2014年3月23日日曜日

ノーゲーム・ノーライフ 番宣


局:BS11
放送日:2013/03/22
制作:マッドハウス
評価:HV1280


これも極端に小さい分布になるカットが多いボケHVだけれど、鮮明なところは少し縦長の楕円分布になる。NHK地上はボケのような分布だけど、番宣編集時に横に少しぼけるような劣化があっただけで、本放送では少し傾向が変わるかも。

全体に彩度高めで色効果を多用した映像だけど、色付きの線に加え色収差フィルタのような色ズレもあり、派手な色使いの絵になっている。そんな特徴でも適度なメリハリもあり見辛い映像という感じはあまりしない。


グレイン効果の影響か圧縮劣化もそれなりに出ているけれど、マッドハウス作品にありがちな線の崩れはしっかり抑えられていて比較的安定した画質になっている。縦720のジャギもそれほど乱れず残っていて、これもHV1280。

デート・ア・ライブⅡ 番宣


局:BS11
放送日:2013/03/22
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280


大きな分布だった1期とは比較にならないアプコン並みに小さい分布になる極端なボケ画質。ある程度暗さを維持した線が大半のカットもあるので、分布から想像するほど極端なボケ画質には見えないけれど、全体にメリハリのない絵になっている。細かい描写の潰れもあり、環境によってはアプコンを疑いたくなるような映像に見えてしまうかも?


2014冬は効果控えめの癖のないすっきりくっきり画質のアニメが多かったけれど、2014春はボケ祭りと言いたくなるくらい強いぼかし効果を多用した番宣が目立つ。

制作が変わったといってもAICから出ただけという感じかと思ったけれど、いなりの番宣辺りまではまだAICらしい画質のカットもあったものの、今のアイムズにAICらしい画質の特徴はほとんど残っていない。







この分布でもフルHDへの拡大処理ではほとんど乱れもなく、縦720のジャギもはっきり残っていてこれもHV1280。

神々の悪戯 番宣


局:BS11
放送日:2013/03/22
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280


小ぢんまりした円分布。全体に似たような分布で安定している。ソフトな質感でも特に乱れも粗さもなく、精細感のある絵に仕上がっている。

映像全体のコントラストは高く、輝度効果できらきらしたようなカットもある派手な映像だけど、カット単位で見るとコントラストやを抑えた落ち着いた質感になっているところが多い。映像の作りとしては派手なのに、画質的には地味にしたような印象。

縦720のジャギも比較的綺麗に残っていて、これもHV1280。

星刻の竜騎士 番宣


局:BS11
放送日:2014/03/22
制作:C-Station
評価:HV1280


C-Station初の元請制作作品。

少し角ばった感じでも大きめの円に近い分布になる鮮明HV。線もしっかり暗いメリハリのあるくっきり画質になっているけれど、カットによってはガタガタと表現したくなるほど全体にジャギ感の強い線になっている。本放送ではもう少し落ち着いた絵になるかもしれないけれど、どことなく安っぽい作りに見えてしまうのは初作品では仕方ないところかな?

比較的すっきりした絵に見えるけれど、動きのあるカットの劣化はBS11の平均以上で不安定。ちらつきらしいちらつきは見えないけれど、潰れただけでしっかりノイズ効果が掛かっているのかもしれない。

ガタガタな線なので縦720の特徴もわかりやすく、これもHV1280。C-Station公式を見るとフルHD含め多くのHV1280+作品に携わっているのでちょっと期待してみたものの、無理せず無難にHV1280を選択したようだ。

ラブライブ! 2期 番宣


局:BS11
放送日:2014/03/22
制作:サンライズ
評価:HV1280+/810


比較的鮮明なカットでもこの程度で、1期1話と比べると一回り以上小さくなるカットばかり。中にはアプコン並みに小さい分布になるところもあり、番宣映像で見る限りぼかし効果を多用して1期よりボケ気味の絵に変えているようだ。

ただ、狙ってやっているというより、線の輪郭も少し崩れて見えるカットも多く、1期より雑というか、技術的に少し劣った作りになった感じがしないでもない。PVや番宣だけがそんな特徴という例は多々あるので、本放送は1期と大差ない質感に向上するかも?

この分布でも細かい描写はそれなりにあり、特に細かい描写には縦810のジャギもはっきり残っていて、1期同様1440x810のHV1280+。

一度HV1280+で作ってもあっさり1280x720に戻る制作が多いのでちょっと心配していたけれど、ラブライブはしっかりHV1280+を維持してくれそうだ。

マンガ家さんとアシスタントさんと 番宣


局:BS11
放送日:2014/03/22
制作:ZEXCS
評価:HV1280-HALF


傘付きの極端な横長楕円分布。BS11の番宣でも最近ちらほら出てくる1080iの片フィールドを捨てて拡大した映像。実質縦540程度の絵なので線がガタガタになっている。放送予定の文字はちゃんと縦1080で入っているので、番宣用の加工時に劣化したのだろう。

基本は線もしっかり暗い高コントラストの鮮明HV。効果も控えめで癖のないすっきり画質に見える。

縦方向の情報が失われているので、横方向の特徴しか確認できないけれど、ほぼ正確に1280のジャギが残っているカットもあり、元は普通にHV1280。

史上最強の弟子ケンイチ 闇の襲撃 番宣


局:BS11
放送日:2014/03/22
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280


鮮明なカットは大きく綺麗な円分布になる癖のない高コントラストのくっきり鮮明画質。線も全体に滑らかでリサイズ時の乱れもほとんどない。

ノイズ効果がほとんどないのか圧縮劣化が非常に少なくBS11でも安定した画質になっている。

 
縦720の特徴も綺麗に残っていて、これもHV1280。

ドラゴンボールZ 神と神 特別版


局:フジテレビ
放送日:2014/03/22
制作:東映アニメーション
評価:HV1280



フジテレビボケの影響もあるだろうけど、最初からにソフトなHV映像だったと思えるくらい小さい分布になる。線もあまり黒くない上、強いぼかしの影響もあって細い線の黒浮きも多。これもフジの劣化の影響かわからないけれど、線の輪郭も少し荒れていて、どこかはっきりしない絵に見えるシーンがほとんど。


縦720の十分近い数字なのは間違いないけれど、アニメ絵より鮮明なタイトルロゴには縦720のジャギもはっきり残っているので、アニメ映像も正確に縦720で間違いないだろう。タイトルのところでテレビ用に付け加えた"特別版"の文字は普通に縦1080の解像度になっていた。