2013年4月10日水曜日

進撃の巨人 1話


局:BS11
放送日:2013/04/09
制作:WIT STUDIO
評価:HV1280+/824


MX1話と同じところ。

MXより大きな分布にも見えるけれど、ノイズの影響が強く、線の輪郭を見るとMXの方が乱れが少なく鮮明に見えるカットが多い。これも横1440経由の映像。

探せばBS11の方が細部の潰れが少ないところも見つかるけれど、全体にBS11の方が圧縮劣化が目立ちディテールも失われ気味。MXの方が線の乱れも少なく情報量の多い緻密な絵になっている。この作品も容易に判別できるほどの差ではないけれど、MXの方がよく見える環境が多そうだ。

翠星のガルガンティア 1話


局:BS11
放送日:2013/04/09
制作:Production I.G
評価:HV1280+/864

MX1話と同じところ。

この作品も横1440経由で、分布もMXとほとんど変わらない。

荒れて見えるほどではないけれど、背景の細かい描写にはブロックノイズっぽい崩れも多く、モスキートノイズもMXより増えて、僅かながら崩れた絵になっているカットも少なくない。崩れ気味でもBS11の方が線が細く引き締まって鮮明に見えるところが多かった。


局の傾向では、MXの方が派手に動くところで劣化が目立ちやすいけれど、この作品ではBS11も同じくらい崩れが目立ち、むしろMXの方がブロックノイズは少ないくらいに見える。 容易に判別できるほどの差でもなく、NRの性能でも印象が変わりそうだけど、MXの方が粗が目立たずよく見える環境の方が多くなりそう。

RDG レッドデータガール 1話


局:キッズステーションHD@旧e2
放送日:2013/04/09
制作:P.A.WORKS
評価:HV1280


MX, BS11, tvkと同じところ。

MX, BS11とほとんど同じ分布だけど、わずかに伸びが悪くノイズが少し増えている。

BS11より少しざらついた感じに見えるけれど、背景の描写の潰れはBS11より少なく、注目する場所によってはキッズの方が良く見えるかも。

1話で比較する限りMXがもっともバランスが良く見える。

あいうら 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/04/09
制作:LIDENFILMS
評価:HV1280


これも縞縞番宣だったけれど、放送はちゃんとフレームで拡大された状態に改善。

大きく円に近い分布の鮮明HV。これも彩度抑えめでも線も適度に暗い高コントラストの鮮明映像。軽微なノイズ効果があるけれど、ほとんど潰れて圧縮劣化もそれほどなく十分安定したすっきり画質に見える。

AIC作品ほど極端ではないものの、細すぎるくらい細い線で描かれ解像度限界で少しジャギ感の強い線になっているところがある。常識的な距離離れてみればまったく気にならないけれど、大画面を近くで見るような視聴スタイルだと、線のガタガタさが見えてしまいこともありそう。

その特徴のおかげで、どこを見ても乱れの少ない縦720のジャギが非常にわかりやすく残っていて、これもHV1280。

大丈夫だろうけど、縞縞番宣に使われていたカットは1話になく、2話以降で縞HV復活の可能性もまだ否定できない。

ゆゆ式 1話



局:TOKYO MX
放送日:2013/04/09
制作:キネマシトラス
評価:HV1280

大きな分布でも6角形っぽい形になる。映像で見てもどのカットも似たような絵に見えるけど、分布も非常に安定していて、ほとんどのカットがこんな感じの分布になる、ある意味単調な映像。彩度抑え目でも線は適度に暗く、明るい高コントラストのくっきり画質。

MXでは特に乱れもないすっきり画質に見えるけれど、今期の中では少し強めのグレイン風ノイズがあり、軽微でも圧縮劣化がはっきりわかるところが多い。それでもノイズ効果の粒はほとんど潰れているので、ノイズが視認しやすい環境でもないかぎり、安定した映像映像に見えるだろう。

きれいな円分布になる映像に比べると気持ちジャギ感の残る線で、しっかり補間されていても縦720のジャギもはっきりわかるHV1280。



評価:HVFULL

EDは巨大分布になる鮮明さで、縦1080の特徴もはっきり残るフルHD相当の映像になっているけれど、普通のアニメではなく1枚絵を動かすだけのPVと同じような作り。

この手の映像ではフルHDで作っていない方が珍しいくらいなので、特にすごいわけでもないけれど、絵の枚数も多く動画っぽい動きもある映像で十分丁寧に作っている印象。ただ、動きのあるところは人物が極端に小さく特に高精細な画像を用意しなくても作れる映像。通常のアニメで作るよりは相当楽だろうし、EDのクレジットには二人の名前しかない。


局:tvk
放送日:2013/04/09
評価:HV1280


上のMXと同じフレーム。

元が鮮明な映像なので、tvkでも大きな分布を維持しているところが多い。

分布では悪い感じはしなけれど、ノイズ効果の影響で圧縮劣化が増えて荒れ気味の絵で、線の崩れや背景が潰れが目立つノイジーな映像になっている。シーンチェンジではブロックノイズも多く出ているしtvkとの相性は悪いタイプの映像かも。