2016年5月7日土曜日

それいけ!サブイボマスク 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/05/06
制作:DLE
評価:HVFULL

DLEらしいFLASHっぽいデジタル作画短編。

縦1080の特徴がはっきり残っているフルHD相当の映像。

あにめたまご 風の又三郎

局:BSアニマックス
放送日:2016/05/01
制作:武右ェ門
評価:HV1280

昔から使われる手法で斬新というわけでもないけれど、動きのないところも複数枚の絵を使って線が揺れ動いたり、絵自体も紙に描いた絵を切り取って背景にのせて動かしているような輪郭なので独特の質感の映像に見える。

髪などの塗りがフレーム毎に模様が変わるランダムなテクスチャになっているので本当に紙を使ってるのかも?と思えるくらいのカットもあるけれど、CGっぽさが軽減されていても動画要素は基本3DCGで作られているので、揺らぐ線などのランダムな変化も含めデジタル的な処理で仕上げた映像だろう。

ただ全体にジャギ感が極端に強く、ほとんどの輪郭に階段状の特徴が出ている。普通のアニメのような滑らかな輪郭にすると独特の質感が消えてしまうので故意にその特徴を残したのかもしれないけれど、雑な作りの粗い絵に見えてしまうくらい線のガタガタさが目立つカットも多かった。

極端にガタガタの線なので縦横とも1280x720の特徴がわかりやすく残っていて、これもHV1280。

あにめたまご かっちけねぇ!

局:BSアニマックス
放送日:2016/05/01
制作:手塚プロダクション
評価:HV1280

キャラデザ作画含め手塚プロダクションらしいと思えるような作り。それほど精細な絵には見えないけれど、線の輪郭も滑らかで鮮明さもまずまず。

撮影までのリサイズの問題か、単純に彩色時の2値画像のガタガタの線の特徴が強く残っているのか線に少し乱れが出ているけれど、拡大時のリサイズでの乱れは少なく、正確に縦720と判断できる特徴もきっちり残っているHV1280。

あにめたまご UTOPA

局:BSアニマックス
放送日:2016/05/01
制作:STUDIO 4℃
評価:HV1280+/810

比較的精細感の高い絵で、線も黒というほどではないものの適度に暗く十分鮮明に見える。滑らかな線に見えるカットが多いけれど、作画時の線が細すぎてジャギ感の強いところが多く、少し粗い絵に見えてしまうところもあった。

その特徴のおかげで縦810のジャギもわかりやすく、1440x810のHV1280+。

STUDIO 4℃は2014年のアニメミライでも黒の栖を作っているけれど、それも1440x810だった。

あにめたまご カラフル忍者いろまき

局:BSアニマックス
放送日:2016/05/01
制作:SIGNAL.MD
評価:HVFULL

ベタ塗りに近い若干簡素な作画でも精細感の高いすっきりくっきり画質で、見た目にもフルHDっぽい質感。線の輪郭は十分なめらかに見えるけれど、拡大して見るとジャギ感の強い線をぼかしたような特徴で、縦1080の特徴が非常にわかりやすく残っているフルHD相当の映像だった。

今年からアニメミライからあにめたまごに変わったけれど、この企画でのフルHDは2012年のぷかぷかジュジュ以来。