2012年12月18日火曜日

そらのおとしもの f(フォルテ) 1話


局:BS11
放送日:2012/12/14
制作:AIC ASTA
評価:HV1280

2010秋はまだボケ局だったけどBS11では未放送だったのでチェックしておこう。

MX, tvk(2010)と同じところ。

MXより横の伸びが少し良く、大きな円分布になっているけれど、見た目の鮮明さはほとんど変わらない。

細部を拡大してみると、むしろBS11の方が線の乱れやノイズが多い。背景の微妙な描写もBS11の方がブロック化しかかったような崩れが目立ち、MXの方が安定した画質だった。

生徒会の一存 LV.2 番宣


局:BS11
放送日:2012/12/16
制作:AIC
評価:HV1280

配信前のCMもチェックしているけれどあらためて。


中間的な分布のソフトな質感のHV画質。前回見たCMより少し悪い分布になっているけれど、初期宣伝用映像とちょっと作りが違うのか、番宣の編集での劣化なのかは本放送で再確認。

暗部を少し持ち上げたコントラスト控えめ、彩度も低めの落ち着いた質感の映像。

AICらしい細い線での描写の多い精細な絵で、線の黒浮きが激しいカットもあるけれど、バランスの悪さが気になるほどでもない。ただ、普通に見ていても線がガタガタになっているのがわかるくらいジャギ感の強いところもあった。

しっかり補完の効いたリサイズで線に注目するとちょっと高精細な元絵の特長が強く出ているけれど、線周辺のノイズには縦720の特徴もしっかり残っていてこれもHV1280。

gdgd妖精s 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2012/12/17
評価:HVFULL

タイトルそのままの2期番宣。

1期同様枠に超えるような巨大分布になるフルHDの3DCG。

1期では顔のパーツなど粗いジャギが見える低解像度のテクスチャを使っているところがほとんどだったけれど、そんな粗さは感じない映像になったようだ。

NEXT A-Class


サイト:youtube
配信日:2012/11/16?
制作:Production I.G
評価:HV1280+/864


かなり大きい円に近い分布の精細HV。BSの1920局でも大半は横1440x1080を経由しているので横が切れた分布になってしまうけれど、横方向も切れずに伸びが良く、フルHDのマスターをそのままアップロードしている。youtubeの1080p配信映像でも1440x1080経由のソースは少なくないけれど、BS放送より1920を維持した映像を多く見ることが出来る。

フルHD配信といても枠をはみ出すほどの巨大さでもなく、フルHD制作映像ではない。特にCG部分はジャギの特長がはっきり出ていてわかりやすいけれど、IGの高精細アニメではおなじみ、もえたんBASARAの1536x864。


全体に線があまり明るめでくっきり画質というほどのメリハリはないものの、線も細く精細感の高い映像。動きの激しいところでもブロックノイズだらけになるような破綻はなく、十分安定した映像に見えるけれど、細部は相応に劣化していて極めて優秀というほどの高画質でもない。それでも放送に比べると目に付く劣化が少ない分、良く見える映像にはなっている。




戦勇。 番宣


局:テレビ東京
放送日:2012/12/16
制作:Ordet×LIDEN FILMS
評価:HV1280


大き目の円分布になる夜アニメっぽくない明るく高コントラストのくっきり画質。軽微なノイズ効果を使ったちらつきもあったり、カットによっては軽くグラデーションを掛けているところもあるけれど、基本べた塗りのすっきり画質に見えるところがほとんど。

適度な太さでしっかり暗い線に見えるところが多いけれど、細い線で描いているところも多く、解像度限界でジャギの特長がはっきり出てしまっているところもあり、その影響か微妙に四角感のある分布に見えるところが多かった。

その特長のおかげで縦720のジャギが非常にわかりやすく、これもHV1280。

進撃の巨人 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2012/12/13
制作:WIT STUDIO
評価:HV1280

春アニメでもしっかり動くアニメ映像を使った番宣。


少しソフトなHV画質で小さめの円分布になるところが多い。全体のコントラストは十分高いけれど、線があまり暗く、輝度効果でコントラストが浅いところも多いのでくっきり画質というほどのメリハリはない。彩度も控えめで派手さを抑えたような落ち着いた質感。

良く動くので圧縮劣化も出ているけれど、派手に動きの割りには劣化は抑えられていてボロボロに破綻したフレームは少ない。ノイズ効果は使っていないか軽微なスッキリ画質になりそう。

線も滑らかに見えるけれど乱れの少ない縦720のジャギもしっかり残っていてこれもHV1280。

D.C.III~ダ・カーポIII~ 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2012/12/15
制作:風見学園公式動画部
評価:HV1280/675

縦に少しボケて横長の楕円分布になる。ラグランジェほど強烈ではないけれど、同類の色収差っぽい効果が入っていて、画面隅に近くなるほど色ずれした線になっている。線も細めで黒浮き気味ではっきりしないところも多く、環境によっては目が疲れそう。

特番で流れたゲームOPは縦900の高精細映像だったけれど近い特長は見当たらない。分布通り縦方向は少し荒れ気味だけど、線間隔の狭いところのジャギは縦675になっていて元は1200x675っぽく見える。これはfeel.っぽい数字なので今回もfeel.絡みでの制作なのかな?

革命機ヴァルヴレイヴ 番宣



局:TBS
放送日:2012/12/14
制作:サンライズ
評価:HV1280

画質評価には不向きな番宣だけど、CGでも一応動きはあるので確認しておこう。


比較的安定したフレームでも小ぢんまりした分布になるちょっとソフトなHV。ジャギ感軽減のために少しぼかして整えた影響かな?
 
そのままではわかりにくいけれど、シャープフィルタで補正するとCGらしい乱れの少ない縦720のジャギがはっきり見えてくる。この映像で本放送の画質の予想は無茶だけど、解像度的にはやっぱりHV1280になりそう。



評価:HV1280-i(SPICE)


一部フィールド拡大の縞カットが混ざっていた。

CLAYMORE 傑作選 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/12/13
制作:マッドハウス
評価:SD-ip/483?


日テレでは額縁だったクレイモア。

額縁ではなくてもレタボズーム以下のちっちゃい四角っぽい分布の2007年作品とは思えないくらいのボケ画質。BDのCMの映像も大差なく、まさかこのレベルのままとか?


マッドらしいグレイン風ノイズの強い絵でボケも強いので誤認の可能性もあるけれど、この枠の過去の傑作選と同じアプコンっぽい特長で縦483に見える。

横540くらいのレタボから拡大すると似たような分布になりそうなのでレタボ経由の可能性も高そうだけど、粗いジャギが出ているけれど、ノイズ効果の影響で劣化が酷くLB-SD-ipと判断できるような特長は見つからなかった。

ポーリー・ポケット


局:キッズステーションHD@旧e2
放送日:2012/12/08
評価:HV960/576

3DCG短編。英国産キャラらしいけどアニメの制作がどこなのかは不明。本家公式のyoutube配信は2012年の日付だけど、検索すると2011年の映像もあるので2011年作品なのかも?

輪郭線のないCGでは境界のはっきりしない分布になることが多いけれど、これもそんな傾向。それでも伸びは悪くなく、見た目の鮮明さもまずまず。

背景などではCGらしいガタガタのジャギが見えてしまっているところも多いけれど、人物の輪郭などは少しソフトに仕上げていて全体としてはそれほど粗さは感じない。背景のジャギがはっきり見えるのでとても数えやすく、海外作品含め比較的珍しい1024x576の16:9だった。

トリコ 85話


局:フジテレビ
放送日:2012/12/09
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/810


1話での?評価のまま長く放置していたけれど、ようやく確定してようそうな特長が見つかったので修正。

少しソフトになり、分布でも小さくなっているけれど、太めで黒に近い線の高コントラスト映像なので、絵としては非常に鮮明に見える。

線が滑らかな上フジテレビ劣化のノイズの影響もあって断定できるような特長がないカットばかりなのは相変わらずだけど、極端に線間隔の狭いところで比較的はっきり縦810のジャギが
出ているところが見つかり、どうやら元は1440x810のHV1280+だったようだ。さらに86話では、日光の効果の集中線的な部分に縦横とも1440x810のジャギがはっきり出ているところも見つかったので他の東映アニメーション制作同様これもHV1280+で間違いないだろう。