2010年3月26日金曜日

ブルーレイ発売直前! 「R.O.D」「かみちゅ!」特別プレビュー

BDの宣伝が中心の番組というのも珍しい。劇場版の宣伝含め3作品をチェック。

R.O.D



★4:3アニメです


局:TOKYO MX
放送日:2010/03/26
評価:4:3-p/483

TVの多分2話のフレーム。どこも似たような分布になるけれど円に近い分布でもそれなりにジャギ感もある、いかにもアプコンな映像。当然ちゃんとフレームで拡大された状態で、下手なHVより縦の伸びはよいくらい。若干自信がないけれど縦は483程度で大半のSD-pアニメに近い数字に見える。

2年前のMXで放送された時の分布も横は大差なく、アプコンは普通に-ipだったので、その分縦が伸び悩んでいる。この記事ではL字の話を書いているけれど、分布は通常の状態のフレームを見ています。

特に誉めるようなところもないけれどオリジナル尊重の方向としては無難な画質かな?フィルタ処理で鮮明に見せるアプコンBDではちらほらあり、オリジナルの質感を変わったとしてもその方がよいという人も多いだろうし、こんなものかな?という程度の感想を持つ人が多くなりそう。




評価:4:3-p/不明

おそらくOVAのフレーム。縦のボケが強く伸びが悪い。解像度やボケ理由など、なぜこの状態なのか推測できそうな特徴も見出せない。



かみちゅ!


評価:SD-p/解像度不明


BDCMの-ipアプコンから、ちゃんとフレームで拡大された状態に変わった。BDの宣伝なので、おそらくこの状態なのだろう。流石にEDの文字は入れなおしかな?

雑な検証だけど話数によって少し異なるように見え、1話のフレームはどうも全体に縦の伸びが悪いところが多い感じ。



多分2話のフレーム。少し縦長のSD-pらしい分布になっている。放送回で画質の変わるアニメも珍しくないし、SDの状態でも少し違うところあるのだろう。


SDの状態からあるリンギングも残っているのか、線の周りに少しノイズがある。元からジャギ感のない絵なので線はなめらかに見えるものの、オリジナル尊重としてもちょっと工夫して欲しかったという気分になる出来。

鮮明に見えるかという要素だけで比較すると、PS3含め過剰とも思えるくらい補正してくれるアプコンで見るDVDの方が勝ってしまう環境もありそう。DVDは細部の潰れもあり色情報の不足による劣化も大きいので、BDの安定性には勝てない部分も多々あるけれど、DVDをくっきりアプコンで見ている人はものたりない画質かも。

ジャギの特徴がほとんどなく、大雑把にも縦の解像度がどのくらいなのか判断できない。分布からスクイーズからのアプコンなのは間違いないだろう。




宇宙ショーへようこそ


評価:HV1280+


新作劇場版の映像はそんな微妙なアプコン画質を強調してしまうような精細なHVで、やや横長気味のところは多いけれど大きな分布で十分鮮明。

特にCG部は精細で、最低でも縦900以上で1080を越えているように見えるところもあるくらいだけど、このくらいの高精細になると圧縮での微妙な劣化も判断に影響してしまうため、正確な数字は今のところ確認できず。




変わった宣伝番組だったけれど、故意に見せないようにしているとしか思えない例が多い中、発売前にちゃんと見せる姿勢は評価したいところ。

超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!


局:テレビ東京
放送日:2010/03/26
評価:HV1280


BSJAPANと同じフレーム。BSの方は左右にロコの分布が見えるという画質に関係しない部分の差程度で、安定した場所では判別が困難。


意図的に選べばBSの方が状態のよいところも、地上波の方がよいところもあるけれど、大雑把には動きの大きな部分ではBSでのブロック化が大きく、逆に動きの少ないところはBSの方が細部の潰れやノイズが少ないといういつも通りの傾向。

真・恋姫†無双 ~乙女大乱~ 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2010/03/25
評価:額縁-ip/486(A)


MXの春アニメの番宣がWORKING!!に偏りすぎているなかようやく確保したので、例によってまったく参考にならないだろうけど見ておく。

いつもの奇妙な分布のノイズだらけの額縁。コンポジノイズもあまり気にならないくらい絵の部分はボケが強い。CMはキー局含め相変わらず額縁も珍しくないけれど、アナログレタボ化で本格的に額縁も淘汰の時代に入りそう。

会長はメイド様! 番宣


局:TBS
放送日:2010/03/25
評価:HV1280


中間的な分布で少しソフトなHV画質。TBS木曜夜アニメは春もHV2本を維持しそう。

正確に縦720の特徴が確認できるけれど、ジャギ感の強い絵をぼかしたようにも見え、線のコントラスト低下の影響で分布以上のボケを感じるシーンもあり、ちょっと雑な印象。