2010年8月31日火曜日

ポケットモンスター ベストウイッシュ 番宣


局:テレビ東京
放送日:2010/08/30
評価:HV1280

ポケモンTVシリーズはダイアモンドパールHV化の頃見たのが最後のチェックだけど確認していないけれど、その時にも似たパターンがあったよくある横長HV分布。新シリーズも画質は特に変化なしという感じになりそう。

分布通り縦方向は少しボケていて乱れもありよくわからないけれど横は1280に十分近い特徴があるのでHV1280分類で大丈夫だろう。

映画「カラフル」かつて中学生だったあなたへ


局:BSフジ
放送日:2010/08/30
評価:HV1280+

数日前から何度かリピート放送されていた特番での映像。巨大というほどではないけれど、暗くなりつつも縦の伸びはよく、コントラストも十分で精細かつ鮮明なHV画質。1920局なのに横の伸びは少し悪く、これも1440x1080を経由した映像のようだ。

映画なのに黒帯なしの16:9。残念ながらフルHD相当というわけではなく、縦900程度のジャギが比較的はっきり確認できる。リサイズの影響と思われる僅かな歪みで正確に縦900と断定できるフレームは確認できなかったけれど、誤差はあっても数ピクセル以下なので元は1600x900の16:9で作られた可能性が高そう。

どちらかというと鮮明さを優先したリサイズの影響で線に周期的な輝度ムラや乱れがあり、素晴らしいというほど優秀な画質でもないけれど、見て気になるような悪さでもなくHV1280では実現できない劇場版らしい情報量の多い映像になっている。

2010年8月28日土曜日

咎狗の血 番宣


局:TBS
放送日:2010/08/27
評価:HV1280

アプコンっぽい分布ではないけれど小さいHV分布のソフト画質。この分布でも縦720に近い特徴はあり撮影は普通に1280x720と思えるものの、絵を拡大して使っているように見えるところが多い。

番宣と本放送で画質差があることも多い枠なのでこの番宣だけで判断しない方がいいかもしれないけれど、意図的な低画質化とか不適切な処理による劣化はなく、本放送も似たような画質になりそうな予感。

ブレイク ブレイド 番宣


局:BS11
放送日:2010/08/27
評価:HV1280

BS11ということを考えると十分大きめの分布?BS11とMXで放送するようだけど、いつも通りMXの方が良い分布になるだろう。

番宣で動きのあるシーンを選んでいることもあって圧縮ノイズが多く高精度での確認はできないものの縦720に十分近い特徴が広範囲に残っている。線も十分暗く鮮明に見えるけれど、映画では1280x720より上の作品も多いだけに2010年公開作品としては物足りない画質。

とはいえBS11+番宣でノイズも多いので、本放送、特にMXでの放送ではもっと良い印象になるかも。

2010年8月22日日曜日

機動戦士Vガンダム 1話


★4:3アニメです

局:BS11
放送日:2010/08/22
評価:4:3-ip/486(R)

古い作品はほとんどスルーしているけれど比較的よい状態だったので何となくチェックしてみる。

4:3アニメとしては若干横の伸びが不足気味だけど、BS11ボケの影響もありそうなので、元映像はもっとよい分布かもしれない。

SDでグレインもはっきり見えているものの、コンポネで古さを感じさせない安定した映像。フレームによってはHVでのリマスター?と錯覚してしまいそうなくらいよく見えるところもある。

上下に影が見えるのは数フレーム絵としては動きはないけれど、フレーム毎の位置ずれが-ipアプコンで縞になっている部分があるため。フィルム経由の映像では共通の問題だけど、よい状態のSD映像も-ipアプコンで縞が出て劣化してしまうのがもったいない。普通に見て気になるほどではないけれど、縞解消でより安定した映像にすることも可能。

2010年8月20日金曜日

こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来! トルネード大作戦!!


局:フジテレビ
放送日:2010/08/19
評価:HV1280?

正方形に近い大きな分布。場所に関係なくこんな感じの分布になる。

四角分布になる作品には多く見られる線周辺のリンギング風ノイズも強く、それが輪郭強調効果になることもあってくっきり感は過剰なくらいだけど、静止画では少し汚い絵に見えてしまう。

劇場版でも黒帯のない16:9の映像で、分布から一旦1280x720程度に縮小したのは間違いなさそうなのに縦720近辺の特徴は非常に弱く、線のジャギだけ見ると縦は1080か、それに近い数字に見える。元はフルHDに近い高精細画像で補間の優れたリサイズで縮小、拡大したように見えるけれど、そうだとすると中途半端な低画質化の意図がよくわからない。

2003年公開ということを考えるとフルHDでも通用する高解像度で作画したものの、フルHDでの撮影はまだ困難という判断で1280x720程度で妥協した結果、とかならありそうかな?数少ないテレビアニメでの縦1080作品を独占状態と言ってもいいくらいのぎゃろっぷの制作なので、フルHDへの取り組みはジブリと並んで相当早かったのだろうし(憶測だけど)。

細部も1280x720程度に縮小したような潰れ方になっていて、何よりこの分布なのでHV1280相当の映像というところは間違いないだろうけど、十分な精度で確認できる場所は見つけられず?付き。

過去に分布含めて似た特徴の作品があって、カーズも線のジャギだけ見るとフルHDに近いのに細部は潰れ気味、上下左右がばっさり切れた大きな四角分布だった。

2010年8月17日火曜日

おとめ妖怪 ざくろ 番宣


局:テレビ東京
放送日:2010/08/16
評価:HV1280

若干小さめでも綺麗な円分布。何も知らなくてもJC!と思えてしまういつもの質感。どこかはっきりしない画質は、伸びの悪い分布になる輪郭のソフトさよりも、極端に黒を持ち上げた低コントラストという要素が強く影響しているので、黒を落としてコントラストを稼ぐ補正を加えると引き締まったHVらしい絵になる。視聴環境で印象が変わることもありそう。

見た目の印象と異なり細めの線で描かれていることもあって意外とジャギがはっきり見えていて、これも綺麗に縦720の特徴が残っているHV1280。

グレイン風ノイズもなくリサイズ時の乱れも少ないので細部もしっかり残っている。見た目の印象以上に精細な映像で悪くない。本数が多く同時期の作品でも処理差があるのでJC画質という括りで語るのは良くない気もするけれど、JC画質も少しずつ進化を続けているようだ。

2010年8月15日日曜日

ガンプラ30周年特別番組 ガンプラビルダーズ ガンプラ作ろう!!


局:BS11
放送日:2010/08/15
評価:HV1280

左上に常時タイトルロゴ表示付き。

僅かに縦長の楕円分布。BS11なので元の映像はもっと横の伸びが良く、他局であれば円に近い分布になりそう。大きいというほどでもなくソフトな輪郭のHV画質だけど、その分しっかり補間が効いていてほとんどジャギ感のない線はなめらか。

白とびしてしまっているところもあるくらい明暗の表現がきつく、すっきりした画質の多いサンライズにしては挑戦的な輝度効果が多用されている印象。

ジャギの特徴がわかりにくいほど綺麗な線でもちゃんと縦720の特徴は残っていてこれもHV1280。

2010年8月14日土曜日

劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇


局:テレビ東京
放送日:2010/08/13
評価:額縁-ip/648

テレ東でサイド装飾とはいえ実質額縁放送とはちょっと驚き。それでもコンポネということもあってレタボ相当の映像の分布としては縦の伸びが良い、というか良すぎる?縞の状態から調べて見ると、見た目は額縁でもレタボ相当ではなく、絵の部分だけで480近辺で額含めると縦は640に近い。ようするに普通のスクイーズアプコン相当の映像を額縁サイズに詰め込んだという珍処理映像。分布がSD-ip相当になるのも当然の結果だった。雑な設定だけどDestripe(324, 6, 5, 4)辺りで縞の解消が可能。この変換後の映像の絵ある部分はちょうど縦480になるのでDVD用マスターを使っているかも?

本来、普通に処理すれば額縁になるソースではないのに何故?と考えると、アナログではどう放送されたのか知らないけれどもし超額縁状態になる放送であったなら、今でもアナログ4:3で見ている家庭への警告という名の嫌がらせ辺りかな。

フレーム毎の位置の微妙なガタつきがあるフィルム経由の映像でグレイン(本物)の影響も見えるけれどそれほど荒れたところもなく、上述の通り高画質額縁なのでテレビのズーム機能を使ってみると普通のアプコンと大差ない。2001年公開作品ということを考えれば良い方だろう。

学校のコワイうわさ 新・花子さんがきた!!


局:TwellV
放送日:2010/08/13
評価:HV960もどき

誰も気にしなそうな短編だけど、新作らしいのでチェックしてみよう。TwellVは久しぶり。

幾何学的な模様の奇妙な分布。中央の明るい部分の大きさはSDっぽく、実際横は720の特徴が色濃く残るのでアプコンと言ってしまっていい解像度だけど縦は480近辺ではなく540になっている。

狂乱家族日記のOPでも横が720なのに対し縦が540(狂乱の場合本編やEDは基本960x540なので縦が540なのに横は720しかない、という表現の方が無難だけど)という例があるけれど、HV960以上のサイズの作品では正方画素が非常に多いので珍種と言ってもいいかな?

その変わった解像度と不思議な幾何学的な模様は直接的には関係なく、この奇妙な分布は元の720x540の状態でほとんどぼかしがなくガタガタの線だったことが主因。HVでも元絵が過剰に鮮明になってくると周囲に折り返したような分布が見えるものがあるけれど、これはその極端な例で元がSDと大差ないサイズだったことも影響して賑やかな分布になっている。

2010年8月9日月曜日

劇場版NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者


局:BSJAPAN
放送日:2010/08/09
評価:HV1280+

テレ東と同じフレーム。左右隅の斑点はBSJのロゴ成分。

静止画を拡大して比較すると細部の違いもそれなりに見え、圧縮破綻が出ない範囲ではBSの方がよい状態に見えるけれど、動画としては判別が難しく差はほとんど感じない。大きめの分布でも巨大ではないので圧縮劣化も少なく、放送画質と思えないほど安定したフレームも多い。

以前の作品の放送より淡色化していることに加え線はちょっと黒浮き気味ということもあって、もう少し鮮明さも欲しいと感じる環境もありそう?去年の前作の放送は線ももっとしっかり暗くコントラストは十分だったので似たような分布でも劣化したと感じてしまう。

ジャギ感のないなめらかな線でジャギ感がなく、線幅が極端に狭い平行線を見つけて確認したところ、縦は例年通り870前後(誤差大きめ)なので、解像度的には変わっていない。高精度な数字の確認は時間がかかりそうなので放棄。

クレジットの文字は黒帯込みで縦1080になっているので、オリジナルのマスターもこの状態(上下黒帯付きの1080pサイズ)なのだろう。



その文字のある部分を文字を残したままチェックして見ると、前回で別番組で同じ実験をした時よりも横の伸びは良いけれどやはり左右で切れた分布になっている。放送まで横1920を維持した状態ではなく、途中で1440x1080のサイズに縮小されていたと考えてよさそうだ。

文字の輪郭がはっきりしているのでリサイズ時に出たノイズ部分に横1440のジャギが綺麗に残っていて、映像的な特徴からも1920維持映像でないと判断できる。

2010年8月7日土曜日

裏切りは僕の名前を知っている 1話


局:BS11
放送日:2010/08/06
評価:HV1280


tvk, MXと同じフレーム。いつも通りのBS11ボケで横の伸びが悪くなっているけれど、MXでも小さめの円分布になる程度にソフトなHV画質なのでBS11ボケが加わっても見た目の印象差はそれほど変わらない環境もありそう。

tvkの分布との差は小さく、このフレームはかなり似たボケ方になっている。全体に淡い色彩の映像だけどMXだけ少し鮮やかになっているように見える。

最近は大きい分布でコントラストも十分なHVアニメが多いだけに、ソフトというよりボケてると感じそうな甘さはあるものの、強いノイズ効果もなくリサイズでの乱れも十分抑えられているので雑な感じはしない。

サマーウォーズ



局:日本テレビ
放送日:2010/08/06
評価:HV1280


BDで見たフレームを並べて比較。上が放送、下がBD。ここは数フレーム静止するところでその前も大きな動きはないけれど、放送では圧縮劣化のノイズが少し明るく見えているのがわかる。とはいっても元からソフトな画質なので放送でも大きな劣化はなく印象差は少ない。

もちろん動きが大きいところは細部が崩れノイズも増えて一回り小さな分布+ノイズの背景という感じになるので、画質を気にしている人であればロゴを隠しても圧倒的な安定感のあるBDとの判別は容易だろう。




BDのところでも書いたけれど、分布ではもう少し縦の伸びが悪く潰れたところも多い。作るのに時間がかかるだろうというところを加味しても2009年公開の映画としてはちょっと雑な印象。

再確認していないけれど、BDで確認した通りビスタなどの映画で多い横長サイズでなく、最初から16:9の1280x720で作ったものだろう。

劇場版NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者


局:テレビ東京
放送日:2010/08/06
評価:HV!280+?

去年の前作放送同様、やや控えめサイズの綺麗な円分布。上下21ピクセル幅の黒帯付きというところも例年通り。劇場版は2007年作辺りまで毎年鮮明さを増す傾向にあったけれど、作る側としてはこの作品にはこのくらいの画質が合っているという考えているのかな?僅かにグレイン風ノイズガあったようなちらつきがある。

少しボケている分しっかり補間された線はジャギ感がなくとてもなめらかで高解像度を活かしている感じはするものの、細部が潰れ気味で特徴がはっきり見えてこない。過去作より少し低解像度化した?と考えたくなるようなところもあるけれどよくわからないので、BSJAPANの放送を待って改めて確認の予定。

モンハン日記 ぎりぎりアイルー村 ☆アイルー危機一髪☆


局:TOKYO MX
放送日:2010/08/05
評価:HV1280+

タイトル長すぎ。FLASHっぽい作りの短編作品(ニュースなどでもフラッシュと書かれているけど)。巨大な分布の鮮明HV映像ではあるものの、静止画で見ると若干線に乱れもあり、絵で見てもフルHDでないとわかる周期的な乱れが残る。

補間の効いたリサイズではあるものの、計算された輪郭線にははっきりジャギの特徴が残り、縦横とも正確に1440x810。OP, EDの文字だけ縦1080の解像度になっている作品は多いけれど、これはEDの文字も本編同様1440x810。

ネット配信がFLASHのままであれば、放送以上の画質での視聴も可能になるかな。

追記
残念ながら、FLASHでも動画利用での公開だったので画質的には放送の圧勝で終了。似たパターンだったヤッターマン×トウシバ 東芝1号機物語は普通にFLASHのまま公開されていたので、ちょっと工夫する必要はあるけれど放送を圧倒する映像で見ることが出来た。

2010年8月3日火曜日

HARD TALK CAFE


局:フジテレビ
放送日:2010/08/03
評価:HV1280

めざまし内短編作品。PC加工のフラッシュのようなCGっぽい作りだけど、元絵は手書きのようにも見える。大きめの分布で鮮明で、細部では解像度の限界を超える部分でジャギが確認できるものの、全体に輪郭はソフトになっている。

この手の作品では高解像度作品もちらほらあるけれど、これは正確に縦720の特徴が確認できるHV1280。

めざましくらいでしか確認していないけど、フジでは映像はHVなのに一部のテロップなどがアプコン状態ということがあり、これも常時表示の右上のタイトルの文字だけSD-i/486(A)でアプコンしたような縞状態になっている。