2010年10月3日日曜日

スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- 1話



局:TOKYO MX
放送日:2010/10/03
評価:HV1280

いきなりL字回。

カットによって分布の差が大きいけれど、安定したところでは大きめの円に近い分布になる鮮明HV。稀に線が断片的になっていたり、少し雑な感じの残るカットもあるけれど、全体としては乱れのないなめらかな線になっているところが多い。細かい描写でもジャギが目立つようなことはなく、上質な高精細HV映像に見える。

といっても実際に高解像度というわけでもなく、ほぼ正確に縦720のジャギが確認できるカットがありこれもHV1280。



局:tvk
放送日:2010/10/03
評価:HV1280


tvkの同じフレーム。MXより僅かに横の伸びが悪く少しボケているけれど、十分大きな分布で見比べてもほとんど違いがわからない環境も多そう。

STAR DRIVER 輝きのタクト 1話


局:TBS
放送日:2010/10/03
評価:HV1280

最初に放送された番宣しかチェックしてないけれど、その時より全体に少し大きな綺麗な円分布になるところが多く、高コントラスト映像で鮮明に見える。大きいというほどの分布ではないので、線の輪郭は甘いものの、線は非常になめらかでジャギ感もなく環境を選ばず良くみえそう。

番宣と異なり960x540のジャギも見えず線も細めで精細感もある映像になっているけど、重なった皿とかメガネのフチなど線の間隔の極端に狭い部分は1280x720のサイズがあればちゃんと表現できそうなところでも潰れたり崩れたりしている。少し不自然な繋がり方になっている線の特徴などを含め、作画ではなくフィルタ処理で精細感を高めたように見える。

細かい描写部分を除くと、繰り返しになるけれど全体に線も細めのそれなりに精細な映像に見える。この映像を見ても元は960x540だと考えているものの、その仮説が正しいとしてもHV960分類に入れるような映像でないので、今回はHV1280分類としておこう。

解像度に見合う精細な作画をした上でさらにより高画質に見える努力をしている作品も多いだけに、このアプローチを高評価したくないという思いもあるけれど、線が細くなるフィルタを使ってでも精細で鮮明に見えればいいじゃん、という考えでこの画質にしたというより、現在の環境でより良い絵にするためにはどうすればいいかを考えて工夫した結果の画質と思えるくらいよく出来ているだけに、その努力は評価したい気分になる。

などと書いたものの、そもそも前提が自分の勝手分析の仮説で実体とはかけ離れた可能性もあるわけで、もし的外れな推測であった場合BONES他関係者に謝罪しないといけないな。まあ最初から相手にもされないだろうけど・・・

こばと。 1話


局:BShi
放送日:2010/10/03
評価:HV1280

BS2の放送から1年、ようやくオリジナルに近い鮮明さで放送されたこばと。。

NHK-Eとの比較ではいつも通りBShiの方が横の伸びがよく、余分なぼかしのない少し鮮明な絵になっている。BShiの番宣より地上波の方がよく見えたけど、鮮明さでは今回のBShiの方が上なので、番宣用映像の扱いが雑だっただけだろう。

地上波より鮮明とはいっても大きな違いがあるわけでもないので差を感じない環境も多いかも。鮮明な分圧縮劣化が出やすいので、この程度の差であれば地上波の安定性を取る方がいいかもいれない。

緊急地震速報付きだったので要望が多ければ再放送もやりそうだれど、地上波の後なので再放送希望という人もほとんどいないかな?

夢色パティシエールSP プロフェッショナル 1話


局:日本テレビ
放送日:2010/10/03
評価:SD-ip/486(A)

1期から特に変化もなく、普通のアプコン画質。分布も悪いわけではないけれど、低コントラスト気味なので、環境によってはボケた感じに見えてしまうことも多そう。

他局では長寿アニメのHV化もかなり進んだ上、超低画質だったTBSも改心してしまっただけに、日テレの新作アニメのアプコン率は極端に高い。

継続2期とはいえいきなりの地震テロップがあったけれど、日テレのテロップはSDで出力した文字を拡大して表示しているので線がガタガタになっている。アニメと関係ない話だけど、アナログ終了1年を切るところまできてもまだHV化できない機器がある局はちらほらあり、テレビ局も結構大変なのかな?機器の更新は別の事情も影響するので金がないという話に直結するわけでもないけれど。

パンティ&ストッキングwithガーターベルト 1話


局:tvk
放送日:2010/10/02
評価:SD-p/486

BS日テレと同じフレーム。大差ない分布だけど全体にグレイン風ノイズが潰れてしまっているために少しすっきりした絵になっている。部分的にはtvkボケも出ているけれど、元々ボケの強い映像なのでほとんど印象に違いはなく、よく動くアニメなので動画で見て差を感じることはなさそう。

映像としては同等なので、他の特徴はBS日テレで触れた通り。

薄桜鬼 京都回想録


局:tvk
放送日:2010/10/02
評価:SD-ip/486(A)


実質1期総集編の特別編ということで、1期の-ip回と同等の分布。どういう低画質化処理か結局よくわからなかったけれど、近い分布にするにはレタボ化するのが簡単なのでLB-SDの可能性もあり。

前回のHV番宣と異なり今日の予告は本編と変わらないので、来週以降も低画質化放送継続かな?

探偵オペラ ミルキィホームズ 番宣


局:tvk
放送日:2010/10/02
評価:HV1280, HV1280-i(GONZO)


下の分布の縞HVカットも多いけれど、まともなHVカットもあり、そこは上のような大きな分布になる鮮明画質になっている。番宣だけ縞HVという例もいくつかあるので、本放送でも修正されることに期待。

この部分を見る限り、少し線にムラはあるものの細い線で少し潰れ気味でも円に近い分布の通り適度に補間されていて鮮明で精細感もそれなりにあるくっきり映像になっている。縞の状態から元が縦720なのは間違いないけれど、ちゃんとフレームで拡大されている部分も綺麗に縦720のジャギが残っている。



なかなか淘汰されない縞HV。1080p解像度での撮影が当たり前になるまでなくなりそうにない?

縞解消はもちろん可能だけど、番宣でタイトルや文字は1080で入っているので、理想的な状態に近づけるのは困難なところも多い、というのは縞HV作品ではOPEDなどでよくあるパターン。

上のようなカットに比べ縞部分は横の伸びが悪く、さらにコントラストも低めのややボケ気味な映像なので、縞解消しても上のような分布になるわけでもない。演出的な効果という感じでもないので、カットや放送回によって画質が大きく変わる可能性もありそう。

とある魔術の禁書目録II 番宣


局:tvk
放送日:2010/10/02
評価:HV1280

HVとしては小さい分布で、1期との差もほとんど無く相変わらずのボケHV画質。

テガミバチ REVERSE 1話


局:テレビ東京
放送日:2010/10/02
評価:?

番宣と大差ないもののアプコンと言ってしまいたいような小さな分布で、出来のよいリサイズであれば実際アプコンで十分な線に見える。背景の直線的な描写のジャギを見ると実際SD解像度に近いので、分布通りアプコン相当の映像が大半?

改めて1期の映像を見ると、似た分布ながら全体に少しよい状態でREVERSEよりは精細な特徴もあるように見え、細部の特徴を見る限り元絵が低解像度であるとしてもアプコンを疑うほどではなさそう。2期は逆にアプコン?と思いたくなるような特徴が多く出ていてさらに劣化した状態にも見えるけれど、数十カット程度見た程度では判断が難しいので、1期含め時間をかけて都合よい特徴が出ているカットを探した方がよさそうだ。ということで評価なしで保留。

もっと To LOVEる 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2010/10/02
評価:HV1280


若干伸び悩んでいる感じもある分布だけど、動きのあるシーンが短時間で切り替わる番宣で条件が悪いので、HV放送されれば本放送ではもう少しよい分布になりそう。少し黒浮きさせてくっきり感が強調されるような画質は避けているけれど、低コントラストというわけでもなく、乱れのない綺麗に補間された線でも十分精細な感じも残りバランス志向の落ち着いたHV画質。

普通に見てもほとんどジャギ感のない絵になっているけれど、リサイズでの乱れもないので縦720の特徴もきれいの残っていてこれもHV1280。

Yes!プリキュア5 1話


局:BS11
放送日:2010/10/02
評価:HV1280+

BS11のプリキュア再放送もHV化の5に変わる。他作品でも誤認しまくりな状態で言うのもなんだけど、プリキュア5は過去の記事を消してしまいたいくらい何度も修正を繰り返す結果になっているだけに存在を無視したくなるけれど、今回も素直にチェックしておこう。

テレ朝での同一回はないので、直接比較できないけれど、最終話のフレームと比較していみるとBS11ボケの影響でリンギングが軽減し不自然な輪郭強調がなく、分布も少し丸い感じになっていてテレ朝より少し安定感のある絵になっている。コントラストも高く、作画も精細な映像でボケあってもこの大きな分布の通り、過去BS11で放送されたアニメの中でも圧縮劣化が見えない部分ではかなり優秀な画質に見える。

MX番宣での最後の修正の通り、やはり縦は900で横方向にも1600の特徴が綺麗に残っているカットも沢山あった。プリキュアはHV化後現在まで一貫して1600x900で間違いないだろう。と書いてもまったく説得力がないけれど、もう修正する必要はない・・・といいな

バクマン。 1話


局:NHK-E
放送日:2010/10/02
評価:HV1280

番宣同様中間的なきれいな円のHV分布。放送がNHK地上波なので元の映像はもう少し横の伸びが良く鮮明なのだろう。カットによってはJCのHVでは珍しいというくらい暗い色も使っていて、比較的コントラストも高いのでHVらしい鮮明さが十分感じられる環境も多そう。

どちらかというと作画面の話だけど、元画像から少しジャギ感がある状態で線の太さや輝度が周期的に変わっているなど、静止画で見ると雑な感じに見えるところが多い。

番宣同様縦720の特徴がはっきり確認でき、HV1280で間違いないだろう。