2013年10月13日日曜日

夜桜四重奏 ~ハナノウタ~ 1話


局:BS11
放送日:2013/10/08
制作:タツノコプロ
評価:HV1280


MXと同じところ。

良く似た分布でも、BS11の方が少しノイズが多く周囲が明るくなるところが多い。場所によっては明るい部分の伸びもMXより少し悪いところもあり、MXの方が劣化が少ない。

今期の中でも極端にノイズ効果の弱いすっきり画質で、MXでは非常に安定した映像になっていたけれど、BS11も圧縮劣化が気になるようなところはほとんどない。それでもMXと比べると全体に周期的な線の乱れもあり、背景の描写も少し崩れているなど見劣りする状態。MXは圧勝と言えるレベルで安定した放送画質になっていた。

秋新番ではMXの変化のマイナス面が目立つ作品の方が多かったけれど、BS11と比較してみてもこのアニメは新MXとの相性が非常良い映像と言っていいだろう。

リトルバスターズ! ~Refrain~ 1話


局:BS11
放送日:2013/10/07
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/918


MX1話と同じところ。


これも屈指の高精細映像で、横が切れた分布でもMXより横の伸びが少し良くなっている。

絵で比較すると、圧縮劣化での崩れでMXより線が太く見えるところも多く、鮮明さも精細感もほとんど変わらない。

ディテールの残り具合も非常に良く似ているし、
フレーム毎比較すれば劣化具合は違うけれど、全体の安定感も大差ないし、ほとんど同じ画質と言ってもいいくらいだろう。

たまごっち! みらくるフレンズ


局:BSJAPAN
放送日:2013/10/07
制作:OLM TEAM WASAKI
評価:HV1280


BSJAPANに引越しのたまごっち。

テレ東で見たところと同じフレーム。

テレビ東京より横伸びが少し良く、さらに横長感が増した楕円っぽい分布。

絵で見ると鮮明さはほとんど変わらず、線も特に細い感じはしないけれど、背景の微妙な描写も潰れず良く残り、BSらしい緻密な絵になっている。逆にシーンチェンジ近辺ではテレ東より劣化が目立つところもあり、僅差でもテレ東の方が安定した映像に見える。

BSJAPANでも今のところ横1920維持ソースのアニメは未発見で、これも横1440経由。

境界の彼方 1話



局:BS11
放送日:2013/10/06
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5


MX1話と同じところ。

トップの高解像度映像だけあって、横方向の劣化が少ないBS11の方が伸びが圧倒的に良く、巨大な円に近い分布になる。

BS11の方が線が細く引き締まって鮮明になっているけれど、動画での判別は困難で非常に良く似た精細映像に見える。細かい描写の残り具合も見る場所次第、安定さも場所によって異なり、はっきりどちらが良いといえる要素も特になさそう。

点数をつけると似たような画質でも、長所と欠点がある2局だったけれど、この作品ではMXがBS11に近づく形で良く似た傾向の画質になっている。安定性も緻密さも全体では大差ないけれど、分布では結構差があるし、鮮明さが上な分BS11の方が上なのかもしれない。



評価:HVFULL


OPでもMXより横の伸びがかなり良くなっているけれど、横1440経由とわかりやすい横が切れた分布は相変わらず。もちろん本編含めこれも横1440経由のソース。

キルラキル 1話


局:BS-TBS
放送日:2013/10/05
制作:TRIGGER
評価:HV1280


TBS1話で見た普通のアニメのフレーム。


TBSでもグレイン風ノイズの粒が潰れずよく残っていたけれど、BSはさらにざらついた感じの絵で周囲が明るくなっている。逆に無理してノイズ効果が残っている分、圧縮劣化は増えている。

全体に太い線が多いので、ちょっと荒れた絵になっても動画では似たような映像に見えるけれど、TBSの方が全体に欠点が少なく良く見える環境の方がが多いだろう。

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 1話



局:BS11
放送日:2013/10/05
制作:アスリード
評価:HV1280

MXで見た鮮明なフレームで比較。


MXより横の伸びが少し良くなっているけれど、BS11の方がグレイン風のノイズの粒が残っている分不安定で、動きの少ないところでも周期的な線の崩れが出ているところが多い。全体ではMXの方が安定して見えるものの、動きのある部分ではBS11の方が劣化が出やすいけれど、シーンチェンジはMXの方が荒れやすくどっちもどっち。

動画ではほとんど違いはわからないけれど、彩度の高めの絵の影響か特に細かい描写の発色はBS11の方が良く、少し鮮やかな絵に見えるところが多かった。ディテールの残り具合は場所次第だけど、BS11の方が若干緻密な絵に見えるかも。

ノイズ効果に負けてMXもBS11も微妙画質なっているので、結局ノイズも見えやすさや好みで変わりそう。


局:tvk
放送日:2013/10/06
評価:HV1280


このフレームはボケてもまだ大きな分布になっているけれど、元から線がかなり明るい状態だったためtvkボケで黒浮きがさらに酷くなりはっきりしない眠い絵に見えてしまう。

他局より気にならないところが多いけれど圧縮劣化もしっかり出ていて、tvkでもどちらかというと不安定な画質。どの局も微妙で放送では劣化しやすい特徴のアニメと言えそうだけど、これも以前のMXならもっと落ち着いた画質になっていただろう。

ゴールデンタイム 1話



局:BS11
放送日:2012/10/11
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/918

アニメが増えすぎて時間が足りず、後回しにしていたものを少しずつ消化。

MXと同じところ。

MXより横の伸びが良く、さらに大きな分布になっているけれど、ノイズがMXより多く周囲が若干明るくなっている。横がばっさり切れた分布で、これも横1440経由の映像。

分布通りBS11の方が線も細く引き締まって見えるところが多いものの、圧縮劣化での線の崩れやディテールの潰れも目立ちMXの方が緻密な絵になっているところがほとんど。動きが大きくなるとMXの方が劣化が増えるけれど、シーンチェンジ近辺などはどちらも荒れ気味で見る場所次第といった感じなので、MXの方が良く見える環境が多くなりそう。



局:tvk
放送日:2013/10/05
評価:HV1280+/918


比較すると小さいけれど、tvkでも非常に大きな分布で見た目の鮮明さはほとんど変わらない。

背景の描写はtvkボケで潰れてしまっているところが多いけれど、ブロックノイズが大量に出た目につく破綻フレームが少ない分、tvkが一番落ち着いて見やすい映像になっている。ディテールの喪失はあっても、好み次第でtvkが最も印象が良い画質に見えるかも?

革命機ヴァルヴレイヴ 13話



局:TBS
放送日:2013/10/11
制作:サンライズ
評価:HV1280


番宣は少し大人しい画質だったけれど、放送は極端なくっきり画質で、1話と比べても大きな変化はみられない。1話より線の粒状感が強く、粗い絵に見えてしまうところが多いように見えるけれど、1話も似たような傾向だったので絵の違いの影響かも?

ジャギ感の強い線なので縦横とも1280x720の特徴もわかりやすく残っていて、引き続きHV1280。



局:BS-TBS
放送日:2013/10/12
評価:HV1280


TBSより横の伸びが良く、さらに大きな分布になるBS-TBS。TBSより細く引き締まった線になっているところも確かにあるけれど、以前より安定したといってもTBSよりは圧縮ノイズや細かい描写の潰れは相変わらず多い。

元から極端なくっきり画質なので特にBSの方が鮮明に見えることもないし、欠点の少ないTBSの方が良く見える環境の方が多いだろう。