2008年1月15日火曜日

ARIA THE ORIGINATION 2話


局:テレビ東京
放送日:2008/01/14

1話にあった縦方向の異常が改善し、若干ぼけているのはARIAらしい演出として解釈すれば、ジャギは出てるもののそれなりにまともなアプコンになりました

2008冬のまとめ

★最初の公開から狼と香辛料の部分を大幅に書きかえたもののそれも勘違いでまた書き換えてます(;;)
明記し忘れてたと思いますが、ここではSDを越えるサイズで制作されたものをHVと判断しています。分布から推定できる程度にはサンプルが集まったので、HVについて
  • HV1280+ (720pサイズ1280x720を越える制作サイズが必要なもの)
  • HV1280 (720pサイズで制作されたと思われるもの)
  • HV960 (1/4サイズ 960x540程度で制作されたと思われるもの。もし横1024等の解像度で制作しているものが存在するのであれば、それもここに分類されることになると思われる)
の3つにわけてみます。とはいっても1920x1080の環境であれば720pにしか見えない映像にすることも可能ですので、ここでの評価は、その解像度があれば十分というだけであって、それ以上のサイズでの制作を否定するものではありません。リサイズ時処理の副作用などの特徴からそれほど的外れな推定ではないと思いますが、所詮素人の分析なので勝手評価といわれればその通りです。
1月スタートアニメでHVと判断したものは3つのみ。個別に再評価します。



ポルフィの長い旅@BSフジ
HV1280
1280限界で急激に落ち込みますのでアプコン判定の場合と同様典型的な1280の分布に見えます。

メジャー 第4シリーズ@NHK-E
HV960

960x540サイズとしては狭いのですが、円に近い分布でその外の成分が少ないため拡大処理後に弱くぼかしフィルタをかけたような分布ということで、元は960程度でしょう。

狼と香辛料@TOKYO MX
HV960-i

十分広い分布ではあるものの、1280に比べて一回り小さく960の上限がこの程度。一部精細に見える箇所がありましたが、分布を調べてみると同等で、1280以下のサイズで十分でしょう。ズーム処理の問題による縦方向の劣化を示す意味で-i(インターレースをフィールド単位にズームした)を付加してます。

ロザリオとバンパイアのようにアプコン処理後に画質に大きな影響を与える操作を行なったものについては、アプコンとは別の区分があってもいいと思いますが、今のところ1つしか出ていないので、他の例も出てきてから考えるとしよう。風の少女エミリー(NHK-E)もこのタイプだと思える線だったのですが、データがなく記憶だけなので、再放送などあれば確認してみるかも。