2013年10月11日金曜日

IS<インフィニット・ストラトス>2 2話


局:TBS
放送日:2013/10/10
制作:エイトビット
評価:HV1280


番宣と異なり、小さい円分布になるソフトHVの2話。録画失敗でチェックできなかったBSで1話を確認するけれど、次回予告の3話映像は番宣とも、今回の2話とも特徴が異なっているし、放送回によってかなり作りが変わる作品のようだ。

2話も適度に暗い線で十分鮮明に見えるところが大半だけど、ぼかしの影響で特に細い線が黒浮き気味になり、カットによってはメリハリのない絵になっているところもあった。

補間の効いたリサイズでも少しジャギ感の強い線で、それを少しぼかして整えた特徴だけど、拡大時の乱れもなく縦720の特徴もはっきり残っていて、2話本編はHV1280。確認した映像の範囲では特徴は変わってもサイズは統一されている。

アウトブレイク・カンパニー 2話


局:TBS
放送日:2013/10/10
制作:feel.
評価:HV1280


鮮明なところは少し横長の楕円分布になるけれど、全体では横の伸びがもう少し悪く小ぢんまりした分布になるところが多い。あまり暗くない線でコントラストを抑えたシーンが多く、少しソフトな絵に見える環境も出てきそうなバランス。

ノイズの粒が残るくらいのノイズ効果のチラつきもあるけれど、目に付くような劣化も少なく、映像の特徴の割には安定感のある放送画質になっている。

全体に線が非常に滑らかで、線の輪郭に注目すると高精細っぽくに見えるけれど、比較的鮮明な横方向は1280の特徴も断片的に残っていて、これもHV1280。

サムライフラメンコ 1話


局:フジテレビ
放送日:2013/10/10
制作:マングローブ
評価:HV1280


これも横の伸びが悪いフジテレビらしい分布だけど、縦もそれほどでもなく鮮明な場所でもこの程度。全体ではもう少し小さい分布になるところが多い。線があまり細くなくしっかり暗いくっきり鮮明画質に見えるけれどバランス志向な作り。

ここしばらく鮮明さ優先の癖のあるリサイズを使っていたマングローブも、この作品では乱れの少ないリサイズに変わり、ジャギ感の弱い線になった。

元絵の特徴も良く残っていて線だけ見ると高解像な映像に見えるけれど、細い線や線間隔の狭い描写などには縦720のジャギもきれいに残っていて、これもHV1280。


ガリレイドンナ 1話


局:フジテレビ
放送日:2013/10/10
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280+/810


縦の伸びは悪くないけれど、フジテレビボケの影響か横の伸びがかなりわるくばっさり切れたような分布になってしまっている。ノイズも出やすく周囲が明るくなるところも多い。

BSフジもフジテレビに近いボケ局化したままなので、BSフジでの放送も無くなったけれど放送されていても大差ない劣化画質だろうし、フジ以外の地上波が放送の方が良い画質の局が多そう。

映像自体は線も適度に暗い高コントラストの鮮明HV。ノイズ効果もあって少し不安定でも線が荒れて見えるほどでもなく、劣化後のフジの中で比べれば印象はそれほど悪くない方。

番宣は縦810だったけれど、1話の映像にも比較的乱れの少ない縦810のジャギがしっかり残っていて、1440x810という地味なサイズながらようやくHV1280+のA-1作品が登場。OP, EDも本編と同じサイズになっている。

国産のCG作品は今でも大半が1280x720だけど、この作品ではCGにもきれいに縦810のジャギが残っている。この作品に限った話ではないけれどHV1280+のアニメ内で使われるCGはアニメ絵と同じ高精細映像になっているので、CG利用の作品も激増している分1280x720超のCG映像を目にする機会も増えてきた。

蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/10/10
制作:サンジゲン
評価:HV1280

基本2Dっぽい絵の3DCG作品。


鮮明なところは横長でもそれなりに大きな分布になるけれど、CG感の軽減を狙った効果の影響か、一回り以上小さい分布になるカットの方が多い、ややソフトなHV画質になっている。

輪郭線を描く3DCGで、いかにもCGらしい乱れのない1280x720ジャギが残っているけれど、最低限のアンチエイリアスはかかっていて線がガタガタに見えるたり、破線状になってしまうようなところはほとんどなく、角度的にバランスが良いところは1フレームの静止画で見るとCGとわからないくらいの絵に見えるところも少なくない。

逆にコマ送りで見ると3Dで2Dっぽい絵にする弊害で変顔になっているフレームも少なくない。ほとんど違和感が無いように丁寧に作っているところがある分、3Dモデルがそのまま見えてしまっているカットの陳腐さが気になってしまうところも多いし、今後は全体の底上げに期待したいところ。