2012年1月11日水曜日

あの夏で待ってる 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/10
評価:HV1280


番宣から特に変化はなく大きめの綺麗な円分布になる鮮明HV。夏の描写では意図的に白飛びするくらい明るく表現する作品が多いけれど、このアニメは高コントラストでも暗部はしっかり暗く表現している。その分彩度も高く見えるけれど、全体に少し重い感じのする絵になっている感じ?

ジャギ感がなくなる程度に僅かにぼかしていて若干太めでも滑らかな線に見えるけれど、少しシャープフィルタで補正すると縦720のジャギもわかりやすくなり、これもHV1280。

720→1080のリサイズは普通だけど、撮影時のリサイズの問題か縦方向に少し揺らぎがありジャギ感も強め。すっきり画質を避けて意図的な質感かもしれないけれど、少し荒れた絵をぼかして整えたように見えなくもない。

パパのいうことを聞きなさい! 1話



局:TOKYO MX
放送日:2012/01/10
評価:HV1280

MX, tvk同じところで比較。

少し横長の楕円っぽい分布。比較的鮮明なところでも少し暗部を持ち上げたコントラスト抑え目での映像で、演出上の効果なんだろうけどコントラストの低い明るいシーンも多い。全体にくっきり感の弱い絵だけど、演出意図があるのかよくわからないところでも線の黒浮きが目立つなど全体に見た目の鮮明さ不安定でちょっとチグハグな印象。

分布もあまり良くない感じはするけれど、比較的線の乱れが大きく輝度ムラもあり、その粗さを誤魔化すために強めにぼかした結果、線の黒浮きが酷くなった徐々に問題が蓄積してどこかはっきりしない絵になってしまったようにも見えてしまう。

番宣
もわかりにくい映像だったけれど、番宣より安定している本放送も同様にわかりにくい状態。それでも縦720から少しずれていて、縦は675になっているようだ。今期はエリアの騎士にも同じ数字の特徴があったけれど、1200x675の整数で16:9になる組み合わせの一つ。線も荒れ気味で間違いないと断言するには少し不安も残るけれど、偶然にしては切りのいい数字だし、他にも例があるので大丈夫かな?

1200x675も1280からそれほど大きく離れていないのでここではHV1280扱い。




局:tvk
放送日:2012/01/10
評価:HV1280

これもMXより横伸びが少し悪く一回り小さい分布になるtvk。静止画で比較すると少しボケていることもわかるけれど、元からソフトな絵なのでボケの影響も目立たず判別も難しいくらい似た絵になっているところも多い印象。



追記
feel.制作ではヨスガノソラも正確に縦720と言える特徴がなく?付きのまま1年以上放置状態だった。当時のデータを再確認するとこのアニメ同様ジャギの特徴がはっきりしないので断言はできないけれど縦675っぽい特長があり同じだった可能性が高そう。去年のまよチキ!はこのアニメとは線の特徴も大きく異なる縦720に見えるフレームもあるものの、全体としてはジャギ感の非常に弱い絵で675に近い特徴があるような無いようなよくわからない状態で、誤認もしくは混合状態だった可能性もありそう。ということでfeel.視点で再検証してみる価値もありそうだ。

戦姫絶唱シンフォギア 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/01/10
評価:HV1280

MXと同じところ。

僅かにキッズの方が大きいように見えるけれど、ノイズの分布に埋もれているだけのようだ。

動きの少ないところでもキッズらしいブロック化しかかった周期的な崩れが出ている。冒頭の雨のシーンのように情報量が多いところになると、MXの方が崩れが大きいところも稀にあるけれど、線の乱れに注目すると、MXの方の方が圧倒的に安定感がある。

背景はキッズの方がディテールが良く残っているところもあるけれど、精細な絵の少ないアニメなのでキッズの方が緻密な絵とはっきりわかるようなところもほとんどなく、このアニメに関してはMXの勝ちと言ってしまってもいいかな。

散発的にしかチェックしていなけれど、キッズでは横1920を維持した映像はまだ未確認で、これも横1440経由の映像だった。