでの乱れもなく、縦720の特徴がはっきり見えるわかりやすいHV1280。

Caligula -カリギュラ- 1話


局:TOKYO MX
放送日:2018/04/08
制作:SATELIGHT
評価:HV1280+/871?

精細感の高いカットも多いけれど、彩度抑えめで余り暗くない線も多くくっきり感は弱め。
全体ではないけれど色収差再現フィルタで隅に近づくほど線に色ズレが見えるところが多い。

パンやズームなどのカメラワーク大好きコンテということに加え、圧縮劣化の影響で線が少し荒れて判断できないところが多いけれど、CGで作った要素や線間隔の狭い描写にはジャギがはっきり見えるところがあり、断片的に縦871の特徴が残っている。
正確な数字だと思えるけれど確認できるカットが少なすぎるので?付きで2話以降再確認の予定。

871は整数で16:9にならない中途半端な数字なのに今期異なる制作で3作品目。サテライトではシンフォギアAXZも同じだった。

あまんちゅ!~あどばんす~ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/04/08
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900

細く輪郭が鋭利な線で精細感も高いくっきり画質。一部のカットだけど撮影段階でのリサイズが極端に鮮明さを優先したような処理だったのか線に粒状感が出ているところがあり、環境によってはその粗さが見えてしまうこともありそう。

縦1080に拡大する処理では特に乱れは少なく、縦900の特徴はしっかり残っている1600x900のHV1280+で変化なし。時間がかかるので真面目に探さず未発見だけど、1期ではフルHDのカットが混ざっていたので探せば今回もあるかもしれない。

ニル・アドミラリの天秤 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/04/08
制作:ZERO-G
評価:HV1280

彩度低めのセピア調の絵でも輪郭が鋭利な細く暗い線で描かれているので精細な印象の鮮明画質に見える。

拡大すると線が細すぎて解像度限界でジャギの特徴がはっきり見えるところが多いけれど、適度なぼかして粗さが気になる環境は少なさそう。

リサイズでの乱れも少なくほぼ縦720の特徴がきれいに残っているHV1280。

キラッとプリ☆チャン 1話

局:テレビ東京
放送日:2018/04/08
制作:タツノコプロ, DONGWOO A&E
評価:HV1280

高コントラストのくっきり画質。若干太さのある線が多いので気になる環境は少ないだろうけど、鮮明さを優先したようなリサイズの影響で線の輪郭に周期的な崩れがあり、どこかすっきりしない絵に見える環境が多くなりそう。

縦720の特徴ははっきりしないけれど、1.5倍に拡大した周期的揺らぎが強いタイプのHV1280。本編より鮮明で精細に見えるOPも高解像度ではなく、CGっぽい要素には縦720のジャギがきれいに残っている。


ゲゲゲの鬼太郎 2話

局:フジテレビ
放送日:2018/04/08
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/893??

1話で東映に多い縦900に近い特徴は確認できたものの正確にその数字とは思えず、900に届いていないように見えた。十分な精度で確認できなかったので2話まで待ってみたものの、2話も難解で全体に共通の特徴がはっきり見えてこない。

CGで作られた背景のジャギなど縦893辺りの特徴のカットが複数見つかったものの、その数字にも見えないカットも大量にあり、中にはフルHDでないと難しいと思いたくなるような線間隔の狭い描写もあったりするカオスな映像で、結局お手上げ。

893に見えるところもそれが撮影解像度に由来する特徴なのか怪しいけれど、他に複数カットで共通する数字が見い出せなかったので??付き評価。

レイトンミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~ 1話

局:フジテレビ
放送日:2018/04/08
制作:ライデンフィルム
評価:HV1280+/874


朝アニメでは珍しい明るさを抑えたベタ塗り気味のすっきり画質。逆にもっと暗くてもおかしくない
シーンでも極端に暗い表現を用いないので目に優しい映像かも?圧縮劣化でモスキートノイズが多いけれど、線の輪郭の乱れは少なくとても滑らかにみえる線になっているところが多い。

リサイズでの乱れも少なく、特にCG利用の背景の細い描写にはジャギ感が強いので数えてみると何故か874とこれも中途半端な数字。873は9の倍数だけどそれより1大きいのに絵の上下隅に隙間があったり引き伸ばされた特徴もなく、縦874ピクセル分の情報がしっかり残っているので、元映像が整数で16:9だったものが欠けた結果と仮定すると、オリジナルは1568x882以上なので最低でも縦8ピクセル分欠けた状態と、かなりもったいない話。

撮影サイズからフルHDに拡大する処理で絵が欠けたと判断できる例があることから整数で16:9になっていないものは欠けた可能性た高い、といったことを書いているけれど、そもそも放送映像では判断できない領域で、撮影解像度が整数で16:9になるサイズでなければならない理由もなく、最初から縦874で撮影しているなど実際の処理が異なる可能性もあります。

LOST SONG 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/04/07
制作:LIDENFILMS×ドワンゴ
評価:HV1280+/831

コントラスト抑えめで線もそれほど黒くないのでくっきり感は弱く、遠近表現でのぼかし効果も多用しているので環境によってはソフトな絵に見える環境も多くなりそう。線の輪郭は比較的はっきりしていて、全体にボケた映像というわけではない。

リサイズでの乱れは少なく、条件の良いフレームでは縦831の特徴がきれいに残っているところが多く見つかる。831も整数で16:9にならない中途半端な数字で近似値で1477x831くらいのサイズ。

ライデンフィルムは去年のロクでなし魔術講師と禁忌教典が整数で16:9になる1488x837だったので
元はこのサイズだったものが拡大時に少し欠けたパターンだろう。