2013年1月3日木曜日

へんねこBBS 変態王子と笑わない猫。番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/01/02
制作:?
評価:HVFULL

ここ数年増えてきたアニメ映像を使わない番宣なのでスルーしようと思ったけれど、リピートが尋常でなかったので、勢いに負けてチェック。1枚絵を動かしているだけの動画皆無と言っていいような映像だけど、"もちろん君の写真だよ・・・"辺りの普通のアニメっぽい質感の背景も付いた絵のところ。

少し四角感のある大きな分布。細い線で描かれているけれど黒に近い色になっているので、精細かつ鮮明なくっきり画質に見える。人物の線を見ると縦1080のジャギが残っているフルHD相当の画像なんだけど、その割りには枠をはみ出すほどの縦長巨大分布にはなっていない。フルHDにした後は縦方向にリサイズした跡はなく、線の輪郭が少しボケたような特徴が出ているので、この分布はジャギ感軽減のためのぼかし効果の影響だろう。背景は輪郭がはっきりせずフルHDに相応しい精細画像か判断できなかった。



アニメ制作はJ.C.STAFFなのであまり期待しない方がいいかな?既にアニメ映像のPVが流れたイベントもあったようだけど、素直にアニメ映像番宣が放送されるのを待つとしよう。

蛍火の杜へ


局:TOKYO MX
放送日:2013/01/01
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280


ぼかしややや強めのグラデーションなどの効果も多用していて一回り小さい分布になるところもあるけれど、鮮明なところの伸びは悪くなく、線も十分暗い高コントラスト映像。少し輪郭強調気味のすっきりくっきり画質に見えるところが多い。

しっかり補間の効いたリサイズで元絵の特徴が強く残る滑らかな線で、ジャギの特徴がはっきりしないところが多いけれど、線間隔の狭いところには乱れのない縦720のジャギがしっかり出ているところもありこれもHV1280。キャストやタイトルの文字などもフルHDではなく1280x720で入っているけれど、映画でも黒帯なしの放送なので最初から16:9で作った可能性が高そう。


まおゆう魔王勇者 番宣



局:TOKYO MX
放送日:2013/01/01
制作:アームス
評価:HV1280

tvkでは番宣も良く見かけたけどMXを待ってのチェック。

中間的な分布のHV。ちょっと歪んだ形になっているけれど線が少ない絵ではこんな感じの分布になりやすい。彩度低めのカットが多いけれど、線も適度に暗いコントラスト高めの映像で十分鮮明に見える。淡い色合いという個性を除くと、絵としては特に特徴的なところもなく、ノイズ効果のほとんどないスッキリ画質で安定感も高いすっきり画質に見える。

 粗い感じもないけれど拡大してみると1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎがはっきり見え、どちらかというと鮮明さを優先したようなリサイズで拡大している。3ピクセル周期の揺らぎだけでなく、縦720のジャギもわかりやすく残っているわかりやすいHV1280。



局:tvk
放送日:2012/12/23
評価:HV1280

tvkの同じフレーム。

tvkボケの影響で特に横方向の伸びが悪くなっている。

気付きにくいところでは線の崩れなどもしっかり出ているいつも通りのtvk画質で、ボケの影響で線が少し太く黒浮き気味になっているところも多く見つかるけれど、比較しなければ判別できないくらいの鮮明さは維持していて見た目の印象はそれほど悪くない。

BLACK LAGOON OVA特別編集版


局:TOKYO MX
放送日:2012/12/31
制作:マッドハウス
評価:HV1280


2010年の放送はアプコンだったけれど、その時チェックしたフレームはカットされてしまっていたので別のところ。まあアプコンではどこも似たような分布になるので比較も無意味ではないだろう。

少し横長の小ぢんまりした分布のソフトHV。線もそれほど細くなく適度に暗いので、分布の割には鮮明さも十分に見える環境も多いかも。ノイズ効果のほとんどないすっきり画質で圧縮劣化の目立たない安定画質になっている。縦の伸びの悪さは撮影かその前の過程でのリサイズの影響のようで乱れや輝度ムラが出ている。720→1080のリサイズは特に問題はなく縦720の特徴もわかりやすく残っていてこれもHV1280。

猫物語(黒)



局:TOKYO MX
放送日:2012/12/31
制作:シャフト
評価:HV1280

カットによって分布のばらつきが大きいけれど、平均的はこの程度の大きめの円分布で、いつものシャフト画質っぽい質感。


シャフトでは似た特徴の映像も多々見てきたけれど、人物が小さく描かれるところでは通常より高い縮小率で使っていて線が極端に細く、解像度限界でジャギ感の強い線になったり、線が細くなりすぎて黒浮きが激しいカットが多かった印象。環境によってはガタガタの線が気になるかも。安定したフレームであればカットに関係なく縦720のジャギが見える残っているけれど、そんな線が細いところでは横方向にも1280の特徴がわかりやすい。


分布は省略するけれど、OPのカットはほとんどの部分で極端にジャギ感が強い線になっていて、線の角度によっては粒状感を越えて破線状態になっているところも多い。ここは縦360の特徴になっているHALF-HV1280。1280x720のでの片フィールド分の絵を拡大した状態であって、フルHDに拡大した後の片フィールドではない。演出とも思えないし、ミスというよりは急な修正で不適切な変換を行わざるをえなかったとかかな?




局:BS11
放送日:2012/12/31
評価:HV1280

BS11の同じフレーム。

似たような分布でもBS11の方が横の伸びが少し良いところが多い。絵で比べると大差ない印象で判別も難しいけれど、分布通りBS11の方が線の輪郭がはっきりしていて、引き締まった線に見える。

背景の描写や微妙なノイズ効果などもBSの方が潰れが少なく、BS11の方が緻密な映像に見える。探せばMXの方が良いフレームも容易に見つかるくらいの差ではあるけれど、BS11と相性の良い作品だったようだ。

ラブライブ! 番宣 @ 大晦日 アニメまつり


局:TOKYO MX
放送日:2012/12/31
制作:サンライズ
評価:HV1280+/810


番宣にもわかりやすい特徴が残っていたので再確認するまでもないけれど、未見カットも多かったので再確認。

巨大というほどでもないけれどかなり大きな分布になる鮮明HV。今回の映像で見ると線は暗くなく、くっきり画質ととう感じではないところがほとんどだけど、ソフトという感じがしない程度のコントラストもあり十分鮮明な映像に見える環境がほとんどだろう。

今回の映像でも乱れの少ない縦810のジャギがはっきり残っていて元は1440x810。リサイズで乱れが出やすい1440x810だけど、鮮明さを優先しないバランス志向の高精細HVで線の乱れもしっかり抑えられている。