2015年4月17日金曜日

アニメミライ2015 クミとチューリップ


局:BSアニマックス
放送日:2014/04/12
制作:手塚プロダクション
評価:HV1280+/905.5


これも大きな円分布になる鮮明HV。黒に近いはっきりとした線で、朝アニメに多いメリハリのあるすっきりくっきり画質になっている。

十分滑らかな線に見えるけれど比較的ジャギの特徴も強く残っていて、縦900に近い特徴が広範囲に残っているけれど少しズレがあり、縦は905.5とまた中途半端な数字になっていた。


1610x905.5程度の情報が残っているので1600x900より上のサイズで作っているはず。整数で16:9になる数字で一つ上は1616x909なので、元はこのサイズ少し欠けたパターンかも? HV1280+では制作固有のサイズが多く、最近ではサテライトが既存の制作が使っていなかった1568x882を狙ったように採用しているし、憶測でしかないけれど1440x810~1600x900の間は埋まってしまったので、手塚プロがどこも使っていない1616x909を選択したのでは?と考えたくなってくる。

最近は同じ制作が続かず持回りでいろんな制作が参加しているけれど、大半は通常の制作の特徴そのままで作っていることが多く、特にアニメミライだから頑張るということは少なかった。今年はHV1280+常連のJCとディーンに加え、他2制作も通常より上のサイズで作ったことで1280x720がなく、初めて4作品すべてHV1280+で揃った。

アニメミライ2015 音楽少女


局:BSアニマックス
放送日:2014/04/12
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873

縦の伸びが枠を超えるくらいに見えるけれど、細かいノイズの多さが影響しただけで絵の成分の明るい部分はそこまで大きくない。といっても十分巨大な分布で精細感の高い鮮明HV。


すごく似ているというわけではないけれど、桜Trickを思い出さずにはいられない、とてもディーンっぽい作りの映像。

細かいグライン風ノイズがあった影響か非常にノイズの多い映像で少しざらついた感じの絵見える。BSアニマックスはノイズ効果の粒が潰れにくいけれど、その傾向が顕著に出ている例かも。

このアニメでも縦は873で、元は1552x873のディーンHV1280+標準。

アニメミライ2015 ハッピーカムカム


局:BSアニマックス
放送日:2014/04/05
制作:SynergySP
評価:HV1280+/837


大きな円分布になっているけれど、映像で見ても1280x720クラスではないとわかる精細感がある。少し強めのぼかし効果があり線の輪郭がソフトになっているけれど、線もしっかり暗く鮮明さも十分。

雑な作りというわけではないけれど、CG背景が簡素な作りで安っぽい映像になってしまっている印象。

鮮明な映像を後からぼかしたような特徴で僅かに乱れもあり、誤認しそうになったけれど、縦は837で元は1488x837のHV1280+で間違いなさそう。

アニメミライ2015 アキの奏で


局:BSアニマックス
放送日:2014/04/05
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/918

新番優先で保留していた今年のアニメミライ作品。

極端に大きな分布ではないけれど巨大と言ってもよさそうな円に近い分布になる。細めの線でもしっかり暗く、近年のJCに多い鮮明かつ鮮明な情報量の多い映像に仕上げている。

線の輪郭も非常に滑らかなでわかりにくいけれど、断片的ながら正確に縦918と断定できる特徴が広範囲に残っていて、元は1632x918のHV1280+。