2014年2月14日金曜日

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 番宣 その2


局:フジテレビ
放送日:2014/02/06
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280



最初の番宣はPV的な作りだったので、普通のアニメ動画の番宣で再チェック。

もう少し大きな分布になるところもあるけれど、小ぢんまりした円に近い分布になる少しソフトなHV画質。フジテレビボケの影響もあるだろうけど、元からボケ気味の絵で作っている。

この分布でも線が十分暗い高コントラスト映像なので見た目の鮮明さ十分だけど、強いぼかしの影響で細い線の黒浮きが酷く、1フレーム内でも線の黒さの差が大きいバランスの悪い絵になっていまっているカットが目立つ。

滑らかな線に見えるところが多いものの、拡大して見ると彩色時の2値画像のガタガタの線の特徴が強く残っているようなちょっと雑な作りと言いたくなるような質感。A-1にしては荒削り過ぎる映像にも見えるし、今回は完成版というよりは仮撮影したような映像を使った番宣で、本放送ではもっとメリハリのある落ち着いた画質に変わるかも。
 

拡大時にリサイズは特に癖もなく、縦720のジャギもはっきり残っているHV1280のまま。

中二病でも恋がしたい!戀 5話


局:TOKYO MX
放送日:2014/02/05
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5


2期は最初からソフトな画質になっていたけれど、5話はさらに線の輪郭がはっきりしないカットが目立ち、鮮明なHV1280より小さいくらいの分布になるところが多くなった。1話に近い鮮明(といっても1期よりはボケているけれど)カットも少し混ざっていて、演出とは無関係に見た目の鮮明さも異なっている。

線も全体に太めで粒状感が出ているとこもあり、一見1280x720くらいの粗い絵に見えるカットも少なくない。といっても細かい描写を見る限り元絵の解像度不足というわけではなさそうで、リサイズの質が悪く線が乱れて荒れた影響のようだ。


作画時の線の特徴をできるだけ残そうとした結果という感じもするけれど、意図した画質というより作りが少し雑になったようにも見える。線の荒れの影響で細かい描写も潰れ気味になっているし、まったく無意味というわけではないけれど折角の高解像度があまり活かされていない画質になった印象。

6話も似たような特徴になっているので最後までこのままかな?

たまこラブストーリー CM


局:TOKYO MX
放送日:2014/02/12
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5

ちゃんと動画で動く映像のCMに変わったので、チェックしておこう。

大きめの円に近い分布でもテレビシリーズに比べると若干小さく、線の輪郭も少しソフトになっている。映画の方が線が余り細くなく、テレビシリーズの方が精細な絵に見えるけれど、線がはっきりした分くっきり感は増して鮮明に見える。

テレビシリーズでも使っていたけれど、比較的強い色収差フィルタが掛かって画面の隅に近づくほど色がずれが気になる。カメラを揺らすような動きを加えているところも多く、作画より効果やカメラワークで絵作りした感じの映像になりそう?

映画でも黒帯なしの16:9映像だけど、今回も縦は955.5辺りのいつも通りの京アニ標準。