2008年7月19日土曜日

鉄腕バーディー DECODE 3話


局:BS11
放送日:2008/07/19
評価:SD-i/486

再び1話と同じ常時縞に戻る。

時をかける少女 再


局:フジテレビ
放送日:2008/07/19
評価:HV1280+

前回HV1280+評価してたけど誤認しやすい環境だったので、改めてというのはおいておいて、今回は別の視点で。普通の評価は去年と変わっていない感じなので、過去記事参照。

公式ブログの自転車で坂を下るところのフレームを選んでみたのが上。これだけみるとSD-p分布で、アプコン程度のボケっぷり。ブログの"画面を撮影する"という荒業写真と比べるのも無茶だけれど、写真の方が少しだけよくみえる。といってもテレビによる補正があることを大差なしという気もする。それでこの分布なのは気になるところ。

アニメ部分でなく、タイトル文字のところ。PC作画的同心円分布だけれど、それなりに伸びはよい。条件がいい場所と言えるのにも、HVとしては横の伸びが悪い。この部分のジャギが720近辺ではあるけれど、
それよりは少し大きいように見え特定できず。HV1280分類よりは僅かに上と思えるので、HV1280+のままとしておくけれど、ほぼ720pサイズと同等と考えていいような解像度に見える。

完成した状態の映画の素材から、放送に至るまでの処理についてはタイトルなどの部分だけ別処理しなわけではなさそうなので、この程度には分布するような処理過程である以上、アニメ部のボケは最初からその程度の低画質状態であったと考えていいかな。
BDの画質を見ればよりはっきりいえそうなところ、ということで素材としては優秀なHV画質でないからこそ画質評価としては面白い素材なのでBDとの比較もやってみる予定。

NITABOH~津軽三味線始祖外聞~


局:BS日テレ
放送日:2008/07/19
評価:LB-SD-ip/486

昨日のふるさと-JAPANと同じところの前の作品らしいですが、多少ボケた感じでもノイズは少なくすっきり。レタボとしては十分な画質かな。

時空の旅人


局:フジテレビ
放送日:2008/07/18
評価:SD-ip/486

ハイビジョン制作とか出してますがアプコンで、分布も悪い。これも変わった"米"分布で場所に関係なくこんな感じ。

古いアニメでは珍しくないけれど、撮影時の位置ずれで絵としては動きがなくてもフレームごとに微妙に動くのでipアプコンでの劣化がたまに目立つ。普段低画質アニメを見ていることもあって、20年以上前ということを考えると、分布通り奇妙な劣化はあり、解像度も高くないけれど、見た目の印象はそれほど悪くないかも。

一騎当千 Great Guardians 2話

★4:3アニメです

局:TOKYO MX
放送日:2008/07/18
評価:4:3-ip/486

先週書いた通り、ジャギのピッチから横解像度は16:9の左右を切って4:3にした特徴があるのだけれど、それにしては横の伸びがよい。LB-SDのパターンの横のパターンみたいな感じで、一旦4:3で横720という普通の4:3SDと同じ解像度を経由しているということによる効果も多少はあるのかもしれないけれど、その効果だけとは考えにくいくらい線の輪郭ははっきりしている。

実験的に4:3部分を切り出して16:9になるように横に引き伸ばしてみた結果。普通の16:9のスクイーズアプコンと同じ拡大率になるので、元が左右を切った状態であることを考えれば通常の16:9アプコンの分布より横の伸びは悪くなる条件なのに、平均的なSD-ipアプコンの分布に近い。
補間を行なわないリサイズアルゴリズムを用いると強烈なジャギを伴うものの、線の境界のボケが少なくて済むため、伸びがよい16:9のアプコンもあり、それらと似たリサイズ方法の結果に思えるけれど、解像度が低いために線が太く、その分ジャギ感が軽減されてる感じかな?

輪郭強調効果のあるフィルタの使用の結果かもしれないけれど、FFTで解像度の推定が困難になる例。面倒で放棄状態になったままのリサイズアルゴリズムの違いによる分布比較はやはり確認しておいた方がいいかな。左右に見える小さな影がどういう処理の結果なのかヒントになるかも?

マクロスF 15話


局:TBS
放送日:2008/07/11
評価:SD-ip/486

そして、アプコンに戻る。