2011年10月2日日曜日

魔法少女リリカルなのはA’s 1話


★4:3アニメです

局:TOKYO MX
放送日:2011/10/02
評価:4:3-ip/487すたちゃ

TBSの放送で見た同じ絵のところ。まあL字は・・・

似たような分布で縞の特徴も一致している。多少分布に差が見えるけれど、局ロゴの成分も影響している。上下隅が明るいSD=iっぽい分布でも中央の分布も潰れていないすたちゃアプコン固有のパターン。

4:3なのに横の伸びが普通のアプコンと変わらず、4:3SDより悪い状態だけど、線も十分黒い高コントラスト映像なので十分鮮明に見える。SDらしいジャギが目立つところも少なく見た目の印象は悪くない。

TBSでは一部カットは487すたちゃでなく普通の486(A)のアプコンになっていたけれど今回は486のところは見つけられなかった。規制の影響と思えるような場所だけ違っていた記憶もあるのでMXは無修正なのかな?見落としただけかもしれないので間違っていたらごめんなさい。

フレッシュプリキュア! 1話


局:BSアニマックス
放送日:2011/10/02
評価:HV1280+

テレ朝で見たフレームと同じ。下はその時見たテレ朝の分布。

絵で見比べても判別できないくらい似た状態で分布でも大差ない巨大分布だけど、僅かにテレ朝の方が横の伸びが良い。といっても誤差と言ってもいいくらいの差でフレームを拡大して比較しても大差ない絵で判別できないくらい似た画質。

色もよく近似して、というより一致していて圧縮劣化の影響部分を除くと同じ色になっている。ノイズは僅かにアニマックスの方が少なく、動きのあるカットの途中のフレームでも安定して見えるところが多い。




ノイズ効果のほとんどないすっきりしたベタ塗りに近い絵なので比較的安定して見えるところもあるけれど、大きく動くところは大きく崩れているところも多く放送には厳しい鮮明精細映像。といってもテレ朝も、まだフレッシュに到達していないけれどBS11のプリキュアでもたまに気になるくらいの劣化は出ているのでアニマックスが悪いわけでもない。

迷い猫オーバーラン! 1話


局:BS11
放送日:2011/10/01
評価:HV1280

去年の放送と比較してみる。上がボケ解消後の今回の放送、下が2010春の初回放送時。

特に横方向にボケていた去年は縦長に見えるくらい伸びが悪くなっているけれど、今回は少し横の方が長く見えるくらい大きな円に近い分布になっている。

元々少し黒を持ち上げたコントラスト控えめな映像で、ボケ+副作用の線の黒浮きも目立つもやっとした絵に見えていたところや、細かい描写が潰れたり色が崩れていた部分もはっきりしている。くずんだように見える色もしっかり残っていて引き締まった絵になっているのがわかる。鮮明になったことで少しブロックノイズが出やすくなっているものの、ボケ時代も誉めるほどノイズが少なかったわけでもない。




このフレームはまだ差が目立たないところで、ボケの影響を受けやすいところはさらに縦長感の強い分布になるところもあった。

クロスファイト ビーダマン 1話


局:テレビ東京
放送日:2011/10/02
評価:HV1280

番宣の似た様な縦が切れたような横長分布になるところが多い。横の伸びが良く黒浮きもほとんどない明るく線も太めのすっきり画質なので、縦にボケていることに気付くこともなさそう。横方向のリサイズの副作用ノイズが強めで輪郭強調気味でくっきり感も十分。

番宣では縦方向の特徴は崩れてよくわからなかったけれど縦720周期の特徴が残っているフレームあり、これもHV1280。

HUNTER x HUNTER 1話


局:日本テレビ
放送日:2011/10/02
評価:HV1280


比較的小さい分布のソフトなHV画質で少し横長になるところも多い。この分布なのでカットによっては黒浮きが目立つところもあり、見た目の鮮明さも安定しないけれど、逆にこの分布にしてはしっかり線の暗さが維持されているところも多くボケ感は強くない。少しコントラスト抑え目でも落ち着いた質感で見やすい環境も多そう。

ジャギ感のない線で、フィルタで補正しても特徴がわかりにくい映像だけど、縦720周期の特徴が僅かに残っているところはあり、初期の番宣ではわかりやすい特徴も出ていたのでこれもHV1280で間違いないだろう。

デジモンクロスウォーズ ~時を駆ける少年ハンターたち~ 55話


局:テレビ朝日
放送日:2011/10/02
評価:HV1280+

前シリーズに比べて横の伸びの悪くなって楕円分布に見えるところが多い。継続的に見ていないため、話数によって異なっている可能性もあり。横に少し悪いというほど極端なボケではなく、線もしっかり黒く、くっきり感十分の鮮明画質。話数は継続で数えているようなので修正。

縦の伸びは良く細い線などに縦810のジャギも見えていて引き続き1440x810のHV1280+映像。

真剣で私に恋しなさい!! 1話


局:tvk
放送日:2011/10/01
評価:HV1280


鮮明なところは大きめの円に近い分布になるところが多い。細めの線でも細すぎない線はしっかり黒く、ベタ塗りに近いすっきり鮮明画質は、派手で凝った映像が多い土曜アニメの中(tvk+MXローカル視点だけど)では逆に新鮮。

しっかり補間の効いたリサイズで元絵の特徴も良く残っているので線に注目すると高解像映像っぽく見えるけれど、線周辺のノイズには縦720周期の特徴が出ていてこれもHV1280。


6oiで横に流れるスタッフロールにする作業での問題なのかED相当の部分の絵はHV1280-i(GONZO)の縞HVになっていた。

C3-シーキューブ- 1話


局:tvk
放送日:2011/10/01
評価:HV1280

同じフレームで比較。

全体に大きな円分布になるところが多いけれど、特に伸びのよいフレーム。MXと比較すると一回り小さいとけれど、それでもこの分布で非常に鮮明なHV。オリジナルの映像に近いのはMXだろうけど、MXでは少し輪郭強調気味になっているのでtvkの方が線周辺のノイズが潰れて自然な絵に見えるところもある。

見事な分布だけど線の太さがカット間は勿論フレーム内でも場所によって大きく異なり、太いところは線も十分黒いくっきり画質になっていても、最近増加傾向の細すぎるくらいの線で描かれているところも多いので、解像度限界でジャギ感が強いを通り越して線というより破線に近い状態になっているところがある。特に細い部分では黒浮きが目立つようになり、雑な処理というわけではないのに、どこか雑に作っているような絵に見えてしまう。

そんなガタガタな線なので縦横とも1280x720の特徴がわかりやすく出ていてこれもHV1280。バカテスで高解像度の映像を作ってきたSILVERLINKなので、これもHV1280+の予定で始めたものの、予算的に厳しく1280x720で妥協した結果、元絵と撮影解像度の差が大きくなって中途半端な映像になってしまった?とか妄想してみたり。


局:TOKYO MX
放送日:2011/10/01
評価:HV1280

解像度の限界に近い鮮明さで若干四角っぽい分布に見えなくもないMXの分布。線周辺のノイズもtvkより多いところもあるけれど、全体としての安定感はMXの方が上だろう。

番宣では複雑な塗りになっていてユニークな画風の作品になるかと勝手に思っていたけれど、よくあるグラデーション塗りの色の変化を大きくした程度でそこまで個性的な映像でもなかった。彩度も高めで効果も多用しているので普通の画質でもないけれど。

Fate/Zero 1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/10/01
評価:HV1280+


比較的鮮明なカットでは少し横長の楕円分布になるところが多い。全体のコントラストは高いものの、線の黒浮きが目立ったり、強いグラデーション効果などでどこかはっきりしない絵になっているところが多い。

くっきり画質でもなく、大半のシーンはそこまで高精細な感じには見えないけれど、番宣にあった縦855の特徴が比較的綺麗に残っているところが多く、その解像度で線幅が1ピクセルしかないような細かい描写もつぶれずに残っている。横1440放送でもほぼ正確に1520のジャギが見えているフレームもあり、同じufotableの空の境界とも一致する整数で16:9になる組み合わせの一つなので元は1520x855で間違いないだろう。

HV1280横並びの夜アニメの中では貴重な存在だけど、高精細さを十分活かした優秀な画質にも見えずちょっと期待はずれ?