2016年7月10日日曜日

アンジュ・ヴィエルジュ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/09
制作:SILVER LINK. / CONNECT
評価:HV1280+/810

アバンを除くと湯気等の影響で黒というほど暗くない線でくっきり画質というほどのメリハリのないシーンが多いけれど、特に効果のないシーンは線もしっかり暗い高コントラスト映像で、精細感のあるくっきり画質に見える。

線の輪郭はとてもなめらかでリサイズでの乱れもなく縦810の特徴もきれい残っていて1440x810のHV1280+。春の田中くんに続いて今期もHV1280+維持のSILVER LINK.。1280x720併用でもこのままHV1280+常連制作に復帰するのかも?

クオリディア・コード 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/09
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280+/810

黒浮きして見えるような線がほとんどなく、A-1にしては全体に安定したくっきりすっきり画質に見える。鮮明な分いろいろとはっきり見えてしまうので、不安になる作画のカットがちらほらあったような…

線がはっきりしているからか精細感はそれほど強くないものの、比較的乱れの少ない縦810の特徴がしっかり残っていて1440x810のHV1280+。

1280x720が消えた去年の勢いを思うと停滞気味だけど、1280x720から1920x1080まで幅のある併用でもHV1280+常連組は維持してくれそう?

一人之下 the outcast 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/09
制作:パンダニウム
評価:HV1280

これも比較的ぼかしが強くソフトなHD映像。少し暗くで彩度低めでも全体のコントラストは高く、十分鮮明に見えるカットが多い。

リサイズでの乱れはなく縦720のジャギもきれいに残っているHV1280で、純国産あるいはほぼ国産のアニメでも良く出てくる特徴ばかり。特に個性的だったり際立った特徴は見当たらず、特に上質な作りでもなければ雑と感じるところもなく、1280x720としては平均的な作りの見慣れた画質といった印象。

タイムトラベル少女 ~マリ・ワカと8人の科学者たち~ 1話

局:テレビ東京
放送日:2016/07/09
制作:ワオワールド
評価:HV1280

黒に近い線のくっきり画質が基本のように見えるだけど、シーンに合わせてコントラストを変えているので、極端なくっきり画質ではなく、線も適度に暗い癖のない鮮明画質に見えるところが多い。

それでも十分くっきり画質に見える環境が多いだろうけど、見た目の印象に比べぼかしが強く、どちらかというと鮮明さよりバランス志向な作り。ただ、これもジャギ感の強い絵をぼかして整えたような特徴で上質という感じはない。

リサイズでの乱れはなく、縦720のジャギがきれいに残っていてわかりやすいHV1280。

ベルセルク 1話

局:TBS
放送日:2016/07/08
制作:GEMBA ミルパンセ
評価:HV1280+/837

CG臭が強いものの本編の大半は線の輪郭はジャギ感も弱く滑らかな線に見えるところが多い。といっても細かい描写はガタガタになっているところも多く、上質なアンチエイリアスでもない。

2話以降見ればわかるだろうけど、意図して変えるつもりなのか効果を加える前の作りかけなのかCパートや予告は他と印象が大きく異なる鮮明映像になっている辺りが少し気になる。

3DCG主体のテレビアニメにしては見るからに高精細な映像になっていて、縦は837。元は1488x837でそれほど高解像度でもないけれど、1280x720率が異様に高い3DCGの中では頑張っている方と言えなくもない。

91Days 1話

局:TBS
放送日:2016/07/08
制作:朱夏
評価:HV1280

暗いシーンが多く線が黒に近いので十分鮮明な絵に見える環境が多いだろうけどけど、比較的強いぼかし効果を使っているソフトなHD画質。

拡大してみると彩色時の2値画像の特徴が残っているのか少し線が荒れているけれど、その分すっきり感が抑えられて作品の雰囲気に合った絵と思えるし、意図的にこの質感にしたようにも見える。

リサイズでの乱れはほとんどなく、乱れのない縦720の特徴がきれいに残っているわかりやすいHV1280。

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/08
制作:マッドハウス
評価:HV1280

明るい部分と暗い部分の差が極端なバランスでも線は十分暗くくっきり画質に見えるシーンが多い。鮮明さ優先のリサイズで拡大していて拡大時しても線の細さが維持されて、線に注目すると高精細な映像っぽく見えるところが多いけれど、副作用の周期的な揺らぎの影響で線に粒状感が出ているところもあり、むしろ粗く見えてしまうところも少なくない。

それでも荒れた絵という感じはなく、縦720の特徴もしっかり残っていて、今回もHV1280のマッドハウス。

美男高校地球防衛部LOVE!LOVE! 1話

局:テレビ東京
放送日:2016/07/07
制作:スタジオコメット
評価:HV1280+/871

少し簡素な絵に見えるところが多いけれど、精細感もまずまずのすっきりくっきり画質。比較的ジャギ感の強い絵だけど、比較的高解像度なので粗く見えるところは少ない。

補間の効いたリサイズの影響で周期の長い揺らぎがあり、1ピクセル単位での確認に苦労したけれど、縦は871と整数で16:9にならないHV1280+だった。計算では1548.5x871辺りの中途半端な数字になるけれど、横1440の放送でも1548.5辺りの特徴がはっきり残っている。

これより一回り大きい整数で16:9になるサイズはディーン標準の1552x873で、過去ディーン以外でこの数字は出てこないけれど、元はこのサイズで作られた映像で、拡大時に少し欠けたパターンの可能性が高そう。

この美術部には問題がある! 1話

局:TBS
放送日:2016/07/07
制作:feel.
評価:HV1280

少し明るさを抑えた暗めのシーンが多いけれど、線も黒に近くコントラスト高めの鮮明画質に見える。

線の輪郭は平均以上に滑らかで、比較的丁寧な作りに見えるけれど、以前のfeel.に多かったジャギ感が皆無で解像度推定が非常に難しい映像とは異なり、線や線の輪郭のノイズなどにも縦720の特徴がはっきりの残るわかりやすいHV1280になっている。最近のfeel.はこのタイプの映像が増えた。

悪くなったということではなく、線の滑らかさだけでなく鮮明さも意識して作っているように見える。特に放送では、以前の作りの映像より圧縮劣化での線の乱れが減るプラスの影響も出ている。

はんだくん 1話

局:TBS
放送日:2016/07/07
制作:ディオメディア
評価:HV1280

黒に近い線の高コントラストくっきり画質。

線の輪郭もなめらかで高精細な映像っぽく見えるところも多いけれど、カット(あるいはズームなどのカメラワークの影響)によって線の細くなっているフレームでは解像度限界でジャギ感の強い絵になっているフレームも結構見つかる。

リサイズでの乱れはほとんどなく、縦720の特徴がきれいに残っているわかりやすいHV1280。

レガリア The Three Sacred Stars 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/07
制作:アクタス
評価:HV1280+/900

久しぶりのアクタス。

一目で1280x720クラスの映像ではないとわかる高精細映像。若干コントラスト抑えめでも十分鮮明に見えるシーンがほとんど。

撮影の処理が統一されていないのかカットによって若干作りが異なり、リサイズ品質も一定ではないけれど、見た範囲どのカットも縦900の特徴が残っていて、今回も元は1600x900のHV1280+。

魔装学園HxH 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/06
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280


少し色味を帯びた線でも十分暗く、高コントラストのすっきりくっきり画質に見える。

後処理で適度な太さに仕上げているので極端に細い線にには見えないけれど作画時の線はかなり細く、縦だけでなく横方向にも1280x720のジャギがはっきり見える辺りはAICを思い出す特徴。AICではその影響で線の黒浮きが目立つことが多かったけれど、完成した絵では適度な太さに見える線になっているので、その点は改善されている。ただ全体ではそれなりに滑らかに見える線が多いけれど、カットによっては線のガタガタさが気になる環境も出てきそう。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! 3rei!! 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/06
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280

少しぼかしが強くソフトな絵に変わったけれど、初期からくっきり画質ではないので前シリーズと比較して印象が変わる環境は少なそう。ジャギ感の強い絵をぼかして整えたような作りで、細かい描写が潰れ気味に見えるところが多い。

リサイズでの乱れは少なく、縦720の特徴もきれいに残っていて引き続きHV1280。