2012年7月2日月曜日

じょしらく 番宣


局:BS-TBS
放送日:2012/06/30
評価:HV1280


TBSの番宣でも大きな円分布だったけれど、BSでは少し横の伸びが良くなっている。

特にBSの方が鮮明に見えるわけでもなく、むしろ背景の描写もBSの方が潰れているし、シーンチェンジを中心に豪快にブロックノイズを生み出すいつもどおりのBS-TBS画質なので欠点の方が気になりそう。これも横1440経由の映像だった。 


色もいつものBS-TBS色になっているけれど、TBSと見比べてもあまり差を感じない。比較するまでもなくBS-TBSとわかるくらい違和感のある色になることも作品もあるけれど、これは赤味の強い絵なので影響が小さいようだ。

トータル・イクリプス 1話

局:テレビ東京
放送日:2012/07/01
評価:HV1280



少し六角形っぽくなるところが多いけれど、円に近い大きな分布。高コントラストで線もしっかり暗く、くっきり感の強い鮮明画質。鮮明さを優先したような映像ではよくあるけれど、人物が小さく描かれるカットを中心にガタガタに見えるくらいジャギ感の強い線になっているところもあるけれど、大画面を近くで見るような視聴スタイルでなければ粗さ気になることもないかな?

圧縮でつぶれて見えなくなっているだけかもしれないけれど、この作品もノイズ効果のほとんどないすっきり画質で劣化の目立たない安定画質になっている。





CGはもちろん通常のアニメ作画のところでもジャギはっきり残っていて、縦だけでなく横方向も1280x720の特徴がとてもわかりやすいHV1280。

織田信奈の野望 番宣


局:テレビ東京
放送日:2012/07/01
評価:HV1280


少し横長の楕円分布になるソフトなHV。
くっきり画質ではないものの、少し暗い絵でも高コントラストで明るい部分はしっかり明るく、分布の割にはメリハリのある映像に見えるとこもろ多い。つぶれているだけかもしれないけれどこの作品もノイズ効果のほとんど見えないすっきり画質で、圧縮劣化も目立たず比較的安定している。

ぼかし効果の影響でそのままではわかりにくいけれど、シャープフィルタで少し補正すると縦720のジャギもしっかり残っていてこれもHV1280。

人類は衰退しました 1話



局:tvk
放送日:2012/07/01
評価:HV1280


上のようにちゃんとフレームで拡大されて綺麗な円分布になるカットも多かったけれど、番宣から変わらず下のような縞カットも混ざった状態での放送。

暗部を持ち上げた明るいパステル調で線もそれほど黒くないところが多い淡い画質だけど、フィールドで拡大された下のカットでは縦にボケてしまい、演出意図以上にはっきりしない絵になってしまう環境も多いだろう。まあ元から線がはっきりしないので、 あまり気にならないかも?

縞の特徴から720→1080のリサイズしているのは間違いないけれど、上のようなフレームで拡大されたところを見ても、 細い線での描写が多く解像度限界でジャギ感の強い線になっているので縦720の特徴も非常にわかりやすい。線がそれほど黒くない要因のひとつでもあるけれど、全体に線が細すぎる感じがしないでもない。



評価:HV1280-i(GONZO)


縞解消は可能でもカットごとにバラバラなので修正も簡単ではない。さらにOPでは縞状態に縦1080で文字が入っているので縞解消すると文字が崩れるところもあるパターン。

アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia- 1話

局:tvk
放送日:2012/07/01
評価:HV1280


番宣は問題の多い変な映像だったけれど、本放送は問題もしっかり消えて鮮明なカットではtvkでも大きめの綺麗な円分布になる。映像全体のコントラストは高いけれど、遠近表現のぼかし効果があったり線があまり黒くないところも多いので、この分布でもくっきり感の強い鮮明画質という感じはしない。

ノイズ効果のほとんどないすっきり画質で普通に見ていて気になるような圧縮劣化は少なく、tvkでも十分安定した映像になっている。

ジャギ感の強い絵ではないけれど、細い線や線間隔の狭いところには縦720の特徴もはっきり残っていてこれもHV1280。

TARI TARI 1話

局:tvk
放送日:2012/07/01
評価:HV1280


tvkでも大き目の円分布になる。少し暗部を持ち上げた淡い質感でも線は適度に暗く、tvkでも十分鮮明に見える。ほとんどノイズ効果の見えないすっきり画質で特に劣化が目立つところもなく安定した映像になっているけれど、いつも通り他局ではさらに鮮明で安定感のある画質に映像になるだろう。

画質とは直接関係ないけれど、人物は2次元のルールで作画しているのに、大半の背景が3Dになっているので、人物が浮いていたり前後関係が不自然に見えるところも多い。緻密で情報量の背景は評価できるところかもしれないけれど、手で描いた背景に比べてどこか安っぽい感じがしないでもない。



しっかり補間の効いた上質なリサイズで元絵の特徴も良く残っていてわかりにくいところが多いけれど、細かい描写には縦720の特徴も残っていてこれもHV1280。