2016年7月4日月曜日

不機嫌なモノノケ庵 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/03
制作:ぴえろプラス
評価:HV1280+/810

比較的黒に近い線の高コントラスト映像で、夜アニメらしくないと感じるくらいくっきり感の強いすっきり画質に見える。

作画から線が滑らかになるように丁寧に仕上げているけれど、リサイズも上質で乱れがほとんどなく線の輪郭がとても滑らかでわかりにくい。それでもリサイズの副作用で出た線の輪郭に沿ったノイズには縦810の特徴がはっきり残っていて、1440x810のHV1280+。

アルスラーン戦記 風塵乱舞 1話

局:TBS
放送日:2016/07/03
制作:ライデンフィルム
評価:HV1280

1期初期1,2話は絵が少し欠けたような特徴だったけれど、2期は1話から正確に縦720のHV1280で再開。

1期1話と比較すると線が線の乱れが少なくなり、輪郭も滑らかで輝度ムラも軽減して鮮明かつすっきりした絵に変わった。

初恋モンスター1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/02
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873

線も細く一目で1280x720クラスの映像でないとわかる精細HD。ただディーンの中では少し簡素な作りで線の太さのバラつきが大きく、特に人物が小さいカットでははっきりしない絵に見えてしまうところが多かった。

滑らかな線に見えるところが多いけれど、リサイズでの乱れもなく細い線で描かれているところには縦873のジャギが綺麗に残っていて、元は今回も1552x873のディーン標準。

B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/02
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280

線がしっかり暗い高コントラストのくっきり画質でも、主に線の太さの影響で黒浮きが目立つ辺りはA-1にありがちな特徴。基本ベタ塗りでも線の多さやノイズ効果の影響かすっきり画質と感じるほどののっぺり感はない。

荒れているというほどではないので縦720のジャギが確認できるところも多いけれど、鮮明さ優先のリサイズの影響で3ピクセル周期の揺らぎが強く、1.5倍に拡大した特徴が強いタイプのHV1280。

一時期1280x720が消えたA-1だけど、再び1280x720が当たり前の状態に戻りつつあるような…

Rewrite 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/02
制作:エイトビット
評価:HV1280


線の太さに差があることに加え、画面上部が明るいグラデーション効果や遠近表現のぼかしなど線が黒浮きしやすい効果の多用もあって、線の黒さのバラつきが大きく、演出とは無関係にカット間で印象が変わるチグハグな映像に見えてしまう。線の輪郭も少し荒れて粒状感のある線になっているところが多く、作りもちょっと雑な印象。

どちらかというと鮮明さ優先のリサイズで拡大した副作用で周期的な乱れは出ているもののリサイズでの乱れはそれほど強くなく、縦720の特徴もはっきり残っていてこれもHV1280。

アニメ映像として比較する意味はあまりないけれど、5年前ゲームのCMで使われたアニメ映像はフルHDで作られていた。