2012年3月24日土曜日

劇場版 TRIGUN -Badlands Rumble-


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/03/24
評価:HV1280

初回放送ではないけれど2010の劇場版。

ここは極端な横長分布になっているけれど、縦の伸びは同じ程度で横の伸びが悪く円に近い分布になるところも多かった。

ソフトなHVでも線も太めでしっかり黒く、むしろ鮮明さを感じるくらいの絵に見える。マッドハウスらしい強いグレイン風ノイズもあり、細かいところでは劣化も目立つ放送には厳しい映像だけど、線の太さに助けられた感じで普通に見ていても荒れた感じはそれほどない?

それでも拡大して見ると線はぼろぼろというくらい荒れ気味で縦540化現象が起きているために一見HV960と思ってしまいそう。分布通り横方向は縦ほど荒れていないので1280周期のジャギも容易に見つかり、縦も比較的安定しているところではちゃんと720のジャギも残っている。映画でも黒帯なし文字は縦1080のいつものパターンで、これも最初から16:9のHV1280で間違いないだろう。

この作品も横1440経由のソースでの放送だった。

リロ アンド スティッチ 1話


局:Dlife
放送日:2012/03/24
評価:HV960

テレ東と同じところ。

大きくてもはっきりせず2重にも見える分布はテレ東とほぼ同じ。ただDlifeは横がばっさり切れているのに対し、テレ東は横の伸びも良く、周囲のノイズもDlifeの方が多い。別のフレームでは劣化で少し小さい分布になっているところもあり、テレ東の方が安定画質になっている。逆に背景のディテールはDlifeの方が良く残っているので、元映像の特徴を削らず残そうとするとDlifeもBS局に多い傾向に近いようだ。

安定感に差はあってもそれ以外は同じ状態で、この作品960x540。テレ東の映像は960x540で見た時右に1ピクセル絵の位置がずれていた。

現時点でDlife公式のディズニーにあるアニメ作品11本を一通りチェックしたけれど、近年の作品ばかりではないのにアプコンもなく、HVFULL一つ、HV1280が2作品、残り8作品がHV960と、HV960率が極端に高い。

ミッキーマウス クラブハウス


局:Dlife
放送日:2012/03/24
評価:HV960

これも見落としていたけれど、2006年スタートの3DCG作品。MXでも放送していたけれど見てなかったので不明。

輪郭線のないCGとはいえ、アプコンと大差ないくらいの小さめの分布でかなりソフトな映像。

それでもミッキーの黒い部分がしっかり黒くコントラストは高めなので見た目には極端なボケはないけれど、巨大分布の鮮明映像を見慣れた目にはどこか眠い絵と感じてしまう。ボケ気味の映像でも軽微なノイズ効果ある影響か、あまり動かないところでもブロックノイズが見えるところが多いかも。

これもまた960x540のジャギのわかりやすいHV960。ディズニーのテレビアニメは長く960x540が基本になっているようだ。多くの国で放送されている作品が大半で、HV基準で精細すぎる映像にしてしまうのも都合が悪いし、中間的な解像度の方が環境に依存せず見やすいという判断でもあるのかな?

ジェイクとネバーランドのかいぞくたち


局:Dlife
放送日:2012/03/24
評価:HV960

ジャンル:アニメでないので先週は見落としていたけれど、2011年と最近の作品。

伸びも悪くないけれど、上下左右に角のように伸びが分布が見えるのはディズニーのテレビアニメでは良くあるパターン。やはりこれも縦横とも960x540のジャギがはっきり見えるHV960。見て気になるほどではないけれどジャギ感の強い絵で、大きめの画面で見ると線がガタガタになっているところもわかりやすい。

十分鮮明に見えるけれど、線は色付きで明るいところが多く分布の割にはくっきり感は弱め。ノイズ効果もなく大きく動くところ以外は圧縮劣化も少ない。

実写のEDは1080p状態に見え、そのEDのクレジット表示のための枠は本編映像と同じHV960。映像を意図的に低画質化していれば実写部分も960x540になりそうだし、映像部分は放送の特長通り最初から960x540で作っている可能性が高そう。

謎の彼女X 番宣


局:BS11
放送日:2012/03/22
評価:HV1280

tvkとは尺も違う番宣で同一ソースでもないけれど同じ絵のところ。

横方向に噴出状の分布が見える奇妙な分布。見ていて気になるほど激しい劣化ではないものの線もtvkより荒れている。BS11では珍しくない劣化番宣なので、本放送はもう少し良い状態になりそう。