2010年7月10日土曜日

ストライクウィッチーズ2 1話



局:BS日テレ
放送日:2010/07/09
評価:HV1280

MXと同じフレーム。見比べてもわからない程度の差しかないけど、
僅かながらBSの方が伸びがよい。

フレームを順に比較していくとMXの方が安定したところも見つけられるので、どこを注視するかで優劣は変わってしまうけれど、MXでは潰れてよくわからなかったノイズ効果もはっきり残っていてBSの方がオリジナルの質感に近いように見える。横1920局でもマスターから1920とは限らず、横方向にリサイズした形跡があるので1920を維持した映像ではなさそうだけど。




参考として、EDの文字のある部分の分布。

文字は縦1080で入っているので縦の伸びが非常によいけれど、ノイズの分布は見えるものの横はばっさり切れた分布になる。

文字を入れた段階から放送まで横1920を維持していれば横がこのような切れ方にならないので、1920を維持していないと考えていいだろう。ただ、文字を生成する機器の出力が1440x1080でそれを1920に拡大して合成した可能性は否定できない。

true tearsの公式発表でもマスターは横1440だったり、BShi等他の1920局でも横が切れてしまう場合がほとんどで、BDでも1440から拡大した映像を見かける。徐々に1920化が進むだろうから現状は内部事情を知ってる人しかわからないけれど、映像の特徴から判断した場合1920x1080マスターの作品はまだ少なく、特に放送では1440x1080が主流のようだ。

ヘタリア Axis Powers


局:BS11
放送日:2010/07/09
評価:LB-SD-ip/486(A)

潰れたアプコン分布で、縦に強くボケた状態。分布から考えてレタボ経由だろうけど、アプコン自体は486からの拡大でLB-SDのパターンか。

普通に-ipなので動きのある部分が縞になる劣化に加え、最初からコントラスト低め絵がボケで激しく黒浮きした線になってもやっとした絵になってしまったシーンも多い。