2010年11月18日木曜日

ヤッターマン 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/11/18
評価:SD-p/48x

日テレ1話と同じところ。アプコンとしても大きいというほどではないけれど少し縦長のSD-p分布。僅かにキッズの方が伸びが良いけれど、判別できるような印象差はなくほとんど同じ画質に見える。

キッズでのここ数年のアニメ作品の放送は、地上波放送と同等のマスターと考えてよさそう、というくらいと特徴が近似しているものが多いけれど、これは日テレ放送時とは絵の位置が微妙にずれているので、異なるマスターのようだ。といっても他の要素では差はほとんどなく、どちらもSD-pのちゃんとフレームで拡大された理想的なアプコン。

線はちょっと太めだけどその分ジャギ感もほとんどない線で、大半のカットはコントラストも十分。HVが当たり前という最近の視点で見ると当然見劣りする映像だけど、バランスのよい落ち着いた映像でアプコンとしてはよく見える方だろう。

キッズでは提供表示はないけれどOP後の提供バックに当たる部分だけ無茶苦茶な映像になっていた。HV→SDしたような特徴とか、雑なプログレ化で片フィールドしか使ってないフレームが多数とか、最後にSD-ipでアプコンしたような縞も出てるなど、まじめに調べる気にもならないくらい酷い状態なので放棄。

たちゅまる



局:TOKYO MX
放送日:2010/11/16
評価:HV1280

積極的に探してなかったのでなかなか見つけられなかったけれどようやく確保。アプコンだったCMと異なりかなり大きな縦長分布の鮮明HVでの放送。カットによってはPC作画の特徴の同心円状分布もはっきり見える。

分布だけで見ると横はともかく縦の伸びが非常に優秀ということでかなり高解像度?と思えるものの、実際は縦横とも1280x720のジャギがはっきり見えるHV1280。この手の短編作品ではフルHD相当の作品も珍しくないくらい高解像度化が進んでいるのでちょっと見劣りするくらい?

にも関わらず縦の伸びが良いのは、線のボケが少ないように工夫したリサイズを使っているため。比較的線も太めなので気になるような劣化ではないけれど、鮮明さを優先した分線は周期的に崩れていてジャギ感のある線になっているところもある。といってもまったく補間の効いていないリサイズとは異なる良く出来た処理で、元々PC作画的な線で最初から普通のアニメよりジャギ感のある絵という特徴に合ったリサイズという感じか。

縦の比べて横は伸び悩み気味だけど、1920←→1440のリサイズを何度も繰り返したようなノイズも多く出ているのでその影響だろう。

追記



局:TOKYO MX
放送日:2011/02/01
評価:HV1280-i(GONZO)

縞縞回もあった。