2019年4月6日土曜日

けだまのゴンじろー 1話

局:テレビ東京
放送日:2019/04/06
制作:OLM×WIT STUDIO
評価:HVFULL,HV1280

AパートとBパートで作りが異なる混合映像。

Aパートはグラデーション塗りっぽいところもあるけれど、基本ベタ塗りっぽく見える精細感十分の高コントラストのすっきりくっきり画質。線の輪郭も鋭利で縦1080の特徴がわかりやすく残っている文句なしのフルHD制作映像。

Bパートになると線も黒というほど暗くなく、どこかはっきりしないソフトな映像に変わる。Aパートと比較しなければ気になるほどではないけれど、続けて見ているとボケた感じがする。リサイズでの乱れはないけれど作りも少し雑な印象で、縦720の特徴がはっきり見えるHV1280。

デジタル作画で動画より変形アニメが目立つCパートは縦1080の特徴が残っていて映像としてフルHD制作。ただはっきりしない輪郭のカットも多く素材となる絵の解像度が不足しているところがありそう。

OPはAパートと同等。実写ストップモーションアニメっぽいEDもおそらくフルHD。



ひとりぼっちの○○生活 1話

局:TBS
放送日:2019/04/05
制作:C2C
評価:HV1280+/810

若干彩度高めでしっかり暗い線のくっきり画質。線の輪郭もなめらかに見えるところが多いけれど、人物が小さく描かれるカットでは通常より絵を縮小して使っている分ジャギ感強めの線が残っているカットもちらほら。

リサイズでの乱れも少なく、縦810の特徴がきれいに残っていて1440x810のHV1280+。2018年のはるかなレシーブに続いて1440x810を維持しているC2C。

みだらな青ちゃんは勉強ができない 1話

局:TBS
放送日:2019/04/05
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280+/810

若干明るめの線で彩度も気持ち低めなので落ち着いた質感のHD画質に見える。

なめらかに見える輪郭で線の輪郭は鋭利ではないけれど、リサイズでの乱れも少なく縦810の特徴がわかりやすく残っている1440x810のHV1280+。

川柳少女 1話

局:TBS
放送日:2019/04/05
制作:CONNECT
評価:HV1280+/873

変則的な枠の使い方が増えてきたので15分相当のアニメもできるだけチェック。

画面全体での輝度グラデーション効果などで部分的にあまり黒くない線もあるけれど、酷い黒浮きはなく鮮明さは十分。緻密な絵という印象ではないものの、小さく描かれる要素では細かい描写も多く精細感もまずまず。

比較的鮮明なカットで見ると縦873の特徴が確認できるカットが多く、元は1552x873のHV1280+。整数で16:9になる1552x873は長くディーン標準で使われた後、正確に873でないものも含め、
この辺りのサイズを使う制作が異様に増えている。

フルーツバスケット 1話

局:テレビ東京
放送日:2019/04/05
制作:トムス・エンタテインメント
評価:HV1280

基本若干太めで線で適度に暗く見えるところが多く十分鮮明画質に見えるけれど、線の太さのばらつきで細い線では黒浮きしているところもちらほら。

どちらかというと鮮明さ優先のりサイズで拡大した周期的なゆらぎがあり、環境によっては粗い絵に見えてしまうこともありそう。それでも線の乱れは少なく1280x720以上と思えるところも多いのでプラスの効果になっている印象。

特に細いには縦720のジャギがわかりやすく残っていて今回はHV1280のトムス。

BAKUMATSUクライシス 1話

局:TBS
放送日:2019/04/04
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/918


全体では低コントラストな映像ではないけれど、明るさを抑えた多く地味な印象。

線の微妙な輪郭の特徴から解像度推定するあに瓶固有の問題だけど、どのカットもズームやパンなどのカメラワーク的な動きがある映像は圧縮劣化で線が荒れやすく調べるに都合が悪い。ただカメラ動きまくり映像はその理由に動画が少ないから?という例が多く、このアニメも動画的にはほとんど動かないカットが大半なので、比較的安定したフレームを選べば十分な精度で判断できるところが複数見つかる。

ジャギがはっきり見える幸い非常に細かい描写のカットもあり縦は918で間違いなさそう。今回もディーンの新標準1632x918のHV1280+。

デジタル作画のおまけ的CパートはフルHDで作られていた。

叛逆性ミリオンアーサー 11話

局:TOKYO MX
放送日:2019/04/04
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900?

1話同様、縦900辺りの特徴が散見される中縦1080に見える特徴もあるカオスな特徴。

背景のジャギがはっきり見えるCG画像では縦900の特徴が強く残るものの、上げ底画質としては出来が良すぎて元が1600x900か判断できないところも多く、ちゃんとフルHD撮影しているカットも混ざっているかも?と思えてくるカットも多かった。
完成映像から処理過程を推定するのが不可能に近くなっているのでJCの一部作品は対象外にした方がいい状況かもしれないけれど、もう少し悪あがきしてみたい、と言いつつ?付き評価。


この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 1話

局:TOKYO MX
放送日:2019/04/03
制作:feel.
評価:HV1280

線の黒さのばらつきが大きめだけど、大半は適度に暗い線のあまり癖のない鮮明HD画質。

乱れているというわけではないけれど、線の輪郭が荒目で過剰なすっきり感とかつるつる感が軽減されている印象。

リサイズでの乱れは特になく縦720の特徴がはっきり残っていて、今回もHV1280のfeel.。

ダイヤのA actⅡ 1話

局:テレビ東京
放送日:2019/04/02
制作:マッドハウス
評価:HV1280

基本くっきり画質だけど、輝度グラデーションで上部が明るくなっている。若干ジャギ感の残る線ですっきり感の弱い絵はマッドハウスで良く出てくる特徴。

前シリーズから数年空いたけれど縦720の特徴がわかりやすく残っていて、引き続きHV1280で再開。

爆丸バトルプラネット 1話

局:テレビ東京
放送日:2019/04/02
制作:スタジオ雲雀
評価:HV1280+/931

黒に近い線の高コントラストすっきりくっきり画質。

線の輪郭がはっきりしていてリサイズでの乱れも少なく、どこを見ても縦931の特徴がきれいに残っている。雲雀&ラルケで3作品目だけど、整数で16:9にならない1655x931辺りの中途半端なサイズ。

拡大時に欠けたと考えたくなる数字だけど、完成映像的には縦931がスタジオ雲雀のHV1280+標準と言ってもよさそう。

スター☆トゥインクルプリキュア 1話

局:テレビ朝日
放送日:2019/02/03
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/900, HVFULL(ED)

黒というほど暗くない線で太さもばらつきが大きく、細い線では黒浮きも多いのでメリハリのないちょっとソフトな絵に見える。

リサイズでの乱れも少なく、特に細い線ではジャギ感の残っているところが多いので縦900の特徴もわかりやすい。今年も変わらず元は1600x900のHV1280+。

圧縮劣化で十分な精度での確認が難しいけれど、CGのEDは今年もフルHDを維持している。

ピアノの森 13話

ピアノの森 13話

局:NHK-G
放送日:2019/01/27
制作:ガイナ
評価:?

1話と異なり縦720よりかなり上に見える線もあるけれど、細かい描写が異様に少なかったり、線に奇妙な周期的なねじれっぽいゆらぎがあるなど、線の輪郭が変化するような鮮明化フィルタを使ったような奇妙な特徴に変わっている。近い特徴はSD制作アニメの強引なアプコンBDなどで何度か見た気がするけれど、元解像度を推定できるような特徴がほとんどない。

1話同様、元は1280x720でそれをあまり賢くない手法で鮮明化すれば似たような特徴の映像にはなりそうだけど、憶測でしかなく何の根拠も見いだせないので今回はお手上げ。

デート・ア・ライブⅢ 3話

局:TOKYO MX
放送日:2019/01/25
制作:J.C.STAFF
評価:HVFULL?

3話まで見る限りフルHD撮影カットが存在するのは間違いなさそうだけど、フルHD撮影していれば潰れないはずの細かい描写が潰れているところの方が多く、全体をフルHDで作っているとは思えないし、仮にそうだとするとかなりもったいない映像になってしまっている。

ただ複数のカットで共通した特徴としては縦1080の数字しか見い出せず、今回は不適切ながら?付きのHVFULL評価で妥協。